日本明慧
■印刷版   

オーストリアのザルツブルグ:真善忍美術絵画展が開催された(写真)


 文/オーストリアの法輪功学習者

(明慧日本)オーストリアのザルツブルグでは2006年11月10日から12日まで、3日間におよぶ芸術博覧会が開催された。今回の博覧会には、ヨーロッパ諸国および本国オーストリアから3万人ほどの観光客が訪れた。「真善忍美術絵画展」も今回の博覧会で開催された。


真善忍美術絵画展を通して、観光客たちは中国で行われている迫害について理解を深めた

 各地から来た観光客は、この一味違った絵画展にひきつけられた。中国伝統の民族音楽を聴きながら、たくさんの観光客は、長い時間をかけて絵画を鑑賞したり、法輪功学習者と話しながらこれらの絵画について話していた。

 ある中年の男性は、静かに蓮の花を手に持って座禅をしている女性が描かれた絵にひきつけられた。蓮の花とは、中国で罪なく迫害されている法輪功学習者がそのような邪悪な環境の中でも落ち着いて平和的に咲き誇っていることを比喩しているのだと聞いたとき、男性の目が潤んだ。

 ある女性親子は、ブース前まで来て中国語の法輪功についての資料を中国の友だちに送りたいと言った。彼女たちは今回の迫害について非常に驚いた。もともと中国の人権も、経済成長とともに改善されるとばかり思っていたが、これほど残酷な迫害が行われているとは知らなかったようだ。

 ある女性は、法輪功学習者が中国大使館前で平和的に抗議している絵にひかれた。彼女は、この絵画に描かれた修煉者は、中国の大使館と鮮明なコントラストを成しているため、法輪功学習者の善良さと平静さを感じると話した。

 ドイツから来た画廊を営んでいる事業主も、彼の開く画廊で真善忍美術展を開催するよう招待した。

 たくさんの人々が真善忍美術展を見てから、中国の法輪功学習者への迫害に憤りを感じ、多くの人が資料を受け取り、煉功場などについて尋ねた。

 真善忍美術展は、今後もオーストリアのほかの州で続けて行われる。

 2006年12月7日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2006/11/28/143445.html