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日本列島における法輪大法の伝播(写真)


 文/日本大法弟子

 【明慧ネット2006年7月5日】日本というと、人々はすぐ富士山、トヨタ自動車、ソニー電器等を思いつきます。人口1億2600万人が38万平米の土地で生活し、勤勉と信用を元に多くの世界ブランド製品を創り上げ、世界第二の経済大国となりました。日本での生活の最大の特徴は便利さと言えるでしょう──サービス業の高度な発達、自動化装置の運用,全国に広がる24時間コンビニエンスストア等で、便利さを享受している人々は海外へ行くと不便を感じてしまいます。

 日本国土は4つの主要な島・北海道、本州、四国、九州と約4000の小島から構成され、形状は南北に細長く伸びて、亜熱帯、温帯、寒帯の三つの気候帯にまたがり、大陸と海洋気候の影響を受け、気温の変化が大きく、四季がはっきりしています。火山地帯特有の美しい海岸線、山や谷が重複しており、海流が運ぶ海産物は、より一層日本の魅力を増しています。桜は日本の国花であり、毎年3月に南九州で咲き始め、南から北へと北上する「桜前線」は、北海道には5 月中旬前後に到達し、美しい桜を咲かせます。

 法輪大法は島国に根を下ろす

 1997年8月下旬,10数人の法輪功学習者が東京上野公園に初の煉功点を立ち上げ、その後、法輪大法はこの島国に根を下ろした。同年9月30日,修煉者は東京のある中文新聞創刊号で法輪功を紹介し、その後次々に修煉者の修煉体験談やボランティアによる功法を教える連絡先を載せた。縁のある人は続々とやって来て、日本法輪功修煉者の人数は急速に増加した。

 
日本法輪功修煉者は富士山を背景に煉功
修煉者の集団煉功(広島,2000年8月)

1998年8月,150人余りの日本の学習者がシンガポールで開催された法輪大法修煉心得交流会に参加し,5時間に亘る李洪志先生の説法を聞き、更に李洪志先生に特別に招かれ約2時間に亘り説法が行われた。1999年3月、京都のナカニシヤ出版社から正式に日本語の『転法輪』が出版され、同年7月10日、日本語の『中国法輪功』も出版された。

 1999年7月,横浜市で開催された全日本第一回法輪大法修煉心得交流会の際、全国各地の煉功点は30以上に増加した。今では全国に50前後の煉功点があり、熊本地区の日本国籍の修煉者は数百人に増加した。

 メディアの報道により法輪功は広く知れ渡る

 
2004年9月京都祭
世界法輪大法デーを祝う(東京2004年5月13日)

日本メディアの法輪功に関する初めての報道は, 1999年2月25日の『日本経済新聞』の夕刊で、報道では「中国の気功ブーム、門徒は6000万人を超す」と題して、香港『星島日報』中国大陸法輪功の情報に関するものを掲載した。その内容は、吉林省で李洪志先生が創始した法輪功は気功の一種で、ガン等の重病を治療できる例をあげ、1992年の普及以来,修煉者は絶えず増加し、既に全国で最大の民間団体となっているというものであった。

 1999年4.25中南海和平的上申事件は、メディアの関心を引き、日本の各大手メディアは皆報道した、当時大部分のメディアは法輪功を「新興宗教団体」と称し、修煉者は直ちに日本語版『転法輪』を準備し、各メディアへ出向き法輪功を紹介した。7月10日『産経新聞』でも 「法輪功初大規模集会」と称した記事を載せ、7月17日横浜での第一回法会の時は、日本で50余りのメディアが会場に集まった。

 初日の交流会では、修煉者が法輪功を修煉後ガンが全治した体験を話し、『東京新聞』は、これを題名として報道した。修煉者は法会の期間中、記者会見でメディアに向けて法輪大法を紹介した。日本の主要テレビ局TBS、ニュース番組の中で法輪大法と交流会の実況を報道し、同時に数百人の煉功の場面を合わせて報道した。

 想像も出来ないことに、法会の翌日、中共は大陸法輪功修煉者に対する逮捕を開始し、迫害は天を覆い隠すようにやってきた。中共はデマの虚言を捏造し、法輪功を誹謗中傷した。これに対し日本法輪大法学会は緊急記者会見を開き真相を説明した。7月21 日、100人余りの修煉者は中国大使館前で抗議し、一部の修煉者は日夜大使館の前で7月29日まで抗議を続けた。日本のTBSテレビ局、フジテレビ、朝日テレビは,みな中共の法輪功迫害に関するスペシャルを放送した。中共の法輪功に対する迫害は逆に多くの日本民衆に法輪大法を知らせた。

 SOS徒歩リレーで,中国大陸の修煉者を救援する

 2001年、日本法輪功修煉者は、中共の迫害を受けている中国法輪功修煉者の救援と、日本民衆の理解と援助を得て、協力して迫害を制止する為、「世界各国で行われているSOS徒歩リレー」をテーマに、日本列島縦断の活動を開始した。通過する市、町、村に法輪大法の真相を紹介する資料を渡し、法輪功が中国で受けた迫害の現状を説明し、善良な人々の正義の支持を呼び掛けた。9月12日札幌発の北路線と、16日福岡発の南路線に分かれ,全長2300kmのリレーは、 11月14日に東京で合流した。

 
SOS徒歩リレー出発点福岡公園煉功時の奇景
SOS徒歩リレー南路線出発(2001年9月16日)

SOS徒歩リレー北路線の法輪功修煉者(2001年)

全ての機会を利用し真相を伝え、迫害に反対する

 秋葉原は日本で最も繁華な電気街であり、人が多く、中国大陸の観光客も多く、日本法輪功修煉者は7年来ずっとここに来る日本民衆と中国大陸から来た観光客に法輪功の真相を伝えている。中国人の出入場所として,例えば東京入国管理局前で、日本の修煉者は絶える事なく真相を伝えて6年になり、風雨を問わず、心を尽くしている。中国大使館前での抗議活動と真相のチラシ配りは,もう5年以上続いている。

 
法輪功修煉者は道行く人々にチラシ配り、真相伝える

毎年の正月休暇は、日本人が神社へ参拜する時期です。法輪功修煉者にとっては、真相を伝える絶好の機会です。ある修煉者は、元旦から3日まで連日新聞を配り、毎年、中断した事はありません。東京の修煉者も毎年幾つかの神社で一万部以上の真相を伝える新聞を配っています。法輪功修煉者は、「善悪には必ず報いがあり、邪は正に勝てず、法輪功の真相は天下に示され、江集団等の迫害の主犯は罪を逃れず、中共も必ず滅びる」と信じています。日本と海外各国の修煉者は共に真相を伝えることに努め、徹底的にこの迫害を制止します。

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/7/5/132242.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2006/7/8/75220.html