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サンフランシスコ:法輪功学習者はシンガポールに対して中共による迫害に追随しないよう呼びかけた(写真)

(明慧日本)シンガポールの裁判所が先週、シンガポールの中国大使館前で平和的な抗議活動をしたために有罪として起訴された2人法輪功学習者に対して不当な判決を言い渡したことについて、2006年12月6日午前、サンフランシスコの法輪功学習者たちは、領事館に請願書を提出し、シンガポール当局に、中共が法輪功学習者を迫害していることに加担しないよう呼びかけたと同時に、ただちに罪のない2人の法輪功学習者を釈放するよう呼びかけた。学習者たちはまた、通行人たちにこの事件の経緯についての真相を伝えた。

大通りで横断幕を掲げて真相を伝える法輪功学習者
大通りで横断幕を掲げて真相を伝える法輪功学習者

 活動を始めてから、シンガポールの職員は、法輪功学習者から提出された請願書を拒絶した。学習者は電話を通して何度も説明した結果、領事館の職員はやっと警備係に請願書を受け取らせた。法輪功学習者の代表・趙晨さんは「シンガポールは民主主義の主権国家ですが、今回の事件で裁判所は、法輪功学習者が提出した証拠を拒絶したうえ、強制的に有罪判決を言い渡したことは、非常に合理性を欠き、不平等であると言わざるをえません」と話した。

 法輪功学習者の盧輝さんは、「シンガポールは経済的利益のため、何事においても中国に同調してきました。私達は、中国に同調するがあまり法律を乱用し、法輪功を迫害することのないよう呼びかけます」と話した。

 サンフランシスコのシンガポール領事館は、マーケットストリートのビルの中にある。大通りは多くの人が往来している。10数人の法輪功学習者は、「シンガポールに告げる:中共が法輪功を迫害することに追随しないように」「ただちに不法に逮捕した2人の法輪功学習者を釈放せよ」「シンガポールに告げる:国民のため、中共と共に法輪功学習者を迫害することを止めよ」「ただちに2人の法輪功学習者に対する不当な起訴を取り消すよう呼びかける」と書かれた横断幕を掲げ、そして関連する真相資料を配布した。

 盧輝さんは、「私達はより多くの人々に、この不当な裁判について知ってもらい、善良な人々が私達のシンガポールに対する呼びかけを支援してくれることを願っています」と話した。

 2006年12月9日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/12/8/144262.html