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酒泉監獄で迫害された法輪功学習者の王澤興さんは精神異常となった

(明慧日本)甘粛省の610オフィスは、酒泉監獄に「法輪功学習者の転向率は80%に達しないといけない」と指令を出したが、酒泉監獄長は「ここに来たら、転向率が100%に達成しないと生きて出られない」と宣言した。この目的を達成するために当該監獄は如何なる手段をも用いて法輪功学習者を迫害している。

 2005年末、甘粛省のほかの監獄で監禁され、転向しない法輪功学習者を全員酒泉監獄に移した。酒泉監獄に移す前に、看守らは法輪功学習者の写真を当該監獄に服役している受刑者に見せ、「転向しない学習者に対してはどんな手段を使ってもやりすぎにはならない、死んでもお前らとは関係ないのだ」と指示を出した。

 移された法輪功学習者はいくつかの班に分けられ、牢屋に入った途端、数人の受刑者に囲まれ、法輪功への信仰を放棄する保証書にサインするように強いられる。サインしない法輪功学習者は気が狂ったように受刑者の暴行を受けることになる。

 よく使われる拷問手段は沸いたお湯をかける、火がついているタバコを法輪功学習者の顔などに当てる、滅多打ち、生きているウサギをズボンに入れて外から木の棒でウサギをたたく、つるし上げられ殴打する、寝かせない、頭を抱いて壁にぶつけるなどなどがある。

 また、連帯責任制を実行している。一つの班で一人が転向しなかったら、班全員は自由に行動することが出来ない。そうすることで、当該班に属する受刑者らは法輪功学習者を転向させようと必死になっている。

 法輪功学習者の親族が見舞いに来て、法輪功学習者の身体の傷を見ると、看守らに「殴打しただろう」と詰問するが、看守らは自分の暴行を暴きだされることを恐れているため、いつも否認している。しかし、数人の法輪功学習者は各種の方法で「われわれはここで想像を絶する迫害を受けており、生きて出るのはほとんど不可能です」と、そこで受けた迫害を家族に伝えた。

 不法に10年の懲役刑を言い渡された永昌県の法輪功学習者・王澤興さんは当該監獄で残酷な迫害を受け、現在精神異常となった。当該監獄の監獄長は酒泉市の共産党書記に「中央の法輪功への弾圧に何か指示があれば、われわれは全力で協力する」と言った。

 2006年11月8日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/11/3/141651.html