日本明慧
■印刷版   

子供の言動は鏡である


 文/台湾の法輪功学習者

 【明慧ネット2006年9月2日】小さい頃から、私は母の説教話を聞きたくなかった。今も、母が何度もうるさく言うのは嫌である。私の子供は思春期に入ってから、性格が悪くなり、反抗的になってきた。この子が悪くなるのを恐れて、私はいつも繰り返し言い聞かせてきた。娘の目の中には、私はうるさい母としか映らなかった。この子は、私が心配することを非常に嫌がっていた。

 一時期、私はこの親子関係の問題はどこにあるのかを探していた。小さい頃から、いつも私の言うことを聞いていたこの子が、今はこれほど変わったのだ。今日私は座禅をしているときに、やっと娘の私に対する友好的な原因が分かってきた。

 その一、私には非常に大人の話を聞かない子どもをもつ同僚がいる。当時、私の子供は、同僚の子供と同じ歳で、しかも私の子供は非常に言う事を聞いていた。私は、ずっと同僚がこれほど反逆的な子供に対して、どれほどどうしようもない気持ちになるかを知るすべもなかった。今日、私の子供の言動はまるで鏡のようだ。私は、その同僚が反逆的な子供を育てる内心の辛さが分かってきた。

 その二、私はいまだに母の言い聞かせを落ち着いて聞くことができない。私はいつも、母が言っているのは全部、いつも繰り返しているつまらない話だと思っている。私は、自分が何をするにしても自分の考えがあると思っている。今子供を見ると、私の子供は私を嫌がっている。この子はすでに大きくなっている。自分の考えを持っているのだ。子供の言動は、また私の鏡となっている。

 いまとなって私はやっと、子供が私に親切に接してくれない原因が分かってきた。実は、子供の言動は、私に自分の反逆的な考えは魔性を野放しにした現われであり、悪の現れであり、人を傷つけるものであると認識させた。同時に、子供の言動も私に身をもって他人の苦しみを体験させるようにし、私が常に他人の立場で他人のために考え、善意をもって他人を理解し、いつも対抗的な考えで対応しないように啓示を与えてくれた。

 以上は個人の考えにすぎず、適切でない所はぜひご指摘してください。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/9/2/136928.html