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山東寿光市寿光鎮の法輪功学習者が受けた人道に反する迫害について


 文/山東寿光市の法輪功学習者

(明慧日本)1999年7月20日から江沢民政権が全国規模で法輪功を弾圧し始めてから、寿光市、寿光鎮の共産党委員および寿光鎮の派出所ならびに寿光市城区派出所はさまざまな人道に反する悪らつな方法で法輪功学習者を迫害していた。私たちは身をもって中共政権による残酷な迫害に耐えてきた。情報によると、寿光鎮東玉村の李国俊さん(37)は迫害により死亡した。城里村の劉洪軍さん(47)は、不法に12年の実刑判決に処せられ、劉洪軍さんの妻・付淑媛さん(48歳女性)は不法に3年の労働教養収容処分に処せられた。寿光鎮北後三里村に住む孫洪柱さん(52歳男性)は、不法に2年の労働教養収容処分に処せられた。十数人が不法に刑事拘留され、たくさんの法輪功学習者が寿光市610オフィスの洗脳センターに拘禁され、心身ともに迫害に遭っていた。寿光鎮の40人ほどの法輪功学習者は50万元以上の罰金を科され、親戚や友人なども連座を受けていた。

 元鎮委書記である馬金涛(現寿光市副市長)および副書記の劉希忠、城建大隊長の付令国らは、警察などを通して法輪功学習者に対して残酷な迫害を指示していた。寿光鎮党委は何度も大規模かつ長期にわたって法輪功学習者を拘禁していた。馬金涛、劉希忠らは罰金を目的として何度も法輪功学習者を逮捕し、罰金を支払えない学習者は決して釈放しなかった。1999年7月24日から30日にかけて、不法に拘禁されていた40人の法輪功学習者は、7日間にわたって強制的に法輪功をけなすビデオを見るよう強いられ、一晩中寝かせられなかった。寝るとただちに木の板で叩かれる。このように、一人につき毎日50元の生活費を徴収され、そのうえ不法に5百元から2千元などの罰金を取られた。

 1999年11月30日、馬金涛、劉希忠らの指示のもとで、付令国およびその他の警察らは、不法に法輪功学習者30人ほどを逮捕し、東関村委和鎮政府に拘禁し、共生的に法輪功学習者たちに、法輪功をけなすビデオを見させていた。その後、一人につき毎日100元の生活費を徴収され、洗脳を受けてからも修煉し続けると言い出すだけで不法に5千から1万元を罰金され、不法に拘留される学習者もいた。例えば、法輪功学習者・王勇さん、張照宇さん、孫洪柱さん、孫洪偉さんたちは不法に拘留され、張照宇さんは警察に2千元の罰金を科され、韓蓮鳳さんは不法に40日間刑事拘留され、しかも殴られ、見せしめにさせられた後、警察に2千元を罰金された。

 2000年元旦、馬金涛、崔建軍を中心とする警察は保護するという名目で再び大規模にわたって法輪功学習者26人を逮捕し、鎮政府二階の会議室に拘束した(中には30日間拘束された者もいた)。不法に拘禁されている間、強制的に洗脳され、あくまでも法輪功を修煉すると言った人はみな、個別に真っ暗な部屋の中に閉じ込められ、十数人の警察に、革製の棒および電気棒で電撃され、殴られ、極寒の外に放置され続けるなどの学習者もいた。特に劉洪軍さんは、暴力のため全身に怪我を負い、孫洪柱さんは暴力を受けて意識を失った。鎮政府の関係者らは責任を負うのを恐れて、学習者に注射をしてから二階の会議室に拘禁した。王潮風さん、張明秀さん、馬春蘭さん、高仕愛さん、盛万慶さん、劉淑美さん、王勇さん、岳冬梅さん、韓蓮鳳さん、李国俊さん、趙素紅さんたちは皆、暴力のため体中にあざができて、歩くことすら難しくなった。マイナス10度の極寒の夜に、警察らは劉桂秀さん、王海鳳さん、劉淑美さん、劉洪軍さんたちはほとんど服を着ていない状態で外の鉄の柵に縛られ続けていた。

 2000年1月1日、馬金涛、崔建軍、崔広賢らは十数人の警察と共に、すべての法輪功学習者の目の前で、法輪功学習者・岳冬梅さんを強く殴っていた。その時、岳さんの夫である王勇さんは起き上がろうとするだけで、共産党員の書記である馬金涛に二回ビンタをくらった。そして、王勇さんは馬金涛に、落ち着いて「馬書記、私は殴り返さない、私は殴り返さない」と言った。そこで馬金涛は悪人面をして「こいつらは怖がらない」と言った。そこで、法輪功学習者の岳さんを殴っていた警察らも、今度は王勇さんを狂ったように殴り始めた。そのため、王さんは1メートルほど血を吐き出した。聞くに耐えない叫び声がその場に響いていた。王勇さんの足は負傷していたため歩けなくなり、鎮政府の関係者らは、王勇さんの怪我を知られまいとして王さんを30日間拘禁していた。

 2000年6月下旬、馬金涛、劉希忠を中心とする警察らは、再び法輪功学習者30人を不法に逮捕し、それぞれの学習者は、電撃棒による電撃、革製の帽子による殴打、ベルトで殴られる、ビンタをくらう、両腕を上げたまま直立不動にさせられる、寝かせないなどのさまざまな拷問に遭っていた。

 法輪功学習者・劉洪軍さん、付淑媛さん、李国俊さん、桑培香さん、馬春蘭さん、張明秀さん、張鼎洪さん夫婦、劉鳳香さん、張照宇さん、游愛栄さん、王海鳳さん、高仕愛さん、韓蓮鳳さんたちは、迫害のため非常に無残な姿となった。

 法輪功学習者・韓蓮鳳さんは、鄭建苹の指示のもとで8人の警察に革製の棒および電気棒で殴られ、気絶した。その後、起こされてから続けて殴られ、でん部の皮膚が腐ってしまった。しかも、20センチほどの瘤ができた。そのため、韓蓮鳳さんは半年間にわたって家事ができなくなり、一人で生活することは極めて困難であった。

 法輪功学習者・劉鳳香さんは鄭建苹らの警察に革製の棒で殴られるなどして気絶した。その後、警察・厖暁輝は劉さんの上を踏んで歩きながら、「死んだふりをするな」と言っていた。鎮は責任から逃れるため、劉さんを寿光市人民病院に入院させた。病院に行ってから、警察の張春栄は医者に対して、「こいつは法輪功を修煉しているんだ。だから彼女の家族は、彼女をこんなに殴ったんだ」と言った。このように、張春栄の目的は、医者とその場にいた人々に、法輪功と法輪功学習者を憎ませ、自分たちの罪を覆い隠すことである。その後の医者による検査の結果、劉さんは暴力を受けたことで肝臓が出血し、静脈に炎症が見られ、10日間にわたって入院した。その後、鎮政府は続けて劉さんを迫害し、不法に50日間にわたって拘禁してから、その家族に5600元を出させてやっと劉さんを釈放した。

 法輪功学習者・趙素紅さんは、不法に付令国のオフィスに拘禁され、警察の厖暁輝に2本の電気棒によって2時間にわたって電撃された。そのため、趙さんの足は膨れ上がり、歩けなくなった。その数日後、趙さんの足の皮膚の皮がむけるようになった。趙さんは非常に貧しいため、鎮政府の定めた罰金が出せなかったため不法に20日間拘禁された。

 法輪功学習者・張樹麗さんは不法に真っ暗な部屋の中に拘禁され、劉希忠みずから張さんを倒し、両手で頭をつかんで押し、そして崔広賢、厖暁輝らは張さんの足と手を押さえて、その他の警察は竹の板でずっと張さんを殴っていた。竹の板が何本も折れて張さんの血が服ににじんでいた。このような拷問により、すさまじい叫び声が静かな夜に響きわたった。それでも劉希忠は続けて、警察らを通してきわめて悪らつな方法で、この女性法輪功学習者を侮辱した。その後、二階に戻ってから警察の厖暁輝は、張さんを叫ばせるために張さんが痛めている足を強く踏んだ。厖暁輝は苦笑いしながら「お前がもう少し話を聞いてくれればいいんだが、もし話を聞かなければ明日もう一度やるぞ」と言った。二日目の朝、張さんは建物の中から飛び降りて脱走に成功した。

 法輪功学習者・李国俊さんは警察に竹の板で殴られた後、革製の棒で足をずっと殴られていた。李国俊さんの背中およびでん部が黒ずみ、足も大量出血していた。警察はまた、李さんに長時間にわたって足を伸ばして座るよう命じた。そのため、李さんは足の痛みで震えだした。その後、警察の崔広賢は法輪功学習者の前で、拷問によってけがをしていた李さんの足を革の靴で蹴り、どこか痛いかと聞き出した。その後、李さんは2か月以上不法に拘禁されたが、修煉を放棄しないため、その間何度も残酷な拷問に遭っていた。

 李さんは2001年6月4日、寿光市孫集鎮馬家村のある学習者の家に皆でいたときに通報された。そのため、十数人の法輪功学習者が寿光市の警官に不法に逮捕され、李さんは留置場でさまざまな拷問に遭い、その後、寿光市人民病院に20日間入院した。少しでもよくなると、再び孫集鎮洗脳センターに連行されたが、李さんはその晩に脱走をはかり、成功したがそれ以来各地をさすらうようになった。李さんは2002年4月16日、イ坊で再び逮捕され、続けて残酷な迫害に遭うようになり、その後も李さんは法輪功の修煉を放棄しないため、寿光市610洗脳センターに身柄を拘束されてからも、崔建軍ら610オフィスの関係者らにさまざまな人道に反する迫害を受けたため、死亡した。

 2000年10月26日午後、寿光鎮では法輪功学習者およびその家族を対象とする会議が行われた。劉希忠は会議の中で、「これ以上、法輪功を修煉すればただちに3年の労働教養収容処分にしてやる。俺の言うことは絶対だ」、「上からの命令によれば、法輪功学習者を殺しても罪に問われない」と言った。このような言動こそが、その欲するがままに法輪功学習者を迫害する劉希忠や馬金涛の犯罪の証拠である。

 以上あげたのは、寿光鎮共産党委員、派出所の警察らの法輪功学習者に対する残酷な迫害の事実であるが、これは氷山の一角にすぎない。これらの証拠を前にして、馬金涛、劉希忠およびその他の警察らは言い逃れることはできない。古今東西、加害者には皆悲惨な結末が訪れるものである。

 私たちはいまだに法輪大法および法輪功学習者を迫害していることを、人々に対して是非をわきまえ、正義と邪悪を弁明し、自分たちのために正しい選択をするように忠告する。あなたたちの一部の人が私たち法輪功学習者に対して罪を犯しても、私たちはあなたたちを憎んだりしない。ぜひ自分と自分の家族のために明るい未来を選択してほしい。

 2007年4月22日

(中国語:http://search.minghui.org/mh/articles/2004/10/21/87140.html