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内モンゴルの法輪功学習者・趙殿賓さんは迫害により死亡

(明慧日本)趙殿賓さん(78歳男性)は内モンゴル赤峰の法輪功学習者です。6歳のとき、母親がなくなり、麻疹にかかり、気管支炎を患って、その後喘息となった。彼に毎年かかる医療費は会社の中で最も高く、毎年財務部の医療費の8,9割が彼一人に費やされていた。1996年から老人は法輪功を修煉し始めた。まもなく、抱えていた病気が完治し、髪が黒くなり、完全に健康な人となった。

 1999年7月から、江沢民が法輪功を弾圧しはじめた。7月23日に警察は趙さんを警察署まで不法に連行し、同時に仕事中の趙さんの息子をも連行した。70歳の老人は厳しい日差しの下に長時間晒された。

 1999年10月に老人は法輪功の真相を伝えるために上京した。捕まった後、老人は懐柔県の看守所に監禁された。警察が死で老人を脅したが、老人は圧力に屈することなく、自分の身元を言い出さなかった。一人の警察が「あなたが身元を言い出さないと、私は首になるよ」と老人にお願いしてはじめて老人が住所と身元を教えた。すると、赤峰の警察官が北京に駆けつけ老人を地元に連れ戻した。

 地元の警察署から老人と家族は残酷な迫害を受けた。不法拘留、拷問虐待、財産没収などの手段で趙さんを苦しめた。

 2000年10月30日に、赤峰の警察と当地の610(法輪功取締本部)が趙さんの家に飛び込んで理由なしに趙さん、趙さんの妻、息子と息子の妻を連行した。警察署で趙さんは拷問され、電撃されて失神してしまった。警察は老人が意識不明のうちに、老人の手を持って偽造した供述に拇印を押した。この供述を証拠に老人の娘(法輪功学習者)を逮捕し、法的手続きのないままで趙さんの娘を内モンゴル第一女子刑務所に送った。

 中共が法輪功を迫害してから8年が経ったが、この8年の間で、趙さんは2回不法に拘留されて拷問された。彼の3人の息子と3人の娘も皆連行されたことがあり、家族全員は老人と共に莫大な圧力を受けた。警察だけでなく、町内会の人々も中共の邪悪な宣伝を受け、中共が趙さんを迫害する手先となり、いつも趙さんと趙さんの家族の日常生活を妨害した。このような迫害の下で老人は心身ともに大きなダメージを受け、2007年3月20日にこの世を去った。

 2007年4月10日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/4/3/152069.html