日本明慧
■印刷版   

上海の提籃橋監獄は法輪功学習者の陳軍さんを殴り殺した

(明慧日本)湖南省出身の陳軍さん(28歳男性)は、提籃橋監獄で服役期間中に、法輪功を修煉し始めたため、警官および受刑者らによる暴力を受け、殴り殺された。

 陳軍さんは、上海提籃橋監獄に服役中、法輪功を迫害する監獄に移送され、2004年8月に、法輪功学習者の杜挺を監視するよう命じられた。その後、法輪功学習者との接触を通して、法輪功学習者の善良さおよび受刑者である自分に対していかなる偏見をも抱かないことに感動した陳さんは、法輪功学習者と親友になり、そして法輪功を修煉し始めた。

 提籃橋監獄の警官は、陳さんが法輪功を修煉するようになったことに気づいてから、2006年1月18日に陳さんを第二監獄一中隊に拘禁し、毎日ひどく殴っていた。一部の目撃者によると、陳さんは両腕と体をベルトで縛られて動けないようにされ、絶えず殴られていたという。特に、法輪功学習者を迫害することで悪名高い受刑者の蔡と邱は陳さんを殴っていた。

 1週間にわたる迫害の後、陳さんは危篤に陥り、監獄の病院に入院した。その後、危篤のまま陳さんは湖南省に送り返された。情報によると、陳さんは家に送り返されてから1ヵ月後に死亡したという。

 上海提籃橋監獄は、いわゆる「人道的な監獄」として国際社会からの検査をのがれ、法輪功学習者を残酷な方法で迫害している。法輪功学習者の杜挺さんは、現在もなお灌食などによる迫害を受け、きわめて衰弱している。法輪功学習者の曹洪茹さんは、迫害のため非常に痩せこけた。法輪功学習者の周ビンさんは迫害のため耳が聞こえなくなった。視力も著しく低下し、体中が傷だらけとなった。全世界のより多くの人々は、この迫害を通して、中共の真の姿を認識し、そして江沢民政権の嘘の報道を見分けて、上海提籃橋などの、中国における労働教養所や監獄に拘禁されている法輪功学習者たちを援助するよう求む。

 関係箇所の電話番号などは省略(詳細は明慧ネットの中文を参照)

 2006年12月20日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/12/20/145077.html