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北京の法輪功学習者・馬剣さんは強制連行後 洗脳クラスで迫害された(写真)


 文/法輪功学習者

(明慧日本) 北京の法輪功学習者・馬剣さんは2月28日、警官らに強制連行後、一時行方不明になっていたが、最近入手した情報によると、連行後の20日間、洗脳クラスに拘禁されていた。そして、3月19日、警官らは馬さんを北京市東城区看守所に移し、拘禁し続けている。馬さんの拘束に関わった責任者は、張徳(男性)と張蕾(女性)の2人の警官である。

法輪功学習者・馬剣さん

 馬剣さんはフランスPCMポンプ会社の中国・北アジア地区のチーフ・マネージャーで、2月28日に北京の会社のオフィスで、10数人の警官に殴打された後に連行された。しかも、一時行方不明になった。

 馬剣さんが北京の警察に連行された後に、親族は北京公安局東城警察署に馬さんの状況を確認しに行ったが、東城警察署の責任者は馬さんの拘束を否認し、馬さんのことは知らないとした。しかし、その後、警察当局は逮捕文書に署名してほしいと、北京にいる馬さんの妻の両親に東城警察署に出頭するよう命じた。情報によると、逮捕文書に書かれた拘束の日時は実際拘束された日より大分遅れたという。また、馬さんの妻の両親は、逮捕文書に署名するのを拒否した。

 馬さんの勤務先であるフランスPCM社は、馬さんの連行後に、フランス駐北京大使館を通じて、北京警察当局に対して書簡を出し、馬さんの連行された理由を追及したが、当局から返答を得られなかったという。また、同社は馬さんが解放できるように、法的な手段をとり、中国で何人かの弁護士に接触したが、それらの弁護士は、法輪功問題については中国の弁護士は触れてはならないと述べた。

 現在、カナダに滞在中の馬さんの妻・姚聯さんは国際社会が馬さんのこの件に注目するようにと呼びかけている。また、フランスとカナダの法輪功学習者は馬さんが一日も早く釈放されるように各方面に働きかけている。

 2007年3月28日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2007/3/28/151726.html