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遼寧省の法輪功学習者・董宝新さんは迫害により死亡

(明慧日本)遼寧省の法輪功学習者・董宝新さん(66歳女性)は1999年に法輪功を修煉してから、長年にわたって持っていた持病が完治した。2000年12月に大連で二人の娘と一緒に法輪功の真相資料を作ったときに捕まり、撫順に戻され、新民派出所に監禁されていた。その後、董さんは撫順市労働教養院に移された。そこで残酷な迫害を受けていた。2001年正月に当該教養院に食中毒事件が発生し、董さんの中毒症状がひどかったため病院に運ばれて、治療後に一時出所された。

 2002年正月4日に董さんは法輪功の真相を伝えるために上京したが、捕まった。北京朝陽区看守所に監禁されていた。監禁されていた間に、二人の娘が大連で不法に逮捕され、しかも3年の労働教養を言い渡されてから悪名高い馬三家労働教養所に拘禁された。

 董さんは二人の娘の状況をずっと心配しており、二人の娘が転向しないため半年の労働教養を追加されたという情報が労働教養所から伝わってきて、精神的に大きな打撃を受け、糖尿病が再発した。

 中共の更なる迫害を避けるために、家を売らざるを得ず、引っ越した。次女が釈放されても、当地の610に妨害されており、路頭に迷わざるを得なくなった。長女が釈放されたとき、董さんの健康状態はすでに悪化してしまい、意識不明の状態に陥っていた。2004年10月に董さんはこの世を去った。

 長女の楊春玲さんは自由になってから半年後、2006年1月に再び大連の警察に捕まり、逮捕現場で殴打されて右腕が折れてしまった。人権侵害に抗議するために断食を始めたが、一時出所を許された。同年4月18日に再び逮捕され、しかも7年の懲役刑を言い渡された。同じく法輪功学習者の楊さんの夫も、今年の正月に11年の懲役刑を言い渡された。

 2006年12月4日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/11/15/142496.html