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山東烟台莱山区の法輪功学習者・孫彦春さんが受けた迫害

(明慧日本)不完全な統計ではあるが、山東省烟台莱山区では7人の法輪功学習者が実刑判決を言い渡され、それぞれ山東省女子監獄とイ北監獄で拘禁されている。また、少なくとも25人が不法に労働教養処分を言い渡され、山東省第二女子労働教養所と、山東省第二男子労働教養所で拘禁されている。そこで、学習者たちは非常に残酷な迫害を受けていた。以下は、法輪功学習者の孫さんが実際に受けた迫害である。

 莱山区に住む孫彦春さん(52歳女性)は、若いときに息子を交通事故で亡くしてから病気を患い、重病に苦しんでいた。1997年から法輪功を修煉し始め、1ヶ月間で長年の病気が治癒され、再び仕事ができるようになった。

 会社の中で、孫さんは真・善・忍にしたがって自分自身を修め、どんな仕事をも快く受け入れて励んでいた。1998年、孫さんは息子をもうけることができた。もし法輪功をしていなければ、今日の自分はないだろうと孫さんは思った。

 中国共産党が1999年7月から法輪功を迫害し始めてから、孫さんは同修たちと一緒に北京で陳情したため、地元の派出所の警官に不法に逮捕された。その後、強制的に保証書を書かせた後、家族に対して巨額の罰金を科した。そして、孫さんの居住していた莱山区の村の書記は、これらの法輪功学習者をクビにしなければ、その勤め先の企業に対して巨額の罰金を科すと明言した。しかし、これに対して会社および人々は、孫さんは仕事においても、人となりにおいても、最も素晴らしい社員なのに、どうしてクビにしなければならないのか、と反発した。

 孫さんは法輪功の修煉の自由を守るため、前後して3度も不法に逮捕された。2001年に孫さんは不法に労働教養処分を言い渡された時、3歳の息子は、80歳の祖父母に見てもらうしかなかった。

 釈放されてから、孫さんは続けて真・善・忍の法輪功の真相を伝えていた。そこで、莱山区の警官は、人々に真相を知られるのを恐れ、種々の方法で、孫さんが真相を伝えるのを阻み、2005年に再び孫さんに5年の実刑判決を言い渡した。

 2006年12月12日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2006/12/10/144330.html