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イギリスの国会議員は中共の生体から臓器を摘出事件の調査を呼びかけた(写真)

 【明慧ネット2006年8月19日】イギリスのケンブリッジ市の国会議員デービッド・ホワース(David Howarth)氏は、最近、中共の法輪功学習者の生体から臓器を摘出する事件について、イギリスの政府とすべてのヨーロッパ国の政府は積極的に行動し、この告発事件の調査に参与しようと呼びかけた。
8月15日,イギリスの国会議員、デービッド・ホワース(David Howarth)氏は、ケンブリッジの開幕式で各国政府に中共の法輪功学習者の生体臓器摘出事件の調査を呼びかけた


 デービッド・ホワース氏は、2006年8月15日に、ケンブリッジ市が開催した第三回「真、善、忍美術展」に参加した際、開幕式で、この意思を表明した。彼は、中共が法輪功学習者の生体から臓器を摘出した事件を初めて聞いた時、「非常に恐ろしい、信じられない」と感じた。

 それに続いて、関連する報道を読み、特に、先月カナダ独立調査報告の作成者の一人デービッド・キルガー(David Kilgour)氏と面談後、この問題の重大性を意識すると同時にイギリスの政府にこの告発を重視し、積極的に調査を展開するように呼びかけた。

 デービッド・ホワース氏は、「カナダ独立調査団の報告の中から、非常に厳しい問題が示された。現在(中国で)発生している事件は、極めて恥ずべきことである」と述べた。彼は、「イギリスの政府とすべてのヨーロッパ国の政府は、中国政府にこの事件について、はっきり説明を求めるべきである」と主張した。
デービッド・ホワース氏は、「最近、アムネスティが唱えた全地球範囲内のヤフー(Yahoo)、マイクロソフト(Microsoft)とグーグル(Google)の三つの国際インタネート会社をボイコットする活動を強く支持する。これらの会社は、中国政府(中共)と共謀し、言論自由と思想自由を抑えるからだ」。

 彼は、また、信仰の自由と思想の自由は、全世界で保護されるべきで、信仰の自由がなくては、ほかの自由はすべて言いようがない。これらの大手会社は、経済利益を獲得する必要があるが、彼らは、できるだけ、この世の価値ある人権を支持すべきで、特にグーグル(Google)は、よい評判をうけているが、(中共と提携することを選択したのは)、将来を見通す眼力が足りない。いったん、彼の客がこの事を発見したら、自分の結論を出せるはずと述べた。

 自由民主党のデービッド・ホワース氏は、1987年以来、ずっとケンブリッジ市の議員に就任し、数年来、ケンブリッジ大学で法律と経済を教え、2005年、ケンブリッジ市の国会議員に当選した。

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/8/19/135948.html