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豪州ヴィクトリア:中国調査団成立、生体臓器狩り事件調査へ(写真)

(明慧日本)法輪功被害者真相連合調査団(CIPFG)の豪州調査団の設立以来、2006年11月24日に豪州ヴィクトリア州調査団が続いて設立された。調査団の責任者は記者会見で、調査団は中国大陸へ赴き、中共による法輪功学習者の生体臓器狩り事件を中共政府の如何なる制限もない下で、今回は中国の河北、吉林、湖北3省での調査を行う予定だと発表した。調査団はすでに11月23日、中国駐メルボルン総領事館総領事の梁梳根氏宛に書簡を提出し、総領事と面談を行い、日程の手配についての議論を求めた。

CIPFG ヴィクトリア州調査団団長、国家民事委員会主席Peter Westmore氏

調査団メンバー、Maribyrnong市のJanet Rice市長

CIPFG豪州調査団スポークスマン肖中華氏が調査団メンバーを紹介

 ヴィクトリア州調査団団長で国家民事委員会主席Peter Westmore氏は次のように話した。「多くの豪州国民は、中国の法輪功学習者は良心の囚人となった上、彼らの臓器が不法に摘出され移植されていることに関して、皆極めて驚いている。この種の罪悪がオリンピック開催予定の中国で発生していることは、人々に認められることではない。そのため、我々は中国へ入り、制限のない調査を行いたい」。

 豪州調査団のスポークスマン肖中華氏は調査団のメンバーを次のように紹介した。調査団は53人のメンバーから構成され、豪州連邦政府官吏が団長を務め、調査団メンバーは豪州連邦外院議員、国会議員、州議員、地域行政官、宗教リーダー、弁護士、医学専門家、人権団体およびメディアが含まれる。

 今年3月、カナダ前国会議員デービッド・キルガー氏と国際人権弁護士デービッド・マタス氏は、中共による法輪功学習者の生体臓器狩り事件への独立調査報告を発表し、8月、デービッド・キルガー氏と欧州議会エドワード・マクミラン・スコット副議長が豪州巡回演説を行った経緯があり、その際、豪州の与野党間で中共は国際的な独立調査を許可するよう中共に求める共通認識を行った。

 2006年11月28日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2006/11/26/143318.html