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重慶の魏華さんは中共書記から精神病院に強送されて半身不随になった

 【明慧ネット2006年9月22日】重慶九龍坡区の法輪功学習者・魏華さんは、町内事務所書記の余付林などから「文化性精神障害」を患っているとの理由をつけられて、精神病院へ強送されて迫害を受けて半身不随になり、言語もできなくなり、排泄が失禁して、骨と皮ばかりにやせこけた。彼女はいま極度の苦痛の中で1日がまるで一年のように長くてつらい思いで過ごしている。

 魏華さん(57歳女性)は、重慶謝家湾文化二村に在住している謝家湾百貨店の定年退職員である。彼女は1996年から大法の修煉を始めて、心身ともに受益した。法輪功の修煉を放棄しなかったため、彼女は不法にも2年の判決を言い渡されて、2001年から2003年まで重慶女子労働教養所毛家山に拘禁されて迫害を受けた。

 魏華さんは常に堂々として警察と関係者に法輪功の真相を説明して、面と向かって法輪功に対する中国共産党の罪悪を厳しく指摘した。2005年9月6日重慶亜太サミットの前夜、謝家湾町内派出所の警察は魏華さんを洗脳班に移送した。洗脳班に拘禁された期間中、魏華さんは迫害に反対して断食抗議を行い、いかなる洗脳手法にも協力しなかった。

 2005年10月18日、謝家湾町内事務所書記の余付林と洗脳班の楊志学などは、精神的肉体的正常ではない魏華さんを「文化性精神障害」を患っているという理由をつけて、夫の廖林甫さんに署名を強制してむりやり精神病病院に送り込んだ。現場には余付林、楊部長、住民委員会主任の杜朝軍、謝家湾百貨店スタッフ、医療関係者二人などが立ち合っていた。九龍坡区精神病病院石坪橋分院(元鉱機部職員病院)に移送した時、余付林は悪らつに病院の医者に、「これが法輪功だ。以前1年半の判決を言い渡されたことがある」と、言った。

 その後、廖林甫さんは何度も妻の面会に行ったが、魏華さんの元気な様子をみて、数回に渡り彼女を家に連れて行きたいと申し出た。しかし、全部邪悪から拒否された。11月22日、廖林甫さんは再度病院へ行って妻を面会したが心身とも正常であったので安心して他の地方へ仕事に出かけた。

 ところが予測もつかなかったことがその三日後に起こった。つまり、11月25日病院側は突然危篤通知書を出して、家族に早く病院に来て迎えに来るようにと催促した。魏華さんの四番目の姉が連夜病院に駆けつけたが、目にしたのは耐えられない悲惨な光景だった。魏華さんは気息奄々としてとなってベッドに寝たきりになっていて話もできず、意識がぼんやりしていた。そして下痢嘔吐をしていた。発熱していて上からは酸素管に突っ込んでいて、下には排尿管を差し込んでいた。病院側は受け入れを拒否したので家族は家に連れて帰るしかなかった。

 その後、家族は状況を調べるために病院に行って薬の処方を要求したが、看護婦長に横暴に拒絶をされた。魏華さんのいわゆる「診断治療」を担当したことのある陽氏の主任と柳氏の医師だという。家族の質問に対し看護婦長は、「家に連れて行った時も元気だったのではないか」と、ぬけぬけと答えた。

 現在魏華さんは半身不随で、言語を発すことも困難で、左手は握った状態で排泄も失禁している。人は骨と皮ばかりにやせこけて、長期にわたってベッドの上で寝たきりになっていたのが原因ででん部の周辺の肉が腐って穴までできた。彼女はいま極度の苦痛の中で一日がまるで一年のように長く感じるつらい日々を送っており、すでに10ヵ月が過ぎている。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/9/22/138340.html