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日本メディア 中共による法輪功学習者からの生体臓器摘出を報道(写真)

(明慧日本)この二ヶ月間、日本の多くのメディアは、中国での法輪功の迫害、そして中共の法輪功学習者からの生体臓器摘出を含む、長年敏感とされていた話題について報道した。中国共産党を批判しない朝日新聞までもが、大紀元シリーズ社説の書籍『共産党についての九つの論評』の広告を載せ、さらには二回無料で載せた。


月間雑誌「正論」が「中国を甘く見てはいけない」シリーズで「中国『臓器狩り』の見えない暗闇」と題して詳しく報道

「正論」:多くの病院が参与している生体臓器摘出を暴露

 二ヶ月前、法輪功学習者からの生体臓器摘出の独立調査員である二人のカナダ人、デービッド・キルガー氏とデービッド・マタス氏が訪日し、講演会を開いて各界に調査結果を報告した。

 国際社会は北京五輪の阻止運動を展開

 両氏の訪日後の二ヶ月間、日本メディアは相次いでこれを報道した。日本の著名な雑誌「正論」は10ページに渡って、「中国を甘く見てはいけない」シリーズを掲載、「中国『臓器狩り』の見えない暗闇」と題して詳しく報道した。記事の中では両氏の言葉が引用されている。「映画アイランドでは、クローンたちは自分たちが主人に臓器を提供するために作られたと知ると、みな生き延びるために逃げ出しました。この映画はまさに今中国で起きている深刻な人権侵害問題と同じです。映画はすでに現実となっています。法輪功学習者は寝かされ、臓器を取り出され、二度と起きることはありません」。記事はこの独立調査を報道し、さらに殺人と臓器摘出を行った多くの病院の名前をあげ、中共が虐殺を停止しなければ、国際社会に北京五輪を阻止する活動を展開するよう呼びかけるべきだと主張した。

 両氏の訪日講演後、日本の「世界日報」はすぐに報道し、他のメディアも中共執政後の百の悪行のうち、法輪功学習者に対する迫害と香港大紀元襲撃を含めて、漫画形式でこれらの悪行を表現した。

 最新の「宝島」は一面トップで豊富な内容の文章と挿し絵で、「中国での衝撃的な迫害の真相」と題して中国大陸での法輪功に対する迫害を紹介し、法輪功学習者からの生体臓器摘出を報道した。さらに大紀元の記者の張本真さんと呉麗麗さんを取材した。呉さんの姉の呉暁華さんは、法輪功の修煉を理由に安徽省に不法に捕まえられて精神病院に送り込まれ、拷問された。記事は、これらの法輪功に対する恐怖の迫害は言葉では表しがたいと報道した。

 中共解体は夢ではない

 記事ではまた、「国際社会を震撼させた僧侶の射殺や言論の自由の制限を人々はすでに知っている」とし、大紀元の報道を引用し、台湾に移った元中共官員の賈甲氏を例に挙げ、外界に中国国内で引き起こされた脱党ブームを実証した。

 記事の最後に、「東西ドイツの統一とソ連の崩壊に次ぐ社会主義政権の滅亡は、すでにわれわれの目の前に迫っている。現在の世界最大の社会主義陣営である中共の崩壊はもはや夢ではない」と報道した。

 さらに驚くべきことに、日本最大のメディア「朝日新聞」の一面に、書籍『共産党についての九つの論評』の広告が載せられた。中国と親しい「朝日新聞」が、中共を暴露する『九評』の広告を載せたことに多くの読者が驚愕した。ほかにも地方の新聞社はさらに進んで無料の広告を載せたという。

 ただの広告ではない

 新聞社が広告を出すのは本来たいしたことはないことだが、書籍『九評』を販売している日本博大書店の責任者、龍氏は次のように話している。「これは決して簡単な事ではありません。ある有名雑誌のベテラン記者がかつて博大書店を訪れて、朝日新聞に広告が載せられた件についてたずねてきました。そのとき彼は、『九評』の広告が朝日新聞に載せられたことは、単なる広告の範囲を超えていて、普通の広告のように簡単ではないと話しました」。

 日本には数百種の新聞社があるが、朝日新聞は中共を批判しないことで有名だ。話によると、今回のように『九評』の広告が載ることは今まで絶対にありえないことで、今回広告が載ったのは非常に珍しいという。

 中共について詳しい中国のある人士は日本メディアの変化についてこのように話した。「中共の邪悪さを真に理解したとき、人々は正常な選択をします。中共は他国に対するコントロールを失い、すでに最後の命乞いをする時が来ました」。

 今回は半年前の「日本産経新聞」と国際情報誌の「SAPIO」に次いで多くのメディアが公開し、中共政権が法輪功学習者から生体臓器摘出をして臓器移植で利益を得ている事実を報道した。

 2007年1月1日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2006/12/19/144980.html