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海外の弟子に 戸外で集団煉功の勧め


 文/トロント大法弟子 紀南

(明慧日本)毎年春になると、自然に1998年3月のニューヨークでの『北米第一回法会での説法』のことを思い出す。北米地区に大法が伝わった最初のころ、みんな集まって外で煉功することをあまりしていなかった。よくあるのは1週間1回の週末の学法と煉功である。当時海外に居住している場合、中国大陸のようにいっぱい弟子がいなくて、しかも生活が忙しいため、各地に分散して煉功点を作るのは難しいと考えていた。

 1998年3月、師父の説法が北米と海外の弟子を注意させた。師父はこう教えられた:「もちろん中国でこのようなことがあります。中国の学習者は朝晩外で煉功しています。朝4時と夜6時にご飯を食べてから、皆と一緒に外で煉功しています。一日2回煉功します。彼らはこのように煉功するのが非常に良いと感じました。しかし、海外で多くの地区の学習者は様々な言い訳をもってこのように煉功していません。皆さんに教えますが、皆さんは私が伝えるように行えば、良いことはありますが、害はありません」。(『北米第一回法会での説法』)

 師父の説法を勉強してからトロントの弟子は積極的に実行し、家の近くに煉功点を作った。中国大陸の煉功点のように一つの煉功点に多くの人がいて、しかも家に非常に近いというわけにはいかないが、みんながいっしょに集まって煉功すると、非常に便利で全体的に向上するのを促進している。

 師父は説法の中でこう教えられた。「環境は自ら切り開くものであり、多くの人が一緒に煉功することは確かに良いことです。お互いに切磋琢磨し、促進し合い、一緒に修煉のことについて話し合うことによって修煉に対する気持ちを固めることができます。同時に集団で煉功するときの場のエネルギーが非常に強く、確かに人々の修煉に有益なのです。これは間違いのないことです。一人で修煉していると、忙しくなったら、煉功を忘れてしまい、煉功の時間も決まっておらず、緩んでしまいがちです。これは間違いのないことです」。(『北米第一回法会での説法』)

 1999年法輪功に対する弾圧が始まってから、真相を説明することや、各種の大法の仕事の展開で知らず知らず外で集団煉功することが緩んでしまった。多くの弟子が相変わらず外で煉功しているが、外で煉功することを忘れた弟子も少なからずいる。確かに忙しく、疲れているが、法がわれわれに対する要求に比べると、実質的にこれは緩みで自分に対する要求が落ちた表れである。

 法を正すことが今になって三界に入りはじめ、しかも最後の最後にきている。一部の地区の同修は非常に疲れを感じている、さらに個別なことだが、体を放棄した現象が起きた。これが自分自身の修煉に対する重要視が足りないこと、煉功に対する重要視が足りないことに関係している。海外の弟子が外で集団煉功を強めると、いろんないいことがある。たとえば、

 1、師父はわれわれにこう教えられた。「われわれの毎日の煉功は堅持しなければならないし,毎日法を学ぶことも同様に堅持しなければならない」。(『法輪大法義解』・『 北京法輪大法指導員会議での提案』)時間を作って煉功することで弟子がいい修煉状態で法を証明することに集中でき、旧勢力にいかなる迫害と邪魔の口実を与えず、もっと多くの衆生を済度できる。

 2、外での集団煉功でみんな互いに交流するいい場を作れる。いま大法の仕事が多いが、プロジェクト間の交流が不足ぎみである。異なるプロジェクトの同修がいっしょに煉功して互いにいい経験の交流ができれば各プロジェクトの向上につながる。

 3、外での集団煉功で大法のすばらしさを示せる、真相説明と法を広めるのに積極的な作用がある。われわれの真相説明の努力で、邪悪な旧勢力が急速に衰弱し、目を覚ました衆生の中の多くの人が法を捜し求めるようになる。外で煉功することで彼らに便利を与える。

 私は心から北米と海外の大法弟子がみんな行動に移り、外での煉功を強めることを望んでいる。もし仕事の都合で普段いっしょにいられなくても、週末の集団煉功はやはり保障すべきである。

 以上は粗末な認識で、みなさんのご指摘をおねがいします。

 2007年3月31日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2007/3/21/151187.html