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黒龍江省、吉林省:2人の法輪功学習者が迫害され死亡

(明慧日本)蘇桂琴さん(1950年10月生まれ、女性)は黒龍江省鶏東県群英石炭工場の従業員で、鶏東県前進委に在住。蘇さんは1996年から法輪大法を学び始め、「真・善・忍」を堅持して修煉を続け、家庭の経済条件が悪くても困難を乗り越え、真相を伝え続けている。蘇さんの父親・蘇殿奎さん(80)は1996年10月に法輪功に出会うまでに、全身の痛みで両足を曲げてしゃがむことができず、用を足すのに非常に困難だったが、修煉してからすべての症状が治ったという。

 蘇さんは2002年春に、大法の真相資料を配布していたことを、訥河境内の悪人により公安局に通報された。その時、蘇さんは幸いにも公安局による強制連行から逃れた。しかし、その後、5月に公安局国保大隊の李清華及び教員の孫作恩が、1人で自宅にいた蘇さんを鶏東県拘置所へ強制連行し、15日間拘留した。拘留中、悪らつな警官らは蘇さんに対して、決裂書等の提出を強いたが、蘇さんは拒否した。その後、国保大隊は経済的な面から迫害を加え、蘇さんの家族に対して500元の罰金及び拘留中の食費を強請り取ってから、蘇さんを解放したという。

 蘇さんの父親も2002年春に、全ての大法書籍及び煉功テープ、ビデオテープが訥河国保大隊の悪らつな警官らに押収され、訥河市公安局国保大隊に強制連行され、2日間にわたり手錠で固定された上、脅迫を受けたという。父親は悪党らの絶えまない嫌がらせを受け、精神的重圧により、2003年11月21日に死亡した。

 蘇さんは悪党らの長期にわたる迫害を受け、心身ともにひどく傷つけられた。2006年1月6日ころ、蘇さんは外出先から自宅に戻って、急に喀血し、2日後に意識不明に陥った。子供は蘇さんを入院させて検査した。深刻な肝臓腹水という診断結果だった。蘇さんは退院して40日後の2006年2月28日にこの世を去った。

 王亜英さん(55歳女性)は、吉林省舒蘭市鉱務局衛生清掃従業員を定年退職し、舒蘭市吉舒鎮北街に在住。98年に大法に出会ってから、これまでに患っていた疾病が全て治ったという。王さんは真相スローガンを貼っていた際に警察に強制連行され、不法に1年の強制労働の刑を強いられたが、家族は2万元を支払って、彼女を救出した。王さんは修煉を放棄しないため、悪らつな警官らから保証書に強制的に署名させるなどの嫌がらせがあとを絶たなかった。つい少し前に、悪らつな警官らがまたも王さんに対して保証書の署名を求めた。家族は警官らの恐喝に怯えて協力したことが王さんに大きな打撃となった。2006年10月25日、王さんは自宅で死亡した。

 2006年11月19日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/11/18/142686.html