日本明慧
■印刷版   

アムネスティ・ニュージーランド理事長:中共による生体臓器狩り事件への調査を支持(写真)


 文/ニュージーランドの法輪功学習者

 【明慧ネット2006年8月30日】2006年8月24日、カナダ前アジア太平洋局局長のデービッド・キルガー氏と欧州議会副議長のエドワード・マクミラン・スコット氏は、ウェリントンにあるビクトリア大学の法学院で公衆講演会を開き、中共による法輪功学習者の生体から臓器狩りの残酷な犯罪を暴露した。アムネスティ・ニュージーランド理事長のサイド・シンプソン氏は講演会で挨拶し、中共の暴行への国際調査を支持すると表明した。

 
アムネスティ・ニュージーランド理事長のサイド・シンプソン氏は講演会で挨拶し、中共の暴行への国際調査を支持すると表明した

サイド・シンプソン氏は次のように話している。中共による法輪功への迫害が始まった以来、数十万人単位の法輪功学習者が不法に逮捕され、アムネスティ・インターナショナルは数多くの案件を収集し、多くの人が残酷な迫害を受け、多くの写真やその他の証拠を持っている。アムネスティ・インターナショナルが持っている数多くの案件それ自体は、中共は法輪功に対する残酷な迫害は事実である。迫害に及ぶ範囲は極めて広範に亘り、そのうち、中共軍事関係者である将校、管理職に勤める警官、農民、教師……、彼らはストーカーされ、連行され、多くの人は連行中に残酷な虐待を受け、そして、多くの人は死に至った。彼らの「罪」は、我々ニュージーランドにおいては生まれ付きのただの信仰の自由、或はほとんどの国においても認められている人の基本的権利なのだ!

 シンプソン氏は、また次のように話している。同時に、我々は中共がデービッド・キルガー氏達による『中国における法輪功学習者対象とした臓器収奪の告発に関する調査報告』に対する反論において、「中国の臓器移植は国際衛生機構の要求に合致している」との弁解はまったく無事実である。なぜならば、中共による死刑囚の臓器移植ははるかに以前から存在していたことは周知のことであるからだ。このこと自体はすでに国際衛生機構の要求に反するものである。統計資料によると、最近中国の死刑執行犯の数は全世界のその他の国による死刑執行犯の数の合計より上回っている。

 シンプソン氏は、アムネスティとして、中共による法輪功学習者の生体からの臓器狩り事件への調査をもっと行わなければならないと呼びかけている。アムネスティ自身も目下関連の調査を行っていると表明している。シンプソン氏は、「アムネスティはこの事件は事実であることについてまだ証明していない」を口実にし、中共に対して真正面から交渉しない一部の政治家に対して、極めて不安な気持ちである。一つの人権団体として、我々は時にはこの種の告発に対して、完全なる調査を行うことは極めて困難な状況にあり、特に中国に関わる告発はそうである。しかし、これは政治家たちが独立調査を行わない口実になれないのである。中国において関連の調査(例えば臓器の來源、移植の場所など)は確かに困難であり、このような話題を口にするだけで、「国家機密」とされてしまうから。多くの法輪功学習者や彼らの家族、友人、同僚の不幸な遭遇を外部に話しただけで、連行されてしまう。しかし、如何なる人は調査結果が出ていないことを口実にし、国際独立調査への支持を拒否することができないのである。

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/8/30/136684.html