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元カナダ国会議員が2008年北京オリンピックへのボイコットを警告

 【明慧ネット2006年9月17日】中央社9月13日の報道によると、中国の法輪功学習者が生体臓器を摘出された案を調査したカナダ元国会議員キルガーさんは、パリで、「北京はいますぐ人権に反する強制臓器移植をやめるべきです。さもなければ、私はカナダに2008年の北京オリンピックに参加することをボイコットするよう進言し、さらにほかの国家の追随を望みます」と、表明した。

 元カナダ外務省前アジア太平洋局長のキルガーさんは「人権を求める協会」議長のランパティ氏といっしょにパリで記者会見に臨み、中国の法輪功学習者が中共当局によって生体臓器を摘出され死亡した事件を訴えた。ランパティ女史は、「中共は自ら署名した国連反虐待公約を守るべきです。指摘されている中共の強制生体臓器摘出は人権を恐ろしく侵害しています」と指摘した。

 キルガーさんはその場で調査報告を公表し、実際に中国に行って実地調査ができないにもかかわらず、信憑性のある証言から中共当局によって監禁された法輪功学習者から強制臓器摘出が行われたことを知ることができたと表明した。

 キルガーさんはさらに、中国で、法輪功学習者本人の意志に背き、彼らから強制的に臓器が摘出されることが起きていれば、それはすぐ停止すべきだと指摘し、さらに当局は指摘された行為に対して調査すべきだと述べた。

 キルガーさんは、さらに、もし中共が態度を明らかにしなければ、彼はカナダ政府に進言し、2008年に北京で行われるオリンピックをボイコットし、さらにフランスなどの国家も追随するよう求めた。

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/9/17/137996.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2006/9/18/78125.html