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ドイツの大法協会は総理官邸に一万人の署名を提出、迫害の注目を呼びかけた

 【明慧ネット2006年9月14日】中国の温家宝首相のドイツ訪問を前にして、2006年9月12日午後2時ごろ、ドイツの法輪大法協会は総理官邸に一万人のドイツ国民から集めた署名を提出し、ドイツ政府に対して、中国の温家宝首相にただちに法輪功学習者からの臓器摘出停止を要求するよう求めた。

 それと同時に、メルケル首相宛の公開状の中で、ドイツの法輪大法協会は、温家宝首相と同行する薄煕来中国商務部長および610オフィスのリーダーである李嵐清について、薄煕来は遼寧省省長を務めていた間、積極的に法輪功に対する迫害を推し進めた。610オフィスは1999年6月10日に中共が法輪功を迫害するために設立した、あらゆる法律を凌駕する組織である。公開状はドイツ政府に対して、たくさんの法輪功学習者が虐殺された事実に関する責任を負う人権に対する犯罪人を一国の客として認めてはならないとして、彼らに対する招待状を取り消すよう求めた。

 また、公開状の中で、去年3月にドイツから中国に帰国した姜仁政さんと郭シンさん夫婦について言及し、特に姜さんは2005年4月に不法に労働教養所で身柄を拘束されてからいまだ釈放されていない。

 公開状は、8月15日に中共によって不法に連行され、そして今もなお拘束中である著名な人権弁護士である高智晟氏を釈放するよう呼びかけた。高弁護士は、さまざまな調査を通して、法輪功が迫害されている資料をまとめ、胡錦涛主席および温家宝首相への公開状で、法輪功の迫害状況を世に知らしめた。ドイツ法輪大法協会は、ただちに高弁護士を釈放するよう温家宝首相に求めた。

 9月12日から17日まで、温家宝首相が訪問予定であるベルリン、ハンブルグ両地では、法輪功学習者によるパレードと法輪功問題についての受付を行っている。

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/9/14/137778.html