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台北県議会・決議を可決:中共の生体臓器摘出の蛮行を厳しく非難(図)


 文/台湾の大法弟子 周容

(明慧日本)台湾で一番大きい台北県で、2006年12月20日にすべての議員が賛成し、議会で、「中国共産党の臓器移植の蛮行」を厳しく非難する決議が正式に可決した。台湾の最北端に位置し、台湾の最も多い人口を持つこの行政区は台湾の23県市の中で、中国共産党が法輪功学習者の生体から臓器を摘出する蛮行を厳しく非難する議案を可決した17番目の県になった。

 林氏、趙氏、陳氏など3人の議員の共同提案した法案は、県政府の各部門と台北県の人民が共に中国共産党が生体からの臓器摘出の蛮行を厳しく非難することを呼びかけ、同時に衛生局に台北県民の大陸における臓器移植の情報を提供するように求め、そして工務局に「大陸での肝臓・腎臓移植を代行する」などの無責任な広告仲介者を厳しく取り締まるよう求めた。

 提案者の林議員は中国共産党が生体から臓器を摘出し、販売して金儲けをし、そして死体を燃やして痕跡をなくす蛮行を知って非常に驚いた。他の2人の議員と共に立法を推進することを決議し、県政府に宣伝や取り締まりなどで、民衆に中国大陸の臓器移植の内幕を理解させ、需要の面から着手して、ショッキングな人道に反する蛮行を阻止しようというものであった。

 中国共産党が法輪功学習者の生体から臓器を摘出する蛮行は、2006年3月初めに暴き出された後に、デービッド・キルガー氏とデービッド・マタス氏の2人のカナダ独立調査員の調査レポートによって実証された。2人の調査員はこれが「この惑星にかつてない悪」と語った。数カ月来、台湾の各界の人々は次から次へとそのような罪悪を厳しく非難し、そして国際社会に中国共産党の蛮行を制止することを呼びかけている。

 立法院の108人の立法委員が連署した提案は中国共産党の蛮行を厳しく非難し、副大統領の呂秀蓮氏が委員会の成立を提案し、中国共産党が生体から臓器を摘出することを制止すること以外に、台湾各地に5月4日に嘉義県議会が初めて決議案を可決したことを皮切りに、次々と宣蘭県、基隆市、花蓮県、台南市、雲林県、屏東県、澎湖県、彰化県、新竹県、台中市、台東県、高雄市、桃園県、台中県、苗栗県議会と台北県などの17の県市議会が決議を可決し、「中国共産党が生体から臓器を摘出する」蛮行を厳しく非難する隊列に参加した。

 現在、台湾、日本、韓国、香港、マレーシアのなどアジア国家と地区の各界のエリートの119人が、共に「法輪功を迫害する真相調査団のアジア分団(CIPFG ASIA)」の創立を宣言し、「法輪功を迫害する真相調査団(CIPFG)」の全世界4つの洲の、「オーストラリア分団」に継いでもう1つの地域の調査支部となり、中国共産党に刑務所、労働教養所、留置場がおよび生体から臓器を摘出する嫌疑がかかる軍の病院などを全面的に開放することを求め、制限を受けないで実地調査を行い、真相が明らかになり、迫害をやめるよう求めている。

図の中で青い部分はすでに中国共産党の暴行を厳しく非難する決議を可決した台湾の県市

 2007年1月10日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/12/28/145614.html