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欧州議会副議長は中共に曹東さんと梁キン暉さんを釈放するよう促す

 【明慧ネット2006年7月11日】欧州議会副議長エドワード・スコット副議長は先日、欧州議会ジョセップ・ボレル議長に対し、中国を訪問する際、中国当局に対し、法輪功学習者・曹東さんと梁キン暉さんを釈放するよう呼びかけると同時に、欧州議会の議長が中国の人権弁護士・高智晟氏と面会するよう促した。

 曹東さんは、エドワード副議長が今年5月に、「欧州民主と人権」の特使として、北京で3日間にわたる考察をした際、面会した2人の法輪功学習者のうちの一人であるが、面会後に中共に逮捕され、いまだ拘留後の状況は不明である。梁キン暉さんは、四川濾州の精神病患者であるが、共産党からの脱党および法輪功に関連を持ったため、精神病患者には、受刑能力がないという司法鑑定書を持っているにも関わらず、今年5月に、2年半に実刑判決を言い渡された。

 情報によると、エドワード副議長は、中国国内で面会し、かつ法輪功の迫害を知った初めての西洋の政治家である。彼は、人権問題として、中国の高智晟弁護士と話した後、公開状および調査報告を公表し、EUおよび人権組織が、法輪功の受けている人権侵害に関心を寄せるよう呼びかけた。

 エドワード・スコット副議長のジョセップ・ボレル議長宛の書簡の原文は明慧ネットを参照。

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2006/7/11/132746.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2006/7/12/75393.html