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「援助の手を差し伸べよう、私達はもう黙っていることはできない!」(写真)


 文/ドイツの法輪功学習者

(明慧日本)「澄み切った青空のもと、善良な人々は苦難を受けてはならない」——中国共産党に臓器を取られて亡くなった法輪功学習者に哀悼の意を捧げるために作られた曲が教室にひびき、同席する教師や学生を驚かせた。彼らは非常に心配し始めた。今日の社会に、まさかこのように野蛮で残忍な手段で人を殺し、暴利を貪ることがあるのだろうか? 答えはある。このような惨事がすでにカナダの元アジア太洋州局長デ−ビッド・キルガー氏と国際人権弁護士デービッド・マタス氏により実証された。

写真展で挨拶するキール(Kiehl)教授
迫害反対の署名をする人々

国際人権協会(IGFM)のロメー(Roemer)氏は人権報告会議で、中国共産党の非人道的な迫害を厳しく非難

中国の人権迫害が明らかにされ、真相を全身全霊で聞き入っている高校生と教師

「カム時報」は中国共産党による法輪功学習者からの生体臓器摘出の真相を報道
「カム日報」も「人権の写真展」を積極的に宣伝

 世界人権デー合わせて、ドイツのカム地区(Cham)の国際人権協会(IGFM)及び法輪功人権組織は中国の人権問題に、法輪功学習者など邪悪な中国共産党に迫害された、何千何万人もの中国人の運命に関心を持つよう呼びかけた。呼びかけはカム地区の新聞社、学校、教会などの共感を呼んだ。カム時報(Chamland Aktuell)、カム日刊新聞などに続々と人権組織の呼びかけに応じての手紙が掲載され、同時に凶悪な中国共産党が法輪功学習者の臓器を盗んで売買した、仰天すべき内幕をカナダの独立調査チームのレポートが暴露した。

 ロバート-シューマン高校は姉妹校のフラウエンホ−フ高校と一緒に人権報告を聞いた。カム市のジョセフ・カトリック教会は教会堂の大広間を提供し、中国共産党の法輪功への非人間的な迫害を暴露した映画を上映した。映画、写真展、人権報告会で真相が分かった老若男女はすべて次から次へと署名し、中国共産党の甚だ大きな犯罪行為を制止させるよう要求した! その中に、ドイツに亡命し、カム市で10年近く生活しているベトナムの教授は、法輪功が迫害されることはきわめて心が痛むことであると言いました。なぜなら彼はかつてベトナムで共産党の迫害をひどく受け、当時の体験が深く心に刻まれているからであった。年を取った教授は法輪功学習者を見て、とても感慨深げであった。彼はすでにベトナムの海外雑誌に投稿し、中国共産党の法輪功迫害の真相を暴露したと言った。彼はまた米国での古くからの同僚に、法輪功を助け、迫害を制止するよう伝えた。

 ドイツの医学部教授・キール教授は写真展で、すでに法輪功迫害真相調査団(CIPFG)のヨーロッパ支部に参加し、より一層、中国共産党の法輪功への迫害の真相を明らかにするよう努力すると言った。キール教授はまた次のようなことにも言及した。「もし私達がどこかで『法輪功が邪教』ということを聞いたならば、そこは私達が真相を伝えるべき所である」

 「援助の手を差し伸べよう、私達はもう黙っていることはできない!」——あの歌声は人々の良知と善念を呼び戻している。

 2006年12月21日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/12/13/144568.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2006/12/19/80994.html