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王博さん一家が最近遭った迫害について

(明慧日本)2006年11月10日、河北省の裁判所は適正な手続きもなく石家庄の法輪功学習者・王博さん一家に対して名ばかりの「公開裁判」を開いた。中共の制定した法律規定によれば、裁判所が受理してからどんなに長くても45日以内に判決の結果が出されることになっているが、今日の開廷までにすでに2ヶ月以上が経った。王さんの親戚は交代で、長安区裁判所に何度も問い合わせたが、今回の裁判を担当した裁判官は「判決の結果はすでに出たが、石家庄市中級裁判所がまだ批准を出していない。およそ今週末あるいは来週には結果が出るだろう」と話した。しかもその後、非常に横暴な態度で、判決の結果は当事者にしか出さないと強調した。

 中共は法輪功学習者を迫害するに際して、法律の規定に従ったことは一度もなく、いわゆる公開裁判も人目を騙す流れにすぎず、不法な判決はすべて公安庁が出した命令の実行にすぎない。情報によると、公開裁判が行われた当時、検察庁が王さん一家3人の犯罪事実が非常に重大であるとして、3人に重い刑を処するように指示した。王さんの親戚や友人も弁護士に呼びかけて、王さん一家を救い出すよう積極的に活動している。

 もし第一審判決の判決が棄却されると、王さんの弁護士も第二審で介入することはできない。中共の命令で動いている法曹関係者らは、王さん一家3人における面会または電話による通話を許したことは一度もなく、第一審裁判でも弁護士による弁護は許可しなかった。

 第一審の公開裁判の中で裁判長は、返還される4万元現金および3箱の衣類は、まだ石家庄国保大体の李興山のところに保管されたままで、まだ裁判所に届いていないと言ったため、王さんの家族に返還物を取りに行くようにと命じた。

 2007年1月11日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/1/11/146608.html