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ハルビンの大法弟子尹安邦さんが泰来刑務所で迫害を受けて死亡(写真)

 【明慧ネット2006年8月30日】黒竜江省ハルビンの法輪功学習者・尹安邦さんは、何度にもわたって残酷な迫害を受けた。2006年8月15日の午後、チチハル泰来刑務所で迫害を受け、38歳の若さでこの世を去った。詳しい情況は調査中である。

 
尹安邦さん

尹安邦さんは1968年生まれで黒龍江省委員会党校の元教師である。1999年7月20日、邪悪な江氏ごろつきグループの法輪功に対する気が狂ったかのような迫害が始まって以来、尹安邦さんは大法修煉を放棄しなかったため、何度にもわたって会社の邪党人員に不法に拘禁された。2001年2月出勤の途中で強制的に麻薬中毒回復所に連れて行かれ、いわゆる「省直属機関法輪功学習者転向班」に入れられて強制洗脳や不法な労働教育といった迫害を受けた。その後、長林労働教養所に拘束されて残酷な迫害を受けたが、2001年4月には特に、悲惨なめったうちをされた。 

 2001年8月10日、長林労働教養所の食堂で、法輪功学習者の尹安邦さん、張林さん、魏宏偉さんなど17人はがんじがらめに縛り付けられて、強制的に横一列に並んで下に座らせられ、悪警の王恐ぁ隊の政治工作員)、王宝豊と王磊(この2人は4大隊の公安警官)他の受刑者から残忍な暴力を受けた。その中で張林さんが一番酷い傷害を受けて、2本の歯が打ち落とされた。しかも、両目は赤く腫れあがって見えない状態になった。耳には穴があき体中傷だらけだった。尹安邦さんと魏宏偉さんもそれぞれ違う程度の迫害を受けた。当時、数人の受刑者と管理スタッフがこれらの犯罪行為に参与し、副所長の石昌敬は現場で指揮をとっていた。21日、長林労働所の50人近くの法輪功学習者が迫害に反対して再度絶食抗議を行った。 

 尹安邦さんは労働教養所から出てきた後、会社からの迫害によって出勤できなかったため、ある私立学校に教員として再就職した。2005年10月彼はハルビン理工大学極東学院の授業中生徒に真相を説明したのが悪人に告発されて、学校の邪党人員によって除名され、その10日後に610に告発された。2005年11月12日の夜、哈道里国安大隊が尹安邦さんの家に乱入して彼をむりやり引っ張って行った。 

 尹安邦さんは不法に道里公安支局の留置場に拘禁された。そこで彼は邪悪の迫害を認めず、20日を超える絶食抗議を行った。命に危険が現れて、また家族が絶えず釈放するよう求めたため、検察院の不法人員らはいわゆる「保存公文書」を裁判所にまで送って不法起訴をした。2006年2月5日、尹安邦さんは、道里区邪党の裁判所から秘密な不法審判を受け、4年という不法判決が下された。そして、呼蘭刑務所に拘束された。

 2006年4月の末、尹安邦さんは呼蘭刑務所からチチハル泰来刑務所に移動させられて引き続き迫害を受けた。彼はかつて泰来刑務所で長い間迫害に反対して絶食抗議を行い、その後は50日を越える飲み物だけの断食抗議を続けた。2006年8月15日、尹安邦さんは迫害を受けつくし、つい死亡した。 

 大興安嶺松嶺区の法輪功学習者・白士俊さんは、2005年10月に不法にも4年の判決を受けたが、現在チチハル泰来刑務所で迫害を受けて、心臓病、腎臓の衰弱、肺炎などの病症があらわれて、命が危険な状態に陥っている。刑務所側はかつて省から刑務所に「疫病発生情況」による保釈禁止の指示があるといって、家族の面会も許さなかった。その後はまた「転向しない」ものとして扱われて保釈を許さなかった。

 黒竜江省泰来刑務所電話:

 応対室0452−8225443

 刑務所長0452─8229203

 紀律検査委員会、監察事務所0452─8225504

 紀律検査委員会書記0452−8229207

 駐泰来刑務所検察院0452-55120398

 泰来刑務所0452-82345377、8237256、88229376、82255147、8237274、8237943

 監獄政治科0452-8225443

 刑務所事務室0452-8237949

 監獄長趙如濱0452-8229203

 紀律検査委員会書記0452-8239203

 第8監視区長、楊秀紅の事務室0452-8238143 携帯電話13514679200

 2支区隊長李偉明

 ハルビン道里留置場0451-84378077

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/8/30/136707.html