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重慶の法輪功学習者・張全良さんの迫害状況の追跡報告


 文/四川法輪功学習者

 (明慧日本)2006年7月、張全良さんは5年の刑を不法に言い渡され、現在は永川刑務所2監区13分監区に監禁されている。

 法輪功学習者・張全良さんは、四川大学を卒業し、中国石炭集団重慶石炭設計院のコンピュータの技師として勤務し、重慶市科学技術成果三等賞、四川省優秀ソフトデザイナー2等賞を受賞したことがあり、その上、勤務先の科学技術英語翻訳の仕事を兼任しており、同僚から高く評価されている。

 2000年12月8日、張全良さんは法輪功の無実を実証するために上京し、再び上京しないという「保証書」の署名を拒否したため、大渡口区610オフィスに西山坪へ移送され、3年間不法に強制労働を強いられた。張さんは大法を修煉するだけで、長期にわたり監視・尾行され、家を離れ落ち着く場所がなくなる羽目になった。

 2005年12月7日、観音橋駅で、張さんは大衆の面前で重慶政法委に唆された公安、国安職員らに強制連行された。当局は、迫害事実を隠蔽しようとさらに迫害を加え、610オフィスと刑務所は家族に張さんとの面会を阻止した。家族が何度も面会に訪れた時、永川刑務所側は610オフィス、派出所の警官を指図して、家族を強制的に退去させたという。しかし、家族の強い正念の下、刑務所側はようやく面会を許した。それでも、張さんと家族の面会は相変わらず妨害され、当局からの脅迫を受けたという。

 情報筋によると、張さんは2監区で精神的及び肉体的な迫害を受けているという。悪らつな警官らが張さんをひどく殴打し、睡眠をとらせないなどの迫害を加え、さらに、強制的に大量のご飯を食べさせ、従わなければ、張さんの腹部を目掛けて強く殴るという。家族はこのほど、面会した張さんの顔色が青く、反応も鈍くなっており、歩行に支障があり、頭部には擦り傷があったことから、警官に問い詰めると、警官は横暴な態度で否認したという。

 張さんは2005年12月に秘密裏で強制連行されてから、重慶610オフィスは秘密の場所で拷問を行ったという。6昼夜にわたり、吊るし上げられたままで、スピーカーを張さんの耳に向け、40数時間にわたり高音量で音を出し続けたという。張さんはさらに、ひどく殴打され、頭部に怪我を負ったため、今でも頻繁に頭痛がするという。

 張さんは法輪大法の修煉を堅持したため、2000年12月に一度は3年間の強制労働の刑を強いられ、西山坪強制労働教養所で拷問を受け、苦労を嘗め尽くした。悪らつな警官は、薬物使用犯罪者を唆し、張さんに対して、釘を沢山差し込んだ腰掛に座らせたり、吊るし上げ殴打したり、足を引っ張り、引きずり回したり、唐辛子の液体や洗濯用洗剤の入った水をむりやりに鼻や口から流し込んだり…。張さんは3年間の拷問で、右耳の聴力を失い、肋骨が折れ、言語障害になり、記憶力喪失など、身体はひどく傷付けられた。このような状況下でも、重慶610オフィスは張さんを秘密裏に強制連行し、不法に刑を言い渡したという。

 2007年1月28日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/1/24/147489.html