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台湾でパレード:中共の法輪功学習者からの生体臓器摘出に抗議(写真)

(明慧日本)台北県板橋運動場で12月2日、「人権尊重、1600万人の中国共産党脱党を声援する大パレード」が行われた。中央社が2日に報じた。6000人あまりがパレードに参加し、中国の人々が脱党によって一党独裁を終わらせようとしていることを応援し、同時に台湾各界が中国の平和的民主化を支持するように呼びかけた。主催者は、中共が残酷な手段で不法に法輪功学習者を迫害し、学習者の臓器を摘出して臓器移植で利益を貪っている蛮行を模擬実演で暴いた。

法輪功学習者がパレードで中共の法輪功学習者からの生体臓器摘出に抗議

 パレードの参加者たちは雨の中、依然として元気を奮い起こして行進した。カナダの国際人権弁護士のデービッド・マタス氏(David Matas)は「法輪功学習者対象の中国における臓器狩りの告発に対する調査報告」を出しており、法輪功学習者がまだ生きている状態で臓器を摘出され、その臓器で中共が利益を貪っていることを証明した。パレードが始まる前、生体腎臓摘出の模擬実演が行われ、人々は衝撃を受けた。

 法輪功は今年4月に「真相調査委員会」を設立し、世界の正義の力を凝集して法輪功迫害の真相を調査することを訴えた。また、国際組織、国家機構やメディアからなる「法輪功迫害真相聯合国際調査団(CIPFG)」が中国で、独立かつ直接的で干渉を受けない調査と証拠収集を行い、蘇家屯やほかの地区の秘密収容所や法輪功迫害の真相を全面的に調査するよう請願した。

 特別にアメリカから駆けつけた「世界中国共産党脱党支援サービスセンター」の設立者・李大勇氏は演説で、全力で1600万の勇者が中共から脱退したことを声援し、すべての脱党者は英雄であり、最良の方法で中共を解体していると述べた。

 彼はまた、「われわれは、法輪功を迫害し、生体から臓器を摘出するような政権に何の希望と信任を托せるだろうか?」とも述べた。

 2004年11月に、世界大紀元時報のシリーズ社説『共産党についての九つの論評』が発表され、中共の邪悪な本性を暴き、脱党運動を引き起こした。中国人民はインターネットの封鎖を突破して毎日2,3万人が脱党し、世界中の脱党サービスセンターの人々を震撼させた。

 今年4月、主催者は総統府前の通りで百万人脱党を声援したばかりだったが、11月28日には共産党、青年団と少先隊などから抜け出した人数は1577万人にのぼった。彼らは仮名で脱党し、生活に危険はない。さらには紙幣に「脱党する」と書く人までいる。

 主催者は、総人口13億人に比べて脱党人数はまだ多くはないが、表面的な数字だけでなく、脱党した一人ひとりがすさまじい衝撃を起こしている。東欧共産国家も解体前に脱党運動が行われており、台湾もこの歴史の一ページに加わるべきだと示した。

 この歴史の節目に、億万の生命への慈愛、中華民族の運命への関心、そして世界の前途に希望をこめて、主催者は「共産党が存在しない新紀元がすでに始まっている」と話した。また、「中共は今崩壊している。あなたは準備が出来ていますか? 台湾の人々は認識できていますか? 台湾の前途はどこにあるのですか?」と厳粛に話した。

 2006年12月23日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2006/12/5/143903.html