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中国北京の海淀病院臓器移植センター不法執刀 48時間内2回も移植手術を実施し患者死亡(写真)

 【明慧ネット2006年6月21日】2006年5月17日に発行された中国新聞紙『華夏時報』の一面に「22万人民元で48時間2回も腎臓移植手術を受けた末、患者死亡」との記事が掲載されていた。同記事は、2004年12月19日から2005年1月30日の間に海淀病院臓器移植センターに入院していた中国安徽省阜陽出身の盧暁星氏の妻で薛燕林氏が48時間の間に2回も腎臓交換手術を受け、30日後に無念に死亡したと報道した。

 

その後、盧氏は海淀病院臓器移植センターに対して、海淀裁判所に訴訟を提出した。2006年3月に行われた初めての公判では、海淀病院臓器移植センターの医療スタッフは移植手術に必要かつ充分な知識および素質が無いことが発覚された。弁護士は同臓器移植センターが不法に移植手術を行ったと示した。

 

韓修武氏に関する報道は、ネット上ではすでに削除されたが、筆者はネット検索のキャッシュを使って、過去の資料を見つけ出すことができた。

 同臓器移植センターは2005年9月にすでに関連部門に廃除された。死亡した薛燕林氏の手術を担当した韓修武医師は今現在北京にある別の臓器移植センターで勤務している。記者に「これらの腎臓はどのようなルートから提供されたのか」と質問された韓氏は、「これらの腎臓の大部分は生前に自らドナー登録した死者から摘出したものと遺族が提供したものです。ドナーから提供された臓器の健康性を保証するため、これらのドナー供給体には厳しい作業プロセスおよび管理を実施しています。しかし、ドナーのプライバシーを保護するために、ドナーに関する具体的な状況を患者とその家族に教えることができないです」と答えた。

 しかし、ここで注目しなければならないのは48時間と言う極めて短い時間内に臓器と移植手術を受ける患者との合致を決められることだ。これは中国共産党の強制収容所でしか起きられないことだ。したがって、海淀病院臓器移植センター、また執刀医である韓氏は罪悪のある行為に参与したと言える。

 中国共産党は「無神論」で国民を洗脳してきた。その結果、一部の中国人、特に司法機関及び「白衣の戦士」と呼ばれる医療機関に勤務している人々を人間性のかけらもない中国共産党の「道具」に化けさせた。

 中国共産党に関するすべては「特色」のあるものだ。中国以外の全世界の病院で真に人の命のために臓器移植を行っているが、中国では中国共産党の特色のある「命を救う」との看板の下で、無実の人を殺すだけではなく、その中から暴利をむさぼることを常に図っている。

 中国共産党による運動が絶えずに行われた結果、数え切れないほどの人が「病を治療し人を救う」、「多くの人の利益を守るために」とのスローガンの下で死亡した。同様に、中国共産党は法輪功学習者のためだと言い続けながら、多くの法輪功学習者を死亡させ、身体障害を負わせたのだ。中国共産党の無頼の本性が最初からそのような行為を定めたのだ。あの執刀医の韓氏も「ドナーのプライバシーを保護するため」と言っていた。ドナーの無私精神は非常に偉大で人々が尊敬し学ばなければならないものだ。だから、なぜプライバシーだからと言って、模範として公に表彰しないのだろうか。その中には、きっと中国共産党が公表したくない秘密があるのではないか。韓氏が本当に保護したいのは中国共産党の「プライバシー」と自分の「プライバシー」だ。

 海淀病院臓器移植センターがすでに廃除され、執刀医の韓修武氏も北京にある別の臓器移植センターに転勤したが、われわれとしては必ずこの種の罪悪を最後まで追究していくと思う。

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(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/6/21/130985.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2006/6/26/74834.html