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真善忍美術展は世間の至高無上な価値と関係する(写真)


 文/ドイツの法輪功学習者

(明慧日本)2007年3月7日から4月26日まで、「真善忍美術展」がドイツ・ドレスデン(dresden)のザクセン州の州議院のホールに開かれた。3月6日午後の開会式で、サクセンの連邦儀会の議長であるアンスト・イルトゲンさん(Ernst Iltgen)が開会式の挨拶をして、主にこの美術展の大きな意義について称賛した。以下は開会式の挨拶文の一部の内容である。

サクセンの連邦儀会の議長であるアンスト・イルトゲンさん(Ernst Iltgen)が開会式の挨拶をして、主にこの美術展の大きな意義について称賛した

 「この美術展の芸術家達はすべて中国以外の国から来ています。この美術展の中心となる精神は『真善忍』です。東洋の思想の中で、この三つの基準は一人の人間が誠実であるかどうかの基準です。今この三文字は佛家功である法輪功の教えなのです。法輪功の功法は1992年に世の中に伝えられ、真善忍の原則は知恵の学説の基礎となり、これは独裁的な政権と全体主義の思想体系とは完全的に相反しているのです。このことについてはわれわれドイツの国民も他の欧州の民衆も20世紀の歴史の中からもう明確にしていたのです、

 もし一人の人間が真の素質をもっていれば、この人は自由でかつ自信に満ちていながら自分が造物主に与えられた生命であることから、生まれながら如何なる強権に束縛されることなく個人の自由を体験し、それを論述することができるのです。

 われわれは幸いなことにこのような自由をもっています、迫害されることなく自分の自らの良心に従って決めたことを実行することができます。この理想を叶えるため、われわれは精一杯自分の力を尽くし、天の意思と合一し、精神の反抗と正義を貫くことはどんな意味を持つかということと、これらのことを実行するにはどんなに勇気と力が必要なのかを世に伝えるのです。

 この国際真善忍美術展の内容は世の中の至高無上の価値と関係しますし、人権と人権を守ることと関係するため、この主旨はサクセン州の最高機関である州議会に賛同を得ていて、サクセン州議会はこの美術展を開いてくれた企業に有力な支持をしています。

 この美術展で展示された作品を見て、参観する人達は1幅1幅の印象深い絵を通じて絵の中の主人公がつらい苦難をなめさせられていることを感じとるのです。これらの1幅1幅の作品は人権が地球の反対側の国で如何に軽視されているかを表していて、ひいては人性無く踏み潰されていることをも表しているのです。

 法輪功学習者達は、彼らが全世界中に迫害に抗議するパレードで訴えたように、もう既に世の中が周知している中国で何年間にも亘って最も残酷な迫害をされている団体の一つです、これについて世界人権組織とある民間の組織が決議案を出しているだけではなく、中国共産党の法輪功に対する迫害の反対は、欧州議会と米国の国会の中でも迫害に対する反対の立場を表明しています。ですが、法輪功に対する迫害はいまだに続いているのです。

 ですから道徳及び政治に対する責任感が今以上に重要になってきています。私たちはあらゆる機会を利用し、信仰と言論自由と集会の自由を守り、公然と如何なる迫害の企みにも反対することは非常に重要なのです。

 われわれヨーロッパ人はいろんな国に貿易と環境保護そしてエネルギーなどの領域で協力しておりますが、そのなかにわれわれと提携している国—中国から回避することができません、例えば中国政府と人権に関する会談を行う責任などです。人権に関する会談は最も重視されるべきです。

 この人権と思想の自由を守ることを主旨とする真善忍国際美術展を機にして、ザクセン州議会は人権論壇とシンポジウムを同時に開く予定です。これによってこの世の中にもっと多くの人性的で且つ難儀の多い道程で自分の力を貢献したいと思っております」。

 2007年4月1日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/3/22/151290.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2007/3/31/84085.html