日本明慧
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三つのことを中断してはならない


 文/広州の大法弟子

 【明慧ネット2006年9月20日】今年4月のある夜、父は電話の中で、公安局のある友人が私の兄さんに、公安局はすでに私の尾行をしているため、今後さらに注意し、外出せず、家にある資料を隠すようにと言われた。

 父の電話をもらった当初、私は少し緊張と恐れを感じて、家にある資料を外部に出そうと考えていた。そこで妻(同じく法輪功学習者)は私に「焦ってはならない、この情報がもし嘘だったら、警察の思う壺じゃない?近くで警察が待ち伏せをして、あなたが資料を持ち出すのを待っているのかもしれないのよ」と話した。妻の話通り、私は資料を外に移転しなかった。その後の数日は

 非常に大きな圧力を感じていたため、私は真相資料を配布するのをやめにした(無意識のうちに旧勢力の按配した道を歩んでしまった)。だがしばらくほかの地区に身を隠したほうが良いという家族の提案には乗らなかった。

 ある日の夜中1時半頃、私は座禅を終えて寝ようとしたところ、ある影がドアの外から中に入ろうとしているのが見えた。そこで私はドアを閉じようとしたが、体が思うように動けなかった。こうして黒い影が中に入り、私のそばまで来た瞬間、私は全身がなにかに包まれたように動けなくなったように感じた。そこで私は二回ほど口訣を暗唱したところ、刹那の一瞬にしてその黒影は消えうせ、私も動けるようになった。

 ちょうどその日の夜に、私は夢を見た。夢の中では私は大きな気球につかんで空に飛ぼうとしていたが、2メートルほど飛んだところで、突然多くの人が飛ぶのを邪魔するようになり、私はこれらの人に触れまいとして萎縮し始めた。気球の飛ぶスピードがあまりにも速かったため、私はスピードを落とすようにと気球に命じたが、上昇する気球のスピードは変わらなかった。そこで私は夢から目を覚めた。

 次の日に、私が先日見た黒い影は黒い手と卑しい鬼であり、私が衆生を救い再度するのを阻止したところ、私は正念でそれを取り除いたのだと思った。気球が私をつれて上昇するのは、師父が私をつれて修煉しているのであり、途中で旧勢力や邪悪の妨害を受けているが、私たちはただ師父についてさえいれば、いかなる旧勢力や邪悪にも阻止されないのだと感じた。気球がそのスピードを落とさないのは、法を正す形勢が早く、限られた時間の中で三つのことをし、衆生を救い再度しなければならないのだと感じた。

 8月のある日の朝5時頃、私がちょうど寝ていたとき、突然誰かが私の名前を呼んでから「早く起きなさい。もう行きますよ。彼らをも起こしてください」というのが聞こえてきた。私は直ちに起き上がり、「はい、行くきます」と答えたが、周りを見ると誰もいなかった。夢であった。これは、師父が私たちに、残された時間が少なくなっているので、すべての同修が三つのことをしっかりと行い、ともに本来の家に帰還するのだと告げているのだ。

 以上は個人の理解に過ぎず、間違いがあればぜひご指摘をお願いします。

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/9/20/138168.html