■日本明慧 http://jp.minghui.org/2007/04/13/mh161544.html 



カナダ調査員は国際オリンピック委員会に中国の人権に注目するよう手紙を送った

(明慧日本)先日、中国共産党の法輪功学習者への臓器狩りについて独立調査を行ったカナダの国際人権弁護士デービッド・マタス氏とカナダ外務省前アジア太平洋地区担当大臣デービッド・キルガー氏は、共同で国際オリンピック委員会のジャクス・ロコ委員長に手紙を送り、中国の人権問題に対し強い関心を示し、ジャクス・ロコ氏から、北京のオリンピック委員会のメンバーに中国の人権問題を指摘してもらい、人権を奪われた人達に対する迫害を早くやめさせるようにと呼びかけた。以下はその手紙の訳文である。

 私たちはロコ委員長から北京のオリンピック委員会のメンバーに、現在の中国の人権問題を指摘して頂きたい、これによって中国で人権を奪われた人達に対する迫害を止めさせます。以下の「オリンピックの憲章」により、私たちは真に2008年の北京オリンピックが本来のオリンピック精神を体現するよう心から期待しております。

 以下「オリンピック憲章」のダイジェスト

 オリンピックの目的はスポーツを人類の平和と発展の道具として、一つの人類の尊厳を保つ平和な社会に作り上げ、この目的を達成するために、オリンピック運動を単独にせよ、他の組織と共同にせよ、世界の平和を促進すべきである。(「オリンピック憲章、第3章」)

 人類の尊厳を守るということはオリンピックの基本的な条件である。(「国際オリンピック道徳規範、‘尊厳’第1部」)

 中国にオリンピックの主催資格を与えて後も、ひたすら自国の善良な国民に対して迫害を続ける中国政府は、一体自分の国民に何の尊厳を与えたのでしょうか?

 オリンピック憲章に関しては、国際オリンピック委員会のニュース事務室が中国人権迫害に関心を持っている人達から次のような回答を受け取りました:

 私たちは国際オリンピックの役割について真剣に考えました。国際オリンピック委員会は多方面にわたってスポーツのメリットを社会に与える一つの組織であり、私たちは必ず自分たちの仕事を各自の職務範囲内で、精力を傾注しなければならないと信じております。そうすることによって、オリピック主催国に対して指導.と支援を行います。スポーツとオリピック精神を中国の今現在の社会体制に導入するということに関して、私たちはオリンピックが開かれた何年か後の中国の社会は、もっと明るい未来を持つようになると期待しております。国際オリンピック委員会が史上初めてオリンピックを中国に導入し、オリンピック精神のこの先例により、中国と世界に多くの積極的なメリットをもたらせることができると信じておりますが、オリンピック憲章からもっと直接な方法が得られます。

 多くのオリンピック選手たち、コーチ及び役員たちは中国の人権迫害についてよく知っています。彼らは中国政府が約束を守っていないことについて非常に心配しています。

 今日、中国で毎日のように残酷な人権迫害が続いていることが無視されており、カナダの国際人権弁護士デービッド・マタス氏とカナダ外務省前アジア太平洋地区担当大臣デービッド・キルガー氏は一つの調査報告を発表し、このように述べています。

 残念なことに、調査の結果としてこのような結論にいたりました。中国政府及び全国の多くの地方の機関にわたり、特に病院、留置場及びいわゆる「人民」裁判所は、1999年以来、既に大量の数知れない法輪功の良心犯を殺害しました。彼らの体の重要な臓器、心臓を含め、腎臓、肝臓そして眼球の角膜もほぼ同時に摘出され、高値で売買されました。外国人を対象に販売することもありますが、このような外国人たちは通常自分たちの国では長年待っていてやっとドナーが見つけられるのです。

 オリピック選手たちに中国でこのような蛮行が行われているということを知られたら、国際オリンピック委員会と世界中の多くの国の政府はこのようなことに対して、どのように対応するのでしょうか? 選手たち、コーチ並びに役員たちはまだ自分の国民に対してこのような残酷な迫害をするような国で競技を続けることがありえるでしょうか?

 そして私たちは中国政府が有名な人権弁護士・高智晟氏への迫害と言論制限について、非常に怒りを感じております。中国政府は2008年オリンピックが閉会するまで高智晟氏がインタビューを受けることを禁止する命令を出しました。

 アムネスティ、中国人権及び人権観察団体はこれからも引き続き中国の人権迫害の状況に注目しています。当初もし、国際オリンピック委員会が中国の人権迫害の状況を把握できていれば、オリンピックの主催権を中国に与えることはなかったと信じております。

 では、以下の問題についてご配慮を御願いいたします:

 1.もし国際オリンピック委員会が公的に中国政府の人権迫害について抗議しなければ、オリンピックは一体どんなメリットをもたらすことができるでしょうか?

 2.もし中国政府に迫害されている法輪功学習者たち及び他の組織のメンバーたちがオリンピックに参加する希望があれば、国際オリンピック委員会は彼らの権利と身の安全を確保することができるでしょうか? そして、彼らが中国政府に監禁されたり逮捕されたりするようなことは一切ないという保証はできるでしょうか?

 3.法輪功学習者たちが如何なる報復も受けずに中国に入ることはできるでしょうか?

 私たちは委員長が中国政府による中国の何百万もの無罪の人達に対する迫害を制止させるように、有効な行動を取られることを強く要求します。そして、私たちは2008年のオリンピックが本当のオリンピック憲章の精神を体現できるよう期待しております。

 以上ご回答をお待ちしております。

 カナダ国際人権弁護士デービッド・マタス(1979-2006)

 カナダ外務省前アジア太平洋地区担当大臣デービッド・キルガー

 2007年4月13日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/4/5/152217.html

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