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カナダ外交部長:政府は生体からの臓器摘出についての告発を確認し調査するために行動を取るべき(写真)

(日本明慧)2006年12月22日、カナダ外交部長のピーター・マッケイ(Peter G. MacKay)氏はトロントの法輪功学習者に手紙を送り、(中国共産党が)法輪功学習者の生体からの臓器摘出に対する告発について関心を持っていることを表し、カナダ政府がずっと積極的にこの告発に対して確認し、調査して確かめる仕事を行っていることを表明した。そして、引き続き中国政府に中国の人権と基本的自由の権利について注目していることを明確に伝えた。

カナダの外交部長のピーター・マッケイ氏

 マッケイ氏は手紙の中で、「多くのカナダ人はカナダ政府に『中華人民共和国の全国的にある収容所に類似する刑務所で法輪功学習者が拘禁されている』という告発に関心を持つよう呼びかけている。それ以外に、『これらの収容所およびその他の監禁する場所で拘禁されている法輪功学習者は(生体から)臓器を摘出されている』という告発。これらの告発はたいへん人々を心配させており、カナダ政府もこの件に対して重大な関心を寄せている。」 と述べた。

 マッケイ氏は手紙の中で、次のように言及した。カナダ政府の役人は定期的にカナダの法輪功学習者と面会し、そして「このような交流はカナダにとってこれらの告発を引き続き確認して調べて確かめるのがとても役に立つ」ことを発見した。マッケイ氏はカナダ外務省の前アジア大洋州局長デービッド・キルガー氏と弁護士のデービッド・マタス氏が共同で2006年7月6日に公開発表した「カナダ独立調査団:法輪功学習者対象の中国における臓器狩りの告発に対する調査報告」は、この問題に関する有力な情報を提供することにとても役に立つであろう。

 また、マッケイ氏は手紙の中で、「カナダは法輪功を含む中国の精神団体に対する待遇に関心を持っている。カナダは引き続きすべての適切な場で中国政府にこれらの問題を提出する」と述べた。 

 マッケイ氏は、カナダが中国に死刑囚の体から不法に臓器を摘出している問題にも懸念を示していることを表した。マッケイ氏は「カナダの政府役員はすでに中国政府に関心を寄せていることを強調し、中国のすべての臓器移植を必ず国際基準に合わせ、強制されず、(本人の)同意を前提で行わなければならない」とも述べた。

 マッケイ氏は「カナダ政府は引き続き中国政府に中国の人権と基本的自由の権利について注目していることを明確に伝える」と保証した。

 2007年1月17日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2006/12/31/145821.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2007/1/2/81375.html