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天津の法輪功学習者・張俊さんは、迫害により精神異常をきたした

(明慧日本)張俊さんは再び天津板橋女子労働教養所に監禁され、すでに2年が過ぎている。悪らつな警官は張さんに対して精神的な刺激を加えたり、他の受刑者を唆して、殴打したり、咬みつくなど長期にわたる迫害により、精神的に重圧を受け、時折精神異常の症状も現れているという。

 張俊さんは2001年に天津板橋女子労働教養所第一大隊一中隊に1年あまり不法に監禁された。信仰を放棄しなかったため、その後、五大隊へ移送され引き続き迫害を受けた。張さんは30歳前後で北京化工学院を卒業し、天津国有企業研究所に勤務していた。

 張さんは天津板橋女子労働教養所の洗脳班で、一日中直立不動の体罰や数人の悪党らが周りを取り囲んで嫌がらせをし、また精神的な迫害を加えた。さらに、警官らは、張さんが精神異常とか何かに取り付かれている等と噂を流した。しかし、張さんは侮辱、でっち上げ、中傷に直面しても、大法に対する強い信念は決して動揺しなかった。警官らは他の学習者と接触さないように「雑案班」へ移送させた。

 当局は教養所の看守に対して、法輪功学習者を1人でも転向させることができれば、多くの報奨金が得られ、成績も上がるという方法を取っていた。看守は張さんを他の薬物常用者、売春、窃盗等の犯罪者らと一緒の部屋にした。さらに、張さんに男性でも持てないような1袋が50〜60kgの豆を担ぐ重労働を課した。その他にもクッション作り、紙箱の作成等などの作業も休む暇なくさせた。張さんは他の人との会話や家族との面会も、また、不足している日常生活の必需品を他の人からもらうのも禁止されている。

 一方、天津市の4人の法輪功学習者・張恩建さん、張麗インさん、李蘭敏さん及び王蘭栄さんは今年の9月中旬、不法に2年の刑罰を言い渡され、現在、天津市板橋女子労働教養所に不法に監禁されている。2001年初め、王さん、張恩建さん、張麗インさんは、それぞれ2年、2年、1年と6カ月の強制労働の刑をそれぞれ下され、天津市板橋女子労働教養所一中隊に監禁された。彼女らは、全員が50歳代の女性にも関わらず、若者と同様に50 kg以上ある重い荷物を担ぎ、トラックの荷物の積み下ろし作業をさせられている。張恩建さんの夫は病気で数年前に死亡し、娘と2人で頼り合って過ごしてきた。張恩建さんは、生まれたばかりの孫の面倒も見られないでいる。

 2006年12月13日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/12/10/144381.html