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イ坊化学繊維工場の法輪功学習者・付彬さんは警官に拉致され労働教養処分にされた

 【明慧ネット2006年10月5日】山東省イ坊化学繊維工場で勤める法輪功学習者・付彬さん(女性42歳)は、2006年9月4日午後、寒亭区開元ハン街西分営埠村で真相を伝えたとき、村の人に通報され、寒亭区のエン峰山、賀曙光、於建政らのイ坊市寒亭区公安支局、国保大隊および開元派出所の警官らに拉致された。

 寒亭国保大隊は、付彬さんの身体検査が入所に基準に達していなかった状況下で、9月28日の午後、付さんを法輪功学習者を迫害することで有名になった王村労働教養所に入所させ、2年の労働教養処分を言い渡した。同時に、付さんの家族から6000元をゆすりあげた(5000元は転向のための費用、1000元は身体検査費用)。

 付さんは9月4日午後4時ごろに拉致され、6時半ごろ開元派出所の警官らは付さんから没収した鍵を持って、化学繊維工場の保安係の同行のもとで、付さんの自宅に誰もいない時を狙って(夫は会社に、子どもは学校に行っている)、不法に家財を没収し、ありとあらゆる物を調べ尽くした。そして、付さんの引き出しを壊してから、7000元の預金通帳2冊、現金700元、オーディオ1台、キーボード1台を没収した。

 午後8時ごろになって、警官は初めて付さんの夫に、実家の家財を没収した旨を告げた。その後、付さんの夫は妻の釈放を求めたが、警官は1万元さえ出せば釈放してやると言った。

 付さんは、日々の生活における経済的負担は非常に重く、70歳を過ぎたおじいさん、おばあさんは寝たきりで、さらに高校3年生の娘を扶養しなければならない。しかし、警官は付さんのすべての金品を没収した。

 今回、付さんの拉致、およびその家財没収について、化学繊維工場の責任者および寒亭国保大隊の者らが結託して迫害を実行した。その後、付さんは2006年9月26日に解雇された。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/10/5/139445.html