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フランス国会議員:中共による臓器売買に積極姿勢を示すよう外相に呼びかけた(写真)

(明慧日本)フランスHauts-de-Seine選挙区、Nanterre市の国会議員Jacqueline Fraysse氏は12月18日、中共の法輪功学習者の臓器摘出による迫害について、フランスの外相宛てに中共との交渉を通して、中国における独立調査団の調査を受け入れることを促すよう呼びかけた。

Jacqueline Fraysse国会議員

 書簡は以下の通り。

 外相殿

 カナダの人権弁護士デービッド・マタス氏、カナダ外務省前アジア大洋州局長のデービッド・キルガー氏は11月28日、フランスの人権諮問委員会で中国による法輪功学習者の臓器を摘出する訴訟に関する調査報告書を発表しました。

 報告発表者は、中国による中国国内での調査権を許可されていないにもかかわらず、法輪功学習者の臓器が本人による同意がない状況下で、今日大規模に不法に摘出されている訴訟事実は本当であったという、聞くにおぞましい結論を出しました。

 私達は医者として、そして全国民をも震撼させる重大な事件に対して、私は今ここで外相殿に対して、フランスのすべての影響力によって、中国政権が、今日まだ中国国内で調査することができない調査団が、中国国内で調査することができるようににさせることで、迫害の真相を知らしめることができるようにするべきです。いわゆる臓器売買が実在しているのならば、中国はただちに制止するべきであります。もし存在しないというならば、中国はただちに国連に保護された独立調査委員に、中国国内で調査することに許可を出すべきです。

 人権を擁護する国として、また中国の同盟国として、フランスは決してこのような重大な事件について、見て見ぬふりをしてはなりません。もしこのような事実が本当であるならば、それはすなわち人類の尊厳に対する侵害であり、フランスの義務と栄誉に関わることになります。

 外相殿、どうか私からの敬意をお受けください。

 (署名)

 医師acqueline Fraysse

 Hauts-de-Seine州国会議員

 Nanterre市議員


 2006年12月26日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/12/25/145440.html