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ニューヨーク:集会とパレードで脱党1500万人を声援 (写真)

(明慧日本)2006年11月4日、空は高く、空気はさわやかで、陽の光がきらめいていた。ニューヨーク各界の華人団体はニューヨークで二番目に大きいチャイナタウンで大規模なパレードと集会を行い、中共、団、隊から脱退した1500万人の賢明な人たちを祝し、声援した。この日に大紀元のネット上で中共(党、団、隊)からの脱党声明を出した人は1506万人に達した。

脱党した1500万の勇士を声援する大規模なパレード



パレードを見る観衆

 今回の声援イベントはニューヨーク脱党サービスセンターや世界で江沢民審判大連盟などの団体の主催で行われた。パレード隊はチャイナタウンでにぎわうパブリックライブラリー前に集合し、金の獅子に率いられて、青地に白の文字の英語と中国語で「1500万の勇士の脱党を声援」と書かれた横断幕が続き、気迫にあふれていた。そのほかにも獅子舞、楽団、いろいろな横断幕や腰太鼓隊などが続き、チャイナタウンのにぎわっている路上を埋め尽くした。パレードの気迫は多くの観衆をひきつけ、多くの華人が携帯電話やカメラで写真を撮り、この貴重な歴史の一ページをおさめた。

 一時ごろ、パレード隊はチャイタウンのショッピングモールに着き、そこで集会を開き、各界のゲストが発言した。

 脱党サービスセンターのボランティアの魏氏は感動的なエピソードを交えて、この二年間、中国大陸に電話で『共産党についての九つの論評』を広めた感想を話した。彼によると、電話をかける中で、中国と中共を混同し、愛党が愛国に等しいと錯覚している人もいたが、熱心に彼らの心の結び目を解いてやれば、多くの人が中共から脱退することに同意した。また、大陸の正義ある人たちが彼に中国の監獄の中の黒幕、奴隷労働、死刑囚からの不法な臓器摘出や死刑囚の家族に対する迫害などの情報を伝えた。多くの正義の人も彼の電話で集団脱党をした。

 ニューヨーク在住の大紀元のコラムニストの徐天麟氏は彼の家庭が共産党の迫害を受けた経歴を振り返って話してくれた。彼の父は、ただお金持ちだったことを理由に反革命分子とされた。彼が大学を卒業したころに中国は大飢餓に見舞われた。文化大革命のときは、公開文書で「彼は反動者であり、9歳で反革命者の父を弁護した」との結論を下された。徐さんによると、中共は開放してから20年あまり経つが、少しも良くなっていないという。中国は、世界で最も多くのニュース記者と作家を捕らえ、銃殺による刑の執行が最も多い国である。1999年7.20からは法輪功の迫害と侮辱を始めた。本当のところは中共こそ最大の邪教である。徐天麟氏は中国の人々が「財産や地位に惑わされず、権威や武力にも屈服せず」という古代からある教訓を守り、正々堂々と真の人間として生きることを呼びかけた。

 (記者・采菊のリポート)

 2006年12月4日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/11/6/141882.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2006/11/7/79717.html