二〇〇七年ニューヨーク法会での説法
 

(李洪志、二〇〇七年四月七日、マンハッタンにおいて)

 

 皆さん、こんにちは!(拍手)皆さん、お疲れ様です!(拍手)

 法会はすでに大法弟子の盛会となり、在席の中にはるばる遠くからやってきた人がいて、その目的は法会を通じて他の人との差および自分の不足を見つけて、早く追いつくためです。大法弟子個人の修煉と向上はすでに問題ではなく、大法弟子の圓満成就もすでに問題ではありません。現在、行わなければならない一つの重要なことは、如何により多くの衆生を救い済度するかということであり、これは現在、大法弟子が圓満成就する過程でやり遂げなければならないことでもあります。これは大法弟子の使命であり、当然の責務であり、必ず行わなければならないことで、必ずやり遂げなければならないことです。

 昔の多くの預言も言及したことがありますが、ある時期にたくさんの人を淘汰し、わずかの善い人しか残されないと言われています。だいぶ前に私も「私は私の人しか要らない」と話したことがあります。西洋の多くの伝説と『聖書』の中にも記載がありますが、大審判のときは、わずかの人しか残ることができません。当初の情況では、世人、三界内のあらゆる衆生を含めて、すべては三界内の物質要素によって構成されたものでした。三界内の物質要素は、天上の物質要素とまったく異なっているため、このような生命は天上に行くことができず、この境地に留まるしかありません。しかし、後になってこの情況は歴史の絶え間ない変遷にしたがって、近代になって、大きく変化しました。

 詳しいことは、私は以前皆さんに話したことがありますが、多くの高次元の生命はこの世にやってきて人間に転生したのです。つまり、見た目では、人間の表面はまだ人間の形象をしており、人間の構造をしていますが、実質上は、この世の最も表面の物質のミクロ物質の中は、つまり人間の表面物質の背後が、すでに三界の外からやってきたものになっています。多くの人体は高次元から下りてきた神に服のように着られています。見た目では人間ですが、実際の本質は、高次元からやってきた生命です。当然ながら、誰がここにやってきても、どれだけ高い次元の生命、神であっても、人類社会にやってきたら、迷いの社会に入ってしまい、何もかも分からなくなりました。言い換えれば、すでに神ではなくなり、人間になったのです。この情況下では、いくら次元が高くても、神としての一面を表すことができず、その智慧も封じ込められ、完全に人間と同じようになりました。もし、社会の状態が良ければ、全体は全社会の状態とともにある程度の道徳水準を維持することができます。これは人間にとって、生命にとって、まだそれほど恐ろしくはありません。もし、社会の道徳が急速に滑落し、または旧勢力が意図的に人間社会を滑落させるのであれば、それは衆生にとって、高次元から下りてきて人間となった神も含めて、非常に恐ろしいことになります。

 実は現在の中国社会では、人間の道徳観念は、当初神が人間を造ったときに人間に対して要求した状態よりはるかに悪くなりました。言い換えれば、すでに人間の状態ではなくなったのです。耳に痛い言葉で言えば、すでに人間としての資格はありません。以前では、もし法を正すことのためでなければ、すでに完全に消滅されました。歴史上、人類の劫難は再三にやってきて、人類は幾度となく壊滅されました。全宇宙も同じ状況で、人間の身体の新陳代謝のように、細胞が老化して、悪くなったら、代謝され、再び良い細胞が生まれます。全宇宙は異なる局部で、このことが常にではなく、時々刻々に起きているのです。これはいたって正常なことです。人間に関して言えば、その生命の次元が最も低く、最も低い次元の生物にとって、人間はいくら自分が素晴らしいと思っていても、神の目から見れば何者でもなく、悪くなったら淘汰されるしかありません。今日、法を正しており、宇宙の衆生を救い済度しているため、堕落した人間は淘汰されなかったのです。人間の状況にいくらかの変化があり、同時に大法弟子がこのことを通じて自分の威徳を樹立する必要があるため、人類は存続し、生き残ることができたのです。大法弟子にとって、現在皆さんがこのことをやり遂げることができず、衆生が済度されるようにやり遂げることができなければ、皆さんは自分が立てた誓約を全うしなかったことになり、同時に法を正すことと、宇宙と衆生に災難をもたらしてしまうことになります。ですから先ほどお話しましたが、これは大法弟子が必ずしっかり行なうべきことです。

 三界に言及しましたので、皆さんにさらに詳しくお話します。人類のこの社会の現状がどうなっていても、三界内の生命は自分がいかに重要だと思っていても、人間は社会の中で自分がいかに進んでおり、いかに功績があり、いかに権勢があり、いかに金持ちだと思っていても、各民族、各政府、一人ひとりのいわゆる功績のある人々は、自分がどれほど偉いと思っていても、実は皆さんに教えますが、人類の現在のすべて、歴史上のすべてと三界の現れも含めて、いずれも今回の法を正すために存在しているものです。つまり、すべてのものが、みな今回の法を正すために造られたものであり、すべては、今回の法を正すためにやってきたものです。この過程の中で、すべては今回の法を正すために造られたものです。人類のすべて、生命、物質、あなたが知り得るすべて、分かり得るすべて、認識し得るすべてはみな、法を正すことのために存在しています。でなければ、決して存在するはずはありません。

 言い換えれば、最後の法を正す中で宇宙の衆生を救い済度し、大法弟子を成就させるために三界を造ったのです。でなければ、三界は存在するはずはありません。人類社会はただ三界の中の一つの粒子であり、小さな粒子にある社会は微々たるものです。その中にいる人類は自分の事がいくら大きいと思っていても、人間は人類の事がいくら重要だと思っていても、人類にいくら大きな成果があったと思っていても、人類がいかに発展したと思っていても、これは人間が人間の角度から認識したことで、迷いの中で人類社会が素晴らしいと思ったのは真相を知らないからです。人間は何を言ってもいいのですが、神はこのように人間を見ていません。いったん衆生が人類とその生存環境の存在する本当の目的を知るようになったら、はっきり目覚めることになります。人類のいわゆる発展は、ただ造られた過程に過ぎず、同時に最後の大きな出来事が到来するまで、人類の社会状態を維持しているのです。すべては人類の状態を維持する過程での具体的な表れに過ぎません。本当の目的はいずれも、最後の一歩、つまり神の到来、法を正すことの開始を待つためです。

 私は一九九二年から法を伝え始めたのです。大法弟子も当初、ずっと法を広めており、迫害の中で大法弟子はまた、全世界の範囲で衆生を救い済度しています。しかも、大法弟子が救い済度している世の人々は、近代になって変化も起きています。人類が待っていること、先知たちが預言したことは、すべて起きています。人間は迷いの中で、現実の利益、虚像と虚言に動かされ、最後のすべてが本当に始まり、しかも現在進行していることを信じようとしません。見た目は、人類社会がまだいつもの通りに動いており、すべてが穏やかに正常に運行していますが、実はすべてはすでに法を正すために動いています。神がやってくるとき、鳴り物入りで宇宙に現れることはありえません。「私はやってきた。私の言うようにしなさい。私は皆さんを無条件に天上に連れて行く」、これはありえないことです。人間は歴史の中で犯した罪を償わなければなりません。神を目にする資格があるかどうかは、人間が考えているほど簡単ではありません。人間は法を得る資格があるかどうか、天に上る資格があるかどうか、迷いの中で試されなければならないので、神がこのように現れることはありえません。神は人間と同じように人類社会に現れますが、話したことは真理なのです。人間の道徳の最低基準、人間の道徳観念でまだ神を認識することができるかどうか、この宇宙が人類のために定めた根本的な道徳規範をまだ認められるかどうかが試されなければなりません。つまり、最後の道徳基準は人間が衆生を救い済度しにきた法を認識できるかどうかを決めています。認識することができれば、あなたは済度され、救われます。認識できなければ、あなたが救われようはなく、残されることができません。それは道徳の規範が崩壊したことによってもたらされたことであり、道徳がなければ人間としての基準を満たさなくなります。古から現在まで、東洋社会にしても、西洋社会にしても、人間はみな、人間の道徳を強調していました。近代社会になって、まだどのぐらいの人が道徳を重視しているのでしょうか? 最後になって神は人間を救い済度するときになると、直接人間の道徳の尺度を量らないのですが、自分自身の道徳が堕落したため、最低基準の崩壊によって法を認め、認識することができなくなり、これはあなたが済度されず、救われないことの原因ではありませんか?

 以前、人類社会はずっと、比較的道徳観念が重要視されている状態に維持されていました。近代になって、人間は法を得て、済度され救われるようになるところで、旧勢力はそれほど多くの人が救われることを許さず、一部の人を淘汰したいため、人類社会に共産邪党というものを造り与えたのです。特に中共邪党はたくさん人類道徳を破壊することを行ない、その上に党文化を造り出して人々の思想を改造しました。その目的は時期が来たら、人々が法を得ることを阻むためです。改変された観念により、邪党の文化から注ぎ込まれた考え方で物事を考えるようになります。完全に人間の理念、人間の文化を捨てた人間は、変異した生命になり、淘汰される対象になっています。中国五千年の文明と歴史により、人間のすべての文化や思想、行為を築き、しかも、神は系統的にこのすべてを造ったのです。しかし、このすべては旧勢力に支えられている邪党によって台無しにされ、破壊されてしまいました。わずか数十年間で、一貫して中国の古代文化を否定し、中華の古い文明を踏みにじってきました。神が人間に伝えた理念、道徳と文明は最後の一歩になったとき、人間がそれを用いて是非を判断し、法を認識し、救われるようにするためのものです。中共邪党は系統的に、目的をもってこのすべてを破壊しているだけでなく、同時に系統的に目的をもって人々に邪党の文化を注ぎ込んでいます。邪党はこれを「人を教育する」、「人を改造する」と言っています。このように明言した通り、あなたの世界観まで変化させ、中共邪党が作り上げた行為、思惟と思想方式に変化させるのです。改造された中国人は邪党に注ぎ込まれた世界観をもって、人類の是非、善悪を認識しているため、法と真理を認識することが本当に難しいのです。年寄りの方、年配の方は中共邪党の文化がまだ現れていないとき、古来の人類文化の教育と薫陶(くんとう)を受けたことがあるので、近代になって中共邪党のものが現れましたが、彼らには人間の道徳の最低基準がまだ残っているため、基本的な善悪を判断することができます。最も悲しいのは、現代の若者です。彼らは完全に中共邪党の現代意識を注ぎ込まれたのに、まだ自分が偉い、何でも見抜いていると思っており、中共邪党に目的をもって破壊された人間関係、価値観、倫理道徳の混乱現象を歴史上の人類本来の状態と人類の本能だと思い込んでいます。さらに、進化論の邪説が加わって、彼らは本当に自分自身をも動物と見なしており、これは邪党が目的をもってやったことだと知る由(よし)もありません。人々は人類が待っていることや人間になった本当の目的を忘れてしまいましたが、邪悪な悪党の邪霊には分かっています。そのため、それらは目的をもって人間を堕落させています。何者でもない、現代式の愚昧は、彼らが宇宙の真理を認識することを阻んでいます。ですから、この世代の人たちにとって、非常に恐ろしいことです。

 もちろん、法を正しており、衆生を救い済度しているので、神は万能ではありませんか? 佛法は無辺ではありませんか? その通りです。衆生を救い済度する中で大法の無辺な法力が充分に現れています。表面上では、大法が伝え出されて間もないとき、私はすでに言いましたが、衆生を救う門はすべて開かれて、すでに門がなくなるまで開かれました。歴史上の衆生の如何なる間違いをも見ないことにしました。なぜなら、異なる次元、様々な生命、各種の生命も変異しており、各次元もそれぞれの基準に符合しなくなったからです。高い次元の生命が低い次元の基準に符合しなくなったと言っているのではなく、神は神のいる次元の基準に符合しなければならず、人間の基準に符合してはならず、人間の基準に符合するならば、人間になるしかありません。つまり、異なる次元の生命はみな、それぞれの次元の基準に符合しなくなったということです。人間も人間の基準ではなくなりました。このとき、衆生を救い済度しようとすれば、どのようにしたらよいのでしょうか?

 ご存知のように、宇宙の中にさらに正と負の生命が存在しており、佛もいれば魔もおり、正の神もいれば負の神もいます。それぞれ対立しています。なぜなら、彼らはいずれも宇宙の中に必然的に生じてくるものだからです。それなら、衆生を救い済度したければ、方法は一つしかありません。すなわち、衆生が生命の過程の中で犯した間違いをすべて見ないことにするしかありません。すべての衆生が歴史上犯した間違いを取り除いてからはじめて、彼らを救うことができます。つまり、全宇宙までだめになったのに、まだ誰それが相手より少しましだと比べて、何の意味があるのでしょうか? 誰それより少しましであっても、宇宙の基準に達することができません。そのため、救い済度する中でこれらのことをまったく見ないことにしました。それでは、何を見るのでしょうか? 救われ済度されるとき、自分を救い済度するこの法を認識できるかどうかだけを見るのです! 未来のすべてはこの法によって造られ、未来の生命はこの法が提供してくれた生活環境の中で生きていくからです。未来に入ることができる生命は、法によって浄化され、法に同化してからはじめて未来に入ることができます。この法まで認識できなくなれば、もちろん残されることはできません。残されたら、あなたはどこへ行きますか? 未来の宇宙は他でもなく、この法によって造られたので、あなたの居場所がなければ、あなたも存在できなくなります。

 はっきり言えば、つまり現在、法を正す中で、衆生が歴史上どれだけ大きな罪や間違いを犯したかを見ずに、法を正す期間中に衆生の大法に対する態度、大法弟子に対する態度のみを見ています。ただこの一つの境界線だけです。この境界線も実は線ではなくなり、ただあなたが未来に行きたいかどうかの問題です。世を欺く虚言の中で、中共邪党が造り上げた邪悪の文化の中で、まだどれだけの人がこのことを認識できるのでしょうか? どれだけの人が是非を弁別できるのでしょうか? どれだけの人が中共邪党の邪悪をはっきりと認識できるのでしょうか? 確かに難しいのです。ですから、大法弟子は真相を伝え、邪悪を暴露し、世の人々に中共邪党を認識させています。このようにしてはじめて、世の人々を救うことができます。これは即ち、大法弟子がやらなければならないことです。

 あなたたちが『九評』を広めるにしても、中共邪党を暴露するにしても、これは政治に参与しているのではないかと言う人がいます。政治とは何でしょうか? 西洋人の理念の中では、宗教活動以外のすべての社会活動は全部、政治です。全世界ではみなこのように「政治」という言葉の定義を認識しています。宗教活動は社会活動に属しています。社会活動の中に宗教活動以外のことは、全部政治活動の範疇に属しています。政治活動ではないことは、何でしょうか? 家で食事を作り、生活するのは、政治ではありませんが、あなたのことも社会に入れば、政治になるのです。これは自由社会の角度から言っているのです。中共邪党に変異された政治的観念から言っても、たいしたことではありません。変異された政治は人をたたくための棍棒です。政治を通じて人を済度することができれば、私たちは政治を利用してもよいのです。どこがいけないのでしょうか? 先ほどお話しましたが、この三界内のすべては全部、大法のために造られ、大法のために成り立ち、大法のためにやってきたのです。法を正すことがなければ、人類のすべてもありません。それでは、考え方を変えて、皆さん考えてみてください、このすべては全部、大法のために提供されたのではありませんか? 人を救うために使われるのではありませんか? 大法弟子の修煉のために使われるのではありませんか? 必ずそうなります! ただ私、李洪志が大法弟子のために何を選ぶかだけです。

 別の角度から言えば、大法弟子の修煉方式は歴史上の修煉方式とは全て異なっています。これが原因でたくさんの人がついてくることができず、困惑してしまい、中共邪党に造り与えられた考え方を用いて、歴史と現代の関係、過去の宗教の修煉と現在の大法弟子の修煉との関係を認識しています。彼らは以前のような修煉が人間の修煉であり、以前のような神を信じる方式で本当に天国に戻ることができると思っています。まったく天国に帰ることができません。現在、西洋社会の人も含めて、ますます多くの人が分かるようになり、人間が輪廻の中にいると徐々に分かるようになりました。人間のところにやってきた以上、誰も天に上ることができません。これは絶対的なことで、天に上った人は誰もいません。副元神は三界の中にいませんが、三界の範囲にはいます。私はこの机の範囲内に立っていますが、机の中に入っていないと同じで、だから人間の副元神は修煉して成就し、天に戻ることができます。それでも、三界に近づいたことがあるから、天に戻った後、さらに高い次元の神は彼に一つの覆いを被せ、天上の生命と永遠に隔離するのです。彼自身にはこの覆いが見えません。その目的は天と天上の衆生を汚染しないようにするためです。私がこのことを明かさなければ、神も知らないのです。

 つまり、三界に入って、人間のところにやってきたなら、即ち落ちてしまったので、二度と戻ることができなくなります。なぜならば、人類に今まで人間を天上に帰らせる真の法はなかったからです。釈迦牟尼は法を伝えましたし、イエスも彼の道を説いたのですが、実は彼らが人間の中の一つの元神、副元神に説いたのであって、人間のこの一面はそれを分かることができません。それによって修煉の中で、表面の人と主元神は変わることができません。人間は釈迦牟尼がこのようにあのように法を伝えたと言っていますが、彼らは人類の文化の基礎を築いていただけです。私は最初のときこれらのことを話したことがあります。神に造られたばかりの人間はその脳が空白の状態であり、この世界に対して認識する能力がなく、社会の実践がなく、何の経験もなく、生活の中で四季さえはっきりと認識できないのです。人間に世界を認識する過程、絶えず各種の文化の基礎を築く過程がなければならないため、人間に系統的で正確な思考様式と道徳観念を造り与えなければなりません。これは長い歴史の過程を経てやっと形成するものなので、人類は歴史上、それほど長い年数を経なければなりません。法を正すときになって臨時に三界と人類を造ることはありえない事で、それではいけません。この歴史の過程がなければならず、人間はこの歴史の過程を歩む中で、実践から理性までの知識を身に付けてから、はじめて人類の今日の状態、人類の思想、人類の外形、人類の道徳理念と人類の行為を築くことができます。

 この世界に対する実践および認識の過程で、人類の文化を築くと同時に、当然人間に最も重要なことを教えなければなりません。即ち、神とは何か、佛とは何か、道とは何か、異なる神とは何かなどのことです。どのように築くのでしょうか? 他でもなく、これらの神を世に下らせ、人を済度するやり方で人間に認識させます。人を済度すると言っていますが、実は、先ほどお話したように、済度したのは副元神であり、誰もが天に上ることはできず、すべてこの世で輪廻しています。この副元神は人間の外形に影響されているため、人間の姿かたちと同じなのです。根基の良い人は天に上ったように見えますが、その神は人間の一つの副元神で、人間と同じ姿かたちをしているに過ぎず、この人の本当の主体ではなく、この人はまだ輪廻しなければなりません。歴史はこのように一歩一歩今日までのことを築き、人間を今のような現代の思考と行為をもつ人間に造り上げ、人類が歴史の最後の一歩まで歩んだとき、人間が法を認識できるようにしました。つまり、釈迦牟尼の現れと歴史上のいくらかの神の現れは即ち、神が伝える文化の現れであり、実は人間に神を認識する思想過程を築き、人間が神を認識する文化を築いたのです。でなければ、今日私が出てきて法を伝えるとき、皆さんは神とは何か、佛とは何か、道とは何かを知らなければ、私は本当に法を説きにくいのです。どのように説けば良いのでしょうか? 私は佛や道、神がどういう形をしており、どのような特徴を持っているのか、何をしているのか、どのように人を済度するのか、人を済度するとはどういうことなのか、済度された人はどういう状態なのかなどなどを全部、説かなければなりません。説いたとしても、実践と認識、形象と認識の過程がなく、この法をどのように伝え、どのように理解すればよいのでしょうか? ですから、歴史の過程の中でこのすべてを全部完成しなければなりません。そして、今日になって、人間ははじめて神とは何か、法とは何か、修煉とは何か、圓満成就とは何かを認識することができるようになります。

 これがつまり、修煉とは何か?ということです。今日の大法弟子の修煉だけが本当の修煉であり、人間が本当に修煉できるようになったのであって、歴史上かつてなかったことです。衆生をあまねく済度するとはどういうことでしょうか? 神はこの文化を残しましたが、実際にこのことを行なったのではありません。私はこのことを行ないました。今は大法弟子の皆さんがまた、衆生をあまねく済度しており、しかも全人類を対象に行なっていて、(拍手) 全面的に人を救っています。これはつまり、大法弟子が今日行なったこのすべて、あなたが何かのプロジェクトに参加するにせよ、自ら街頭に出て真相を伝え、資料を配るにせよ、領事館の前に座って邪悪を暴露するにせよ、あなたはいずれも、自らを修煉し、法を実証し、同時に世の人々を救っています。これは即ち、大法弟子が行なったことです。平凡なように見えますが、いずれも偉大なことであり、素晴らしいことです。なぜならば、人類の各種の職業、各環境は皆さんの修煉の場だからです。以前の修煉に関して言えば、修煉しようとするとお寺に入ったり、山に入ったりしますが、「なぜ仕事をしながら修煉しているのか? なぜ出家して修煉しないのか」と私が大法弟子に定めたこの修煉方式を多くの人は理解できません。そうですね。実は釈迦牟尼は歴史上、すでに話した事があります。転輪聖王が世に下ったとき、人間は世俗を離れずに如来まで修煉することができると言ったのです。世俗を離れないとは、どういうことでしょうか? しかも、現在のこの社会の中でどのように修煉するのでしょうか?

 先ほどお話しましたが、以前私もこのことに言及したことがあります。大法弟子は各種の職業と各社会階層におり、各種の職業の中で衆生を救い済度しており、法を実証し、大法弟子としての作用を働いています。実は皆さんが各種の職業の中で行なうべきすべてをしっかり行なうことができれば、あなたは即ち修煉しているのです。世間の各種の職業はあなたのために提供された修煉の場所です。これでまた先ほどの話に戻りましたが、三界内の人類のすべては大法のために成り立ち、大法のために造られ、大法のためにやってきたのです。どんなものに関しても、どの職種にいても修煉することができます。言い換えれば、人類社会は私の大法弟子が修煉するための大きな煉功場であり、どこにいても修煉することができます。ただあなたが修煉に精進しているかどうかだけの問題です。中にスパイ行為をしている人も含まれています。(皆笑って) すべて修煉することができ、衆生を救い済度することができますが、あなたの心の持ち方、法に対してどういう態度を持っているのかが、最も重要です。

 先ほど話したこれらの問題ですが、実はこれらの法は以前も説いたことがあり、ただ角度を変えてもう一度皆さんに話しただけです。これからの時間を利用して、皆さんの質問に答えたいと思います。(拍手) しばらく会っていないので、多くの人はたくさんのことを聞きたいと思っています。しかし、今まで精進していない人が精進するようになり、他の人が歩んだ道を彼はもう一回歩み、他の人が聞いたことの問題を彼はまた聞きます。(皆笑って) また、どうしてもあまり本を読まない人がいます。本の中に全部解答していますが、本を読まないので、私に会ったらやはり聞きたくなります。(皆笑って) いずれにせよ、大法弟子になれて、大法の中で修煉することができて、とても素晴らしいことです。質問があれば聞いてください。私は師父なので、弟子は聞きたいことがあって、特に修煉上の問題なら、これほど厳粛なことなので、もちろん皆さんに教えるべきで、皆さんに説かなければなりません。それでは、皆さんはやはりメモを提出するやり方で質問してください。もう一点は、分会場の人を除いても、ここに在席している皆さんだけでも三千人以上います。一人ずつ一枚のメモを提出したら、読みきれないほどの量になるので(師父が笑って)、大会の事務局はメモを整理してから持ってくることになっています。

(師父は着席し、弟子たちは拍手)

 

弟子:武漢と深センの大法弟子は師父にご挨拶を申し上げます!(拍手) 三つのことをしっかり行ない、最後の道を着実に歩むことを決意しました。

師:皆さんを信じています。必ずできると思います! ありがとうございます!(拍手)

弟子:私の向上に影響しているのは正しい信念が充分確立しておらず、ミクロのところに信じていない要素があることに気づいて、とても悲しく思います。私は本当に師父について家に戻りたいと思います。

師:もちろん、書かれたメモから、不足の要素がありますが、同時に非常に良くなるように修煉していきたい気持ちがあると分かります。私が思うには、多く法を読みさえすれば、心の問題を解決することができ、修煉が必ず良くなります。特殊な方法はありません。すべての人に師父が自ら、手を取って修煉を教えていれば、全世界にこれほど多くの人がいるので、これはありえないことです。ですから、今までずっと、法を師とするようにと言っていました。師父がすべてのものを全部この大法の中に詰め込んだと言いましたが、今になっても、私が言ったこのことの重みを理解できる人はさほどいません。将来、皆さんに話します。しかし、皆さんは本当にこの法に従って修煉していけば、必ず成就することができます! ですから、本を多く読み、法を多く勉強すべきです。(拍手)

弟子:瀋陽の弟子を代表して師父にご挨拶を申し上げます!(師:ありがとうございます!)(拍手) 自分の空間場を片づけるとき、結印するのですか? それとも掌を立てるのですか?

師:結印のときは、自分の思想と身体を片づけているのであって、掌を立てるときは、外に向けて発しているのです。表面の形式は正念を発するとき、念をより確固たるものにし、より一心不乱に行なうことができるようにするためです。実は正念が強いとき、考えるだけで問題を解決することができます。

弟子:安徽省蚌埠(ほうふ)、合肥、淮南(わいなん)のすべての大法弟子は偉大な師父にご挨拶を申し上げます。私たちはとても師父に会いたいのです。いつ師父に会えるのでしょうか? 現在、中国では六歳の子供は入学して二か月後、全員一斉に少先隊に加入させられています。このような子供は、邪党が解体されるとき、命の危険があるのでしょうか?

師:子供は除外されます。無理やり加入させられたのは全て、除外されます。(拍手) 特に六歳以下の子供はなおさら、除外されます。(拍手) 中共邪党は無茶苦茶にやっていますが、(皆笑って)あれこれやっても、まったく無意味なことです。(皆笑って)

弟子:トルコのすべての大法弟子は師父にご挨拶を申し上げます! 偉大で慈悲深い師父に救い済度されたご恩に感謝を申し上げます。

師:ありがとうございます!(拍手)

弟子:『九評』の広まりと大法弟子が真相を伝えることによって大陸の環境は大きく変化しました。師父にお伺いしますが、今仕事の出張で帰国することができますか?

師:やはりもう少し待ってください。(師父が笑って) 法を正す全体の形勢は目覚しい勢いで表面へ向かって突破しており、すでに非常に速いので、消滅された邪悪の要素は非常に多く、法を正す中で全体的に消滅されています。法を正すことがまだやってきていない表面空間では、大法弟子の正念がとても強い情況下で、大量の邪悪要素も消滅されています。中国大陸の大法弟子を含む全世界の大法弟子もみな、急速に邪党と卑しい鬼などの生命を消滅しています。特に最近、神々は旧勢力を全面的に捕殺しており、見つけたらすぐ地獄に落としますが、見つからなくてもあちこちでそれらを探しており、徹底的に根絶しています。(拍手) 旧勢力が按排したいくらかの要素も含めて、全部消滅されています。現在、もう一つの問題とは、私がこの前お話した宗教の中のそれらの乱神のことです。それも根絶されています。ですから、形勢の変化は非常に速いのです。しかし、邪悪は完全に根絶されなければ、やはり悪事を働くのです。しかも、非常に悪い人と悪いことに集中します。ですから、まず焦らないでください。

弟子:巡回公演に参加している飛天芸術学校の学生は、法を正す過程の中でどういう作用をしているのでしょうか? 彼らは中学校と大学の学業を終える必要があるのでしょうか?

師:飛天芸術学校は専門の学校であり、一流の人材を育成しているので、もちろん一般教育の授業もあります。しかもアメリカの高校の統一試験を受けるので、一般教育がおろそかになることもありません。大法弟子は皆行なっており、しかも徐々に完備されつつあります。

 飛天舞踊学校の学生は法を実証する中で大きな作用を働いています。皆さんが真相を伝えるとき、一度にたくさんの人を相手にすることができません。大法弟子は真相を伝える中で多くの人を救いましたが、全世界の数十億人を相手にすると、なかなか難しいのです。このことは皆さんにも分かっています。特に、皆さんは真相を伝えるとき、普通は一対一、または一対数人で伝えています。しかし、一回の公演で数千人、少なくとも千人に伝えました。特にクリスマスから現在まで、公演の効果は非常に良かったのです。公演を見た人はほとんど百パーセント変わりました。最初、邪魔しにきたスパイや、宗教の乱神に唆されて邪魔しにきたものがいましたが、これらに対してすべて先手を打ったので、後になってこの問題はなくなりました。劇場から出てきた人は、大法弟子に対する態度がほぼ百パーセント変わりました。法輪功に対する態度も変わりました。人間の念が動じれば、その人が残されるかどうかを決めることになります。

 年長クラスの学生は現在、海外で公演しています。この一回の巡回で二十数万人が公演を見ました。皆さん考えてみてください、このことはどうでしょうか?(拍手) 私はとても割に合うと思います。(皆笑って) ですから、一つの芸術団では足りません。二つ、三つも必要です。衆生を救い済度するためだからです。これらの大法小弟子は衆生を救い済度することをしているだけでなく、彼らも修煉の中で自らを高め、自らを成就させています。彼らがこのことを行なうこと自体も、修煉であり、神の道を歩んでいるのです。

弟子:台湾地区の一部の協調担当者は私心と執着の心があるため、学習者を率いて法を実証することを行なうとき、道を外れて、法の要求に合っていません。何回も意見交換しましたが、効果はありません。私はそれを見てとても焦っています。師父にお伺いしますが、一般の学習者として、どのようにすれば、対立を起こさずに、しかもよく協調でき、自分の作用を発揮することができるのでしょうか?

師:私が思うには、人心があまりに多いからもたらされたことです。人心をもって大法弟子のことを行なえばこのようになります。修煉の中ですべての人が自分の道をしっかり歩み、自分を良く修めることができれば、事を良く行なうことができます。各地区の責任者は実ははっきり言って、協調担当者にほかなりません。佛学会や師父に何かの用事があるとき、その責任者に連絡して、彼を通じて学習者に情報と要求を伝えるにすぎません。彼ら一人ひとりも自分をしっかり修めなければなりません。責任者を含めて、すべての大法弟子はみな、問題が現れたとき内に向けて探し、皆このようにしていれば、必ず良く行なうことができます。もし、責任者ばかりを見て、皆彼の修煉を手伝って、自分も修煉者であることを忘れていれば、これもいけません。しかも、トラブルはますます多くなります。なぜならば、あなたは外を見ており、外に向けて探しているからです。

 責任者が本当に良く行なうことができず、または能力が足りなければ、交替を考えなければなりません。なぜならば、彼が良く行なえなかったのは地区全体が向上する過程にある問題と関係しているとはいえ、大法弟子が法を実証することを妨害しかねないからです。しかし、もし大法弟子一人ひとりが自分の修煉と大法に責任を持っているのであれば、地区全体の状態が非常に良くなると思います。

 責任者に関して言えば、彼らは必ず過ちを犯すのです。私のこの言葉は皆さんはっきり聞こえましたか? 彼は必ず過ちを犯します。なぜならば、過ちを犯さなければ、彼は神であり、修煉する必要もありません。それなら、責任者が過ちを犯したら、過ちを犯した他の人より厳しく対処すべきなのでしょうか? 修煉は平等であり、同じです。影響から見れば、責任は当然大きいのであり、他の学習者にも影響を与えかねないので、当然師父の彼に対する要求は高いのです。しかし、実際に修煉の個体として言えば、平等なのです。通常の場合、過ちを犯したからといって、責任者を辞めさせるということはありません。どういう意味でしょうか? 大法弟子の修煉の中で、大法弟子の責任者をも成就させ、鍛えているのです。なぜなら、常人社会の中で大法弟子の責任者という仕事の方式はなく、前例はないからです。過ちを犯したら辞めさせ、他の人に変わってもやはり過ちを犯せば、また辞めさせます。これは私が行おうとすることではなく、私は責任者を鍛え、成熟させなければなりません。言い換えれば、もし、大法弟子として過ちを犯したら、この人を大法弟子から除外して、代わりの人を大法弟子にするというのですか?(弟子たちが笑って) この人がまた過ちを犯したら、同じく大法弟子から除外して、また別の人を大法弟子にする、これで良いのでしょうか? 修煉の過程で、必ず問題が現れます。問題が現れたら、大事なのは皆さんがどのように善意から相手を助けて改めさせるかということであり、何かの責任を取ってもらったり、その人を責めたりすることではありません。修煉者の他人に対する態度は自分の修煉の表れでもあり、すべての人はこれらのことについて知っておかなければなりません。

 責任者に問題があれば、責任は間違いなく大きいのです。このことは皆さんに分かっています。師父の無数の法身は見ており、責任者の問題と彼の向上の機会を必ず見逃さないのです。しかし、あなたが責任者の問題に必要以上に執着していれば、このことを通じてあなたの問題も曝け出されます。さらにこのことを通じてあなたに自分の問題の所在に気づかせます。そのため、あなたの心が取り除かれていないうちは、彼の問題をとりあえず解決しないようにするかもしれません。もし、もっと多くの人が影響され、このことに関わったなら、それならこのことを通じて、すべての問題を曝け出し、皆さんにそれに気づかせます。このようなことがありえます。問題を解決しないのではなく、師父の法身が問題を放置しているのではありません。

弟子:グローバル脱党推進センターは、よく中国大陸の各界の人から師父によろしくお伝えくださいという電話を受けています。

師:大陸の人々に感謝します。衆生に感謝いたします!(拍手) 邪悪要素の制御がなくなったら、世の人々は目覚め、自分の思想で物事を考えるようになります。以前、天地を覆い隠すかのような邪悪の弾圧の下で、どれだけ多くの人が態度を表明しても、どれだけ多くの人が大法に対して何かを言ったとしても、それはその人自身が言ったことではなく、邪悪の要素が人間の口を利用して言ったのです。このことについては、私は非常にはっきりと分けています! ですから、邪悪のやったこと、人間を迫害しようとすることに対して、法を正す中でこれらのことを処理する場合に少しも間違いが生じることはありません。

弟子:師父、こんにちは! 私はメディアで記者の仕事をしています。いつも能力の限界を感じており、なかなか突破しにくいのです。報道記事を書くとき職業上の要求より多くの時間がかかります。とても焦っています。自分の心性の向上が遅いことに関係していると思います。

師:法の勉強をしっかりしていれば、突破できるはずです。法の勉強がよくできてから、はじめて法を実証することができ、はじめてさらに良く行なうことができます。多くの学習者は以前できなかったことが法の勉強を通じて、考えが広がり、何でも思うようにできるようになりました。法の勉強がよくできれば、このようになります。あなたの修煉が良くできていないと言っているのではありません。私が言っているのは法理です。本を多く読み、法を多く勉強すれば必ず智慧が湧いてきます。

弟子:真相を伝えるとき、よく法輪功は認めますが、大紀元を認めない人に出会います。私の質問は、大紀元の報道姿勢が人々に法輪功を誤解させたのか、それともこれらのメディア自体に問題があるのでしょうか?

師:これらの問題ではないと思います。この世の中にはさまざまな人がいます。辛いものを食べたい人、すっぱいものを食べたい人、十人十色です。中共邪党が流布した虚言に毒害され、異なる人には異なる誤解があります。誤解のあるところが即ち、認識上に問題が生じるところであり、外在の表現としては、考え方が異なるところです。もちろん、このメディアが非常に完璧になったと言っているのではなく、少なくとも大法弟子が運営しているメディアは常人のメディアより清潔なのです。人を救っており、人に受益させているので、この点に関して常人のメディアは及びません。それなら、なぜこのように考え、このように言う人がまだいるのでしょうか? つまり、人それぞれにそれぞれの境地があり、それぞれの認識があるから、邪党の毒害を受けたところが、そのまま表に現れてきます。ですから、私が思うには、これらのことに対して、やはり真相を伝えることによって、相手に理解させたほうがいいと思います。大紀元に本当に大きな問題があるのではありません。

弟子:邪党のテレビ局がカナダに進出することと、新唐人テレビ局の支局を作ることについて、どのように突破すべきでしょうか?

師:大法弟子がどのように行なうかにかかっています。皆さん、このことを覚えておいてください。今日の人類の舞台は大法弟子のためにあるもので、決して邪悪のためにあるものではありません!(拍手) しっかり行ない、皆認識ができ、協調が取れ、正念が十分であれば、できないことはありません。なぜならば、皆さんの出発点は誰も比べられないもので、衆生を救い済度することだからです! この三界を造った目的は今日のこのことのためであり、常人に遊ばせるためのものではなく、なおさら常人に楽しませるためのものではありません。人類には確かに楽しみがありますが、それは人間の生活様式であり、人間が法を待っている状態を維持するためのものです。

弟子:なぜ私はどのように努力していても、やはり法を正すことの進展についていけないと感じているのでしょうか?

師:あなたの認識はとても良いと思います。いつも自分の不足を感じているのであれば、絶えず追いつくように努力しましょう。法を多く勉強し、大法弟子が行なうべきことを多く行なってください。こうするしかありません。

弟子:私たちは中国語教材作成チームです。師父にお伺いしますが、現在の法を正す進展の中で、教材作成にどのくらいの力を入れるべきでしょうか? 教材作成のことを多く行なうべきか、それとも他のプロジェクトを多くすべきでしょうか?

師:中国語教材の作成にしても、他の事を行なうにしても、お互いに協調すべきです。大法弟子の学校があなたの教材を使うかどうかを確認すべきでしょう。そうしなければ、あなたが教材を作成しておいても、使う人がいなければ、時間が無駄になったのではありませんか? このことは協調して行なうべきです。本当に大法弟子が学校を作り、必要になったら、作成してもいいのです。しかも、しっかり行なうべきです。このことは小さなプロジェクトではありませんし、小さいことでもありません。それは人間に残すものになります。ただ自分がやりたいだけで、やり終えた後、もし欠陥があったり、または不備があったりして使えるものにならなければ、ほかの事にも支障をきたすことになるのではありませんか? ですから、しっかり協調を取るべきです。

弟子:まずイギリスのすべての弟子を代表して師父にご挨拶を申し上げます。新唐人の新年祝賀祭の世界巡回公演は私たちが良く行わなかったため、イギリスで実現できませんでした。会場を探すとき多くの困難にぶつかりました。イギリスの弟子は全体的に何か問題があるのでしょうか?

師:会場も見つからないのであれば、本当に問題だと思います。(弟子の皆さんが笑って) ありえない事でしょう? 皆さんはこのことを重要視しておらず、協調が取れなかったのではありませんか? 毎年、大法弟子が中国の新年祝賀祭を開催し、次第に各地区、さらに異なる国まで皆自分で開催するようになりました。私たちは何のためにこれを開催しているのでしょうか? 常人に楽しませるためでしょうか? 絶対そうではありません。皆さんはこのことに対してはっきりと認識しています。他でもなく、新年祝賀祭を通じて、大法弟子の風貌を現し、邪党が人々に注ぎ込んだそれらの虚言と誹謗中傷を破り、同時に衆生を救い済度し、真相を伝えようとしています。現在、全世界中の上層社会の中に法輪功をよく知らないと言う人がいれば、私に言わせると、その人は白を切っています。特に政府部門の人が法輪功をよく知らないと言うのであれば、その人はわざと白を切っています。本当に白を切っています。つまり、法輪功がどういうことかをほぼ知っており、中共が法輪功を迫害していること、法輪功が善良で、真善忍の理念で自らを要求している修煉団体であることも知っています。このことは彼らが非常によく知っています。

 私が思うには、問題が現れた以上、真相を伝えに行く必要があります。真相を伝えることによって解決し、同時に何が阻んでいるのかを究明すべきだと思います。実は最大の問題は学習者がよく協調できなかったことです。一部の地域では、この人はこの会場が良いと思い、あの人はあの会場が良いと思い、互いに議論してやまず、自分を実証しているのではなく、法を実証していることを忘れてしまっていました。

 これまで毎年大法弟子の皆さんは自分で行なっていました。しかし、私は毎年観賞してから、喜んでいると同時に、満足していないところもあります。大法弟子は多額のお金と多くの物的、人的資源を、毎年の新年祝賀祭に投入しました。しかも参加する人の多くは各項目担当者の主力です。ですから、効果が良くなければ、本当に引き合わず、割に合わないのです。会場にいたとき、すでにあれこれを耳にしました。公演が終わって会場を出た人は、いろいろ不満を言う人もいます。つまり、あるべき効果を収められなかったということです。もちろん、大法弟子が法を実証しているので、真相を伝える中で分かるようになった人もいれば、そうではない人もいます。その後、私は一時期、新年祝賀祭を続けるかどうかを考えました。ずっとこの程度の効果だったら続けて開催してはいけません。大法弟子が行なったこのすべては、常人を楽しませているのではありません。人を救うことができなければ、私たちはこれほど多くの人的物的資源とお金をかけて、各地区も行なっているので、これ以上続けてはいけません。後になってこのことをじっくり考えたとき、大法弟子の中に確かにこの分野で才能のある人がいることに気づき、彼らはずっとこの方法で法を実証しようとしており、皆さんもこのように希望しています。もちろん、私は表面から言っています。それで、私は「それなら、いっそ私が皆さんを率いてやろう」と思いました。(拍手) 少なくとも私は皆さんを成熟するまで導き、二年間指導すれば、皆さんもどのように行なうべきかを分かるようになります。

 当然ながら、どんなことも言うのは簡単ですが、私が関わるようになって、このことの性質は変わりました。ご存知のように、大法弟子は法を実証しているのですが、師父は何をしに来たのでしょうか? 師父は法を正しに来たのです。ですから、私がこのことを行なうと、相手にする観客、私が済度しようとする人、行おうとすることに変化が生じました。ですから、このことを良く行ないたければ、最高の効果を収めなければなりません。本当にその人を済度し、救うことができてはじめて、私は行なうのです。しかも必ずここまでできなければなりません。ですから、私は以前のように行なってはいけません。以前は大法弟子がみなアマチュア的に行なっていましたが、行なう以上、高水準に達しなければなりません。もちろん、師父が何かを行なうのであれば、きっと最高の効果を収めることができると言う人がいます。そうです! 最高でなければ、私もやりません。(拍手) ですから、私は人材を募集し、舞踊学校を作り、人材を選抜して、楽団を作るよう指示しました。この一連のことはまず基礎から養成し、そして本当に一流の演出効果を収めるのです。創作と演習を含めて、多くのことは師父も関わりました。皆さんもこれを耳にしました。

 いずれにせよ、公演の中で子供たちも非常に頑張りました。確かに良く行ないました。人々が一般の公演を見て涙するのはなかなかないことです。神韻の毎回の公演に多くの人は最初から最後までずっと泣いており、さらに多くの人はひっきりなしに目を拭いています。毎回の公演はみな、こういう状況です。人々は衝撃を受けています。この空間では子供たちが演出していますが、他の空間では多くの私の法身と神が皆行なっています。(拍手) 震撼力と人の変化は当時私が法を伝えたときと似ています。(拍手) ですから、人を大きく変えました。

 芸術の公演なので、レベルが高ければ高いほど、人々はそれを受け入れやすくなり、人を大きく変えることができます。ですから、完璧な公演でなければなりません。各方面において完璧でなければなりません。幕を開くと、最も素晴らしい絵が目の前に現れます。要求としては、踊りの動作、服装と舞台の設計が美しくなければなりません。現在の社会では人間はこれらのことがすでに分からなくなりました。人間の美的観念は社会の潮流にしたがって変化しています。今日これが流行だから、これが良いと言い、明日は他のものが流行したら、それが良いと言うのです。大法の理だけは不変不動で、私たちだけが本当の美とは何かを知っています。なぜなら、大法弟子は他でもなく、真善忍を修めているからです。ですから、私たちが本当に良いものとは何かを知り、それは変わらないもので、人間の善なる一面、美しい一面を共鳴させることができます。これは常人にはできないことです。しかも、舞台の歌手の歌、楽団の演奏とダンサーの踊りとともに放たれたエネルギーは純善で、慈悲深く、極めて強いものです。実は会場の多くの人の病気が治ったのです。今公演を見た人はまだ知らないのですが、徐々にみな分かるようになります。公演を見たあと思想が浄化され、体も元気になったのです。(拍手) ですから、このことをして効果が非常に良かったと思います。また、芸術団員の多くは大法小弟子なので、大法弟子の人的資源をあまり占用していないのです。

弟子:第一回新唐人の全世界中国舞踊コンクールの目的は何でしょうか?

師:今はまだ全部明らかにしたくありません。その素晴らしさは将来に語ることにしましょう。(皆笑って) しかし、表面の意味は少し皆さんに話してもよいのです。大法弟子が何を行なっても中共邪党は怯えるのです。大法弟子の芸術公演は純正な中国文化、古代の文化であり、正真正銘の神が伝えた文化なので、当然中共邪党の文化を打ち破る作用があり、もちろん邪党は怯えています。邪党はどのように力を入れてやっても、ならず者の政府なので、中国というところだけを占拠しており、何を行なっても中国国内だけに限ります。新唐人のこの活動は、グローバルなもので、国際的なコンクールであり、とにかく国際的な活動になります。(師父が笑って)(皆笑って、拍手) 受賞者が獲得したのは国際コンクールの賞にもなります。

弟子:明慧学校で簡体字を使ってもいいでしょうか?

師:状況に応じて決めればよいのです。皆さんは現在の人類のこの現状に応じて行なうしかありません。明慧学校は台湾で繁体字を使ったり、中国大陸の人に対して簡体字を使ったりしても、私はこれに反対しません。どのように行なうか、文字そのものは問題ではありません。肝心なのはどのように党文化を破り、衆生を救い済度するかです。これが大事なことです。これらの些細なことに気を使わないでください。

弟子:一部の辺地に住む弟子は、師父が最近、北米の大法弟子を率いて行われた新年祝賀祭という法を正すことに参与しておらず、少し追いつかない感じがしています。

師:そうではありません。すべての人がこのことに参加するようにと言っていません。新年祝賀祭のチケット販売に関して、学習者は焦って、私に声をかけるようにと言ったのですが、それでもすべての人の参与を求めませんでした。私は条件の整った学習者なら手伝いに来てもいいですが、そうではない学習者は来ないでくださいと言っただけです。忙しくて、法を実証する仕事から離れられなければ、来なくてもいいのです。

弟子:師:名前を読み上げないようにしましょう。) 浙江(せっこう)省の大法弟子は師父にご挨拶を申し上げます!(師:ありがとうございます!)(拍手) 国内外の大法弟子に対する要求は違うのでしょうか? それとも、業力が違いますか? または知識と縁が違いますか?

師:業力が違うのではなく、要求が違うのでもなく、なおさら縁が違うのでもありません。当初立てた願が違うのです。大法弟子は一つの全体であり、どこにいても同じで、法を正すことは同じように進んでいます。(拍手) もし大法弟子が国際社会で迫害に反対することがなければ、もし国際社会で邪悪を強力に暴露することがなければ、邪悪は中国国内の学習者をさらに憚ることなく迫害するのです! 形勢を大きく変化させたのは、大法弟子が国際社会で行なったこれらのことと関係しています。ですから、この点において、行なっていることは違いますが、直面している問題は同じで、修煉の境地と次元に少しの違いもありません。

弟子:ロシアのすべての学習者は師父にご挨拶を申し上げます。一部のロシアの学習者は真相を伝える活動をしたため、拘束され、逮捕されました。ロシアの学習者はどのようにこの状態と環境を変えるのでしょうか?

師:通常、問題が生じるところに大法弟子は真相を伝えにいくべきです。根気良く継続的に緩まずに行ない続けるのです。中国の学習者はみなあることを感じていますが、つまり西側社会では何を行なっても段取りを踏んで進められています。場合によって予約しないといけないし、待っている時間は非常に長いのです。しかし、迫害の状況は切羽詰っていて、迫害に反対することにこのようにゆっくり待つ時間はありません。学習者はこのように待つことはいけないと思い、多くの中国人学習者は自分の方法を採り、直接面会し、根気良く継続的に緩まずに行ない、必ず真相をきちんと伝え、やりたいことを達成する意気込みを持たなければなりません。もちろん、一部の西洋人学習者はその生活様式に慣れているので、これを受け入れられません。これではいけません。本当にいけません。皆さんは待ってはいけません。衆生は迫害されており、道徳は急速に滑落し、皆さんが救える人はますます少なくなり、難しくなりますので、待っていてはいけません。

弟子:未来に残すための中国語教材はなぜ簡体字を使うのでしょうか? 簡体字は中共が作ったものではありませんか?

師:簡体字は中共邪党の社会で作られたもので、これは間違いのないことです。しかし、現在中国社会の十数億人が簡体字を使っているので、真相を伝えるとき繁体字を使うなら、相手が読めなければ意味がありません。これは一朝一夕(いっちょういっせき)のことではありません。最も便利な方法で真相を伝え、現在どのような文字を使っているのかにかかわらず、人を救うことができればそれでいいのです! 人を救うことが最も重要なことです!(拍手)

弟子:師父は大法弟子が旧宇宙から脱皮してきたものであり、旧い法理を抜け出したものだとおっしゃいました。このことを次のように理解してもよいでしょうか? つまり、大法は衆生に自ら更新する機会を与えました。これは唯一無二のことです。

師:宇宙が駄目になり、衆生が全て駄目になったため、更新しなければ、宇宙は存在しなくなります。つまりこういうことです。人間だけではなく、神、天、衆生などすべての生命が全て含まれています。宇宙で法を正しているのであって、法がこの世を正しているだけではありません。実は法がこの世を正すことは本当はまだ始まっていません。

弟子:大学を作ることと法を正すこととはどういう関係でしょうか?

師:大法弟子は大学を作ろうと思っています。この方法で法を実証し、真相を伝え、衆生を救い済度するのは別に悪くありません。やっていることは衆生を救い済度することと関係しているかどうかを考えなければなりません。関係がなければ、たいした意味はありません。

弟子:他の学習者のやり方に多くの党文化の要素が入っているのを見て、どのようにこの人と交流すればいいのか分かりません。

師:中国大陸から出てきた人は多かれ少なかれ、その思考様式、言葉遣いに中共邪党がもたらした社会的習慣が入っています。修煉するにつれ、徐々にこれらのことに気づきます。正常な社会にいれば、大陸の人のよくない習慣は、時間が長くなれば変わるのです。ただし、これらのことは修煉に影響せず、修煉を阻むこともありません。大丈夫です。当時、私は中国で法を伝えたとき、多くの人もそのような思惟状態ですが、同様に法を認識することができ、修煉することができます。これは阻むことができません。邪悪な党文化を曝け出すことは、邪悪の本質を暴露するためであり、人々にそれをはっきりと認識させ、邪悪な党文化がどのように中国人を毒害しているのか、どのように人間の良識を台無しにしたのか、どのように中国古代の文化を破壊したのかを認識させています。邪悪の最終目的は人間を壊滅することです。

弟子:繁体字の大法書籍と簡体字の大法書籍は他の空間では同じなのでしょうか?

師:他の空間では繁体字でもなければ、簡体字でもありません。(皆笑って) それは他の空間の字体です。(皆笑って) 天上には天上の字体があります。

弟子:目の前を金色に光っているものが通り過ぎるとき、「滅」と念じていいのでしょうか?

師:このように話しましょう。それが良くないものだと思えば、正念をもって対処していいのです。もし良いものであれば、あなたの正念はそのものに対して作用がありません。なぜならば、あなたが正のものであり、相手も正のものであれば、作用はないからです。

弟子:未来には大法と中国語しかないので、海外で生まれた子供を学校に通わせず、大法または中国語を教えるだけでよいのでしょうか?

師:私はこのようにしてくださいと教えたことはありません。将来、法がこの世を正すときにどういう状態なのでしょうか? 残された人はみな、その段階に入ることになります。今将来のことをやろうと思っても、できません。やはり現在の衆生を救い済度することをしっかり行なってください。将来のことは大法弟子が行なうのではありません。その時、師父だけが行ないます。 

弟子:多くの大都市の観光地で真相を伝えることは、続けることが困難になりました。多くの学習者が新年祝賀祭や天国楽団に参加しているので、直接真相を伝える学習者はますます少なくなっています。

師:実は現在、天国楽団はほとんど新しい曲を練習していません。多くの場合は自分で時間を作って練習しています。集まって練習する時間も多くありません。各地区は皆この状況です。ですから、他の仕事にほとんど影響していません。設立当初は確かにしばらくの間、時間を作って練習しなければなりませんでした。今はほとんど影響ありません。

弟子:中共の法輪功への迫害は海外に浸透しており、学習者が送還されるなどの事件に対して私たちメディアはどのように対処すればよいでしょうか?

師:邪悪な迫害であれば、報道してください。問題はありません。私たちは恥ずかしくありません。人々に見せたのは中共の邪悪さです。大法弟子も邪悪に圧倒されることはありません。大法弟子は荒波にもまれながら歩んできたので、これを恐れる人がいるのでしょうか? 大陸の大法弟子も恐れていないのに、海外で恐れる人がいるでしょうか? 邪悪に対して暴露すべきことを暴露し、報道すべきことを報道すればよいのです。

弟子:私はとても法を暗記したいのですが、現在各プロジェクトで確かに時間はありません。

師:これは自分次第です。このことは始めから終わりまで矛盾なのです。大法弟子は法を実証しなければなりませんが、同時に法もしっかり勉強しなければなりません。時間は間違いなく限られています。これは皆さんが直面している困難です。自分をしっかり修め、さらに衆生も救い済度しなければならず、いずれも重要なことです。すべて重要なことです。

弟子:師父は二〇〇五年のサンフランシスコ説法の中で、チャイナタウンは真相説明の空白点であるとおっしゃいました。私たちは努力してみましたが、そこの邪悪はまだはびこっています。ベイエリアの弟子はとても焦っているので、ご教示願います。

師:どのくらいの人がサンフランシスコのチャイナタウンに真相を伝えに行ったのでしょうか? 長期的に継続できず、人も少ないのなら、状況はもちろん変わりません。ですから、ベイエリアの学習者が多いのに、なぜチャイナタウンに対して重点的に努力してみないのでしょうか?

弟子:各地の大法弟子は師父にご挨拶を申し上げます。遼寧省撫順市、湖北省沙市(さし)、煙台市、河南省濮陽、合肥市、湖南省平江市、済南市、昆明市、遼寧省丹東市、杭州市、福建省、南平市、ミン北市、貴州省、遵義市、盤錦市、江蘇省淮安市、長春市、北京市、天津市、南京市、滄州市、貴陽市、雲南省西双版納、瀋陽市、寧徳市、河南省鄭州市、吉林市、南昌市洪都、珠海、莱陽(らいよう)市、郴州市、衡陽市、衡南市、四川省瀘州、天津大学、湖南省益陽市などの弟子は師父にご挨拶を申し上げます。

師:ありがとうございます!(拍手)

弟子:大法弟子は師父に対する誓約を持ってこの世にやってきましたが、もしこの世の迷いの中でこの生命が誓約どおりの道を歩まなければ、圓満成就に通じる道はまだあるのでしょうか? 特に子供の場合ですが?

師:ある生命が誓約を破ったら、天上では重大なことと見なされます。もちろん、大法弟子が迫害されている間、邪悪に同調せず、迫害を煽り立てず、大法弟子への迫害に参与しておらず、同時に大法を認めることができれば、少なくとも次の段階に入ることができます。次の段階で修煉する人もいます。もちろん、「法を正す時期の大法弟子」の栄光はありません。なぜならば、この威徳は計り知れないものです。将来、法がこの世を正す時、まだその時期の大法弟子がいますが、彼らの修煉は非常に難しくなります。甚だしい場合、考えが少しでも間違ったら、法は現れてきません。本を手にして毎日読んでいても、修煉の人になれるとは限りません。ですから、彼らに対する要求は高くなります。なぜならば、将来、真相は全部現れるからです。つまり、将来は難しくなりますが、修煉の機会はまだあります。

弟子:師父の一部の地区でのお話は佛学会を通じて正式に伝えられていませんが、他の地区も学習者を通じてそれを聞いても良いのでしょうか?

師:一部の学習者は自らをひけらかしたくて、いつも新奇をてらって自分を顕示しようとしています。何回も言っていますが、個別の状況または少人数に対して話したことを録音してはならず、勝手に学習者に伝えることもできません。どうしても聞かない学習者がおり、どうしてもこのようにしようとしています。この人は自分をひけらかし、大法を破壊し、大法弟子の修煉を妨害しています。ご存知のように、修煉の中で人心が取り除かれていなければ、何かをするとき大法を実証しているのではなく、自分を実証しているという現象が最も顕著に現われてきます。このことは破壊作用を働いています。さらに、いつも師父の看板を掲げて、師父は私にそうするようにと言いましたとか、師父があれこれを言ったとか、師父から皆さんがこうすべきだと言われたとかを言う人がいます。私は如何なる人にもこうしなさい、ああしなさいと言ったことはありません。このように言う人は、いずれも師父の名前を自分のために使おうとしている人です。たとえ、私が問題を解決するとき、誰かにどのようにやるべきかを教えたとしても、その人が学習者の中でそれを話したら、彼は破壊の作用をすることになります。皆さんは私が話したことを覚えていてください。私の名前を掲げて何かを言っている人は、すべて悪事を働いています。少なくとも、そのとき、彼は決して修煉者として言うべきことを言っているのではなく、師父の名前で相手を抑え、自分を持ち上げています。もちろん、私は大法弟子の協調を担当する総責任者に私の話を伝えさせます。これは私が言わせたことです。

弟子:中国の五千年の文化と歴史は人類が法を理解するための歴史文化を築くためのものであり、法を正すことが最終段階に進んでおり、私たちは大量の時間をかけて、小中学生や外国人の学生が中国の伝統文化を習うための教科書を作成しようとしています。

師:このことはやはり学校づくりと結びつけて、協調して行なうべきだと思います。あなたもやりたいし、私もやりたいのであれば、人的、物的資源と精力を使って、結果的に採用されるとは限りません。それなら、仕事が無駄になったのではありませんか? 現在、真相を伝えて人を救うことは本当に緊迫しています。将来の人たちは自分で悪くしたことを自分で回復しなければなりません。いくら邪悪に誘導されたとはいえ、悪事はなんといっても人間がやったのです。人間がやった悪事は人間が自分でそれを正さなければなりません。ですから、大法弟子は現在どのように行なっても、人間に正しい道を示しているに過ぎません。

弟子:中国古典舞踊の重要性についてどのように理解すべきか、ご教示願います。

師:重要性までは言えませんが、大法弟子は中国舞踊で公演しています。ここで中国舞踊のことを話すのですか?(皆笑って) 皆さんが公演でこの舞踊を使っているので、少しお話します。中国古典舞踊は実は中国舞踊と略称されています。もちろん、中国舞踊の中に民間舞踊と民族舞踊などが含まれています。中国の古典舞踊はなぜ古典舞踊と呼ばれているのでしょうか? つまり、中国古代から伝承してきたからです。伝承と言うと、実は二つの方式があります。一つは異なる時期の古い文化が人間の遺伝子に注ぎ込まれ、人間の一挙一動に込められた味わいを形成し、これは趣といいます。もう一つは文化の伝承です。文化の伝承はさらに口伝と文字による伝承、および舞う姿または踊りの肢体の動作による伝承に分けることができます。地域が違えば、踊りの表現方法も異なります。人体に注ぎ込まれたものは、人間の姿にその民族の特徴を帯びさせるのです。これは人間の内在要素にある民族の趣となります。ですから、中国人の一挙一動は西洋人の一挙一動と大きく異なります。人間の表情に関しても同じです。実はこれは民族の趣であり、なかなか真似できないものです。あなたの踊りがどのような姿勢をしているのかにかかわらず、一挙一動の中にその趣が込められています。これは長い歴史から伝わってきたものです。

 中国舞踊は身韻と身法、技巧の三つのことを重んじています。中国舞踊で言われている身韻とは、実は身体の動きを通じて民族の趣を表現することです。中国舞踊の身法に関しては、歴史上系統的に規範されたものが伝えられていません。しかし、技巧に関しては、多く特長のあるものが伝わっています。ご存知のように、武術の「武」と舞踊の「舞」は発音が同じですが、字が違っています。これも神が意図的に按排したのです。実は、「武」を芸術に用いると、舞踊になり、「舞」を武術に用いると、武功になります。歴史の各王朝、各時代に朝廷から民間まで、慶祝行事と宴会などの多くの場合の舞踊は武将によって演じられる武術技法の中の跳、転、連続回転、および剣舞、槍舞い、棒舞いなどなどです。身法の多くは中国の民間で伝わっており、様々な流派があります。各王朝、各時代にまた宮廷舞踊もあります。宮廷舞踊は途絶えたことはありません。しかし、近代になって、中国舞踊は系統的に規範化されて、これに基づいて中国舞踊の学校教育が始まり、系統的に中国舞踊を教えるようになりました。しかし、中国舞踊は決して近代になって創造されたものではありません。

 中国舞踊は完備された独自の基本的技能の訓練方法があり、中にバレエのようなバーや床での練習もあれば、同時に身韻、身法と技巧もあります。現在、中国大陸で言われている古典舞踊の身韻は党文化の制限を受け、その認識は実に浅はかなものです。身韻は表面の動作で表現された踊りの動作だけではなく、主に民族文化の特徴を表現しています。例えば、踊りを習ったことのない西洋人と中国人が一緒に中国舞踊を習っていれば、その表現する味わいはきっと違います。その民族から受け継がれてきたものは身体と生命の中まで染み込んでいます。中国舞踊の中の難度の高い技巧に回転、跳、転などがありますが、バレエよりずっと難しいのです。要求される技巧もバレエより多いのです。中国舞踊は体系から言えば、バレエより大きく、動作もずっと多いのです。

 バレエには限られた動作だけで、勝手にほかの動作を入れても、それはバレエの動作にはなりません。勝手に変更してはいけないのです。これに対して、中国舞踊に多くの動作があり、そのため、中国舞踊では人物に対する描写がしやすくなります。舞踊を創作するとき、何かの人物を描写するにしても、何かの場面、環境を表現するにしても、いずれも表現できます。これは中国舞踊の長所です。創作も比較的しやすいのです。バレエは新しい演目を作るのが大変難しいのです。なぜならば、動作が少なく、限られた動作しかないからです。この範囲を超えたら、バレエではなくなります。中国舞踊は非常に厖大で、中味が非常に豊富であるため、相対的に言えば創作しやすいのです。ですから、大法弟子は中国舞踊で新年祝賀祭の演出を作るとき、この長所があります。さらに中国に五千年の文明の歴史があるので、どれか一つの物語や僅かな話題を取り上げても、すべて舞台の上で表現することができます。しかも、これは尽きることなく、使い尽くすことがないものです。極めて無味乾燥な中共邪党の文化は何ものなのでしょうか? 去年、中共邪党は大法弟子の公演を妨害するために、人力と財力を無駄にして六十の芸術団体を派遣し、様々な醜態を曝け出しました。その低俗な演出を見たい人はまったくおらず、人にお金を払って見に来てもらっても、いろいろな悪態をつかれました。数十億かかったのですが、大敗して帰ってしまいました。多くの俳優はこれを機会に亡命しました。各出演芸術団の内部および関連部門の間でお金の配分をめぐって衝突が激しく、観客が集まらなくて損失がひどく、観客からの罵声も凄まじかったのです。演出者はみな党文化の習性を帯びていました。邪党はほかでもなく、無茶をやっています。(拍手)

弟子:全世界華人新年祝賀祭は衆生を救い済度する中で重要な作用をしています。衆生を救い済度するため、さらに多くの人に見に来てもらうように、入場券を値下げして、公演の経済的損失を無視してもいいと言っている人がいます。この考えは正しいでしょうか?

師:正しくありません。それは皆さんがしっかり行わず、やるべきことができなかったため、仕方がなく、切羽詰まって、値下げをしたり、ただで人にあげたりしたのです。これはしっかり行わなかったためにもたらされたことです。

弟子:真相を伝える中で、海外の中国人は国内の中国人よりも、真相を受け入れにくいのです。

師:いままではそうでしたが、現在は変わりました。以前中国大陸から出てきた古い華僑が、海外に出たときは、ちょうど全世界の邪党陣営と自由社会の二大陣営が対峙していた時です。邪党社会の国家、ひいてはその国の人は国際社会で、確かに見下されています。これは民族が違うからではありません。中国も邪党社会だから、中国人も見下されています。中国と言うと、誰も賛同しません。なぜならば、中国は共産邪党の代名詞だからです。ですから、一部の古い華僑は頭が上がらない思いを覚えていました。中国が強くなったら、彼らは喜びますが、これは中共と中国をわきまえていないからです。これはとても複雑な心理です。彼らは本当に中共邪党を認めているとは限りません。もし、今日の中国が中共邪党の天下ではなく、本当の国民の政府であり、しかもとても富強であれば、彼らはもちろん喜びます。私たちは相手の問題点がどこにあるのかを見つけるべきです。真相を伝えるとき、相手の考えがどこで誤っているのかを見出すべきです。

弟子:ニューヨークの新年祝賀祭のとき、大法を直接表現する幾つかの演目は、公演のとき一部の変更がありましたが、これは弟子の正念が強くないからなのでしょうか? それとも会場の観客が受け入れがたいからなのでしょうか?

師:演目の修正はとても小さいことです。あまり適切でなければ修正すればいいのです。妨害はすべて、邪党のスパイがしでかしたことです。私への妨害は少しも作用しません。私が何かをしようとするとき、それを妨害したい人はまったく妨害することができません。(拍手) ですから、私はいつも大法弟子にも言っていますが、自分が何を行なっているのかを自分で分かっていなければなりません。他人の意見を取り入れることができますが、歩んでいる道が正しければ、ぐらつかないようにすべきです。

 ついでに話しますが、ご存知のように、この数年来の中共邪党の大法弟子への迫害の中で、インターネット上の中共のスパイの邪悪な攻撃にしても、中共邪党がメディアを利用して誹謗中傷するにしても、きっと私を絶えず罵っており、あれこれの虚言を造り上げているに違いありません。もちろん、いずれも最大の罪で、それらは償いきれないのです。将来、それらが分かるようになります。しかし、私はそれをまったく聞いたり読んだりしません。ご存知でしょうか? それらのウェブサイトを私は見たことがまったくありません。皆さん信じますか?(拍手) それらがきっと私を攻撃していると分かっていますが、どのように攻撃しているのかを私は知りたくありません。もちろん、学習者はそれを口にすることができず、私に教える人もいません。(皆笑って) それを見る必要があるのでしょうか? それらのものは私を動揺させることができません。私が行なっているこのことはどういうことなのか私に分かっています。私はこのことの始まりとその終わりを知っています。これで十分です!(拍手) その間の過程がどのように変化しても、私はまったく相手にしません。私は大法弟子が道を正しく歩み、問題がないように見守る以外、ほかのことには関わりたくありません。(拍手)

弟子:師父は新経文の中で、三界内の法を正すことを妨害する乱神を全面的に解体するとおっしゃいましたが、乱神とは何を指すのでしょうか?

師:乱神、旧勢力、大法に負の作用を働くものは、すべて乱神です。(拍手)

弟子:歴史上の正教は現在すべて修煉できなくなり、しかも今は法を正すことを妨害しています。これらの正教に対してどのように対処すべきでしょうか?

師:どのように対処すべきかについてすでに話したことがあります。宗教に対して何かの行動を起こさないでください。私たちは人心だけを対象にします。相手が修煉したければ、教えてあげればよいのです。相手が真相を知りたければ、教えてあげればよいのです。それで十分です。ほかに何もする必要はありません。わざわざ彼らのところに行く必要もなく、来るのを待っていればよいのです。衆生がみな真相を聞きに来なければならないと私は言いました。なぜならば、大法に対する態度によって、残されるかどうかを決めているからです。なぜ、宗教を管理する乱神を根絶するのでしょうか? 宗教の中の人は態度を表明しなければなりませんが、それらの乱神がそれを阻んでおり、人々が救われる機会を奪っています。ですから、それらを根絶しなければなりません。なぜならば、それらが衆生を壊滅しているからです。それらが神の現れとは言え、宗教の中のたくさんの生命はさらに高い次元から下りてきて人間に転生したので、乱神よりずっと次元が高く、乱神はこれらの生命を壊滅する資格もありません。ですから、必ず乱神を根絶し、衆生に態度を表明する機会を与えなければなりません。

弟子:師父、こんにちは! 私は北京からの大法弟子です。出国の前、多くの北京の大法弟子から、師父にお会いできれば、必ず師父にご挨拶を申し上げてほしいと再三言われました! 私たちはとても師父にお会いしたいのです。今日はやっと機会があって、彼らの言づけを伝えることができました。私は彼らを代表して師父に合掌したいと思います! 師父にご挨拶を申し上げます! 師父、こんにちは! 師父、こんにちは!

師:ありがとうございます!(拍手) 北京の大法弟子に感謝いたします! 北京の大法弟子がしっかり行わなかったのではありません。ご存知のように、最大の邪悪は全部、北京に集中しているので、真相を伝えることの力強さにしても、学習者の状態にしても、きっとほかの地域より劣っています。これは学習者が良くないのではなく、あの場所に邪悪が多く集中しているからです。邪悪が全体的にますます多く消滅されるにつれ、北京の大法弟子は取り残されることはありません。他の地方より劣ることもありません。間違いなくこのようになります。(拍手)

弟子:日本の大阪の大法弟子は偉大な師父にご挨拶を申し上げます。師父、大変お疲れ様です。私はずっと、自我を放棄できず、衆生を救い済度することを遅らせたことを悩んでいます。法を多く勉強する以外、私はどのようにすれば、法を正す時期の大法弟子の要求に達することができるのでしょうか?

師:十分に行わなかったことが分かっていれば、十分に行ない、要求に達するようにすればよいのです。大法弟子は三つのことをしっかり行うべきです。現在、最大のことは衆生を救い済度することにほかなりません。多くの人を救ってください! これが即ち、最大のことです。

弟子:カリフォルニア州の弟子は師父に合掌します。復興大学はまだ作るのでしょうか? 未来の医学は修煉なのでしょうか? ご教示願います。

師:大学を作るかどうかは条件が整っているかどうかを見るべきです。未来の医学ですか? 現在の医学も修煉ではないでしょう。(弟子の皆さんが笑って) 大法弟子は各種の職業の中ですべて修煉することができますが、職業自体は修煉ではありません。

弟子:師父、こんにちは! ハルピンの弟子は師父にご挨拶を申し上げます!

師:ハルピンの大法弟子に感謝いたします。

弟子:英語版大紀元の最近の運営状況についてご教示願います。

師:これらのことは皆さんが対処すべきことです。なぜ問題があるのでしょうか? これは私から皆さんに聞きたいことです。(師父が笑って)(弟子の皆さんが笑って) 人的物的資源と財源は皆さんにとって足りないので、困難は間違いなくとても大きいのです。しかし、中国語版大紀元は当初、同じ困難にぶつかりましたが、やはり歩んできて、乗り越えました。できれば多く見習い、参考にすればよいのです。どのように運営すべきかについて、やはり皆さんが運営しなければなりません。皆さんがどのように良く修煉するのかと同じです。

弟子:この前、明慧のある注釈を付け加えられた文章の中で、現在弟子はできるだけ常人または新しい学習者と結婚しないようにすべきだと書かれています。台湾の大法弟子が大陸の弟子の代わりに質問しています。

師:この文章は大法弟子が書いたものです。大法弟子が書いたものなら、互いに切磋琢磨する要素があります。法は皆さんにあのようにしなさいと言っているのではなく、必ずあのようにすべきだと言っているのではありません。師父はこのように言っておらず、法もこのように言っていません。しかし、大法弟子が何かをするとき、少し考えてから行なうべきです。あなたは大法弟子なので、自分の修煉に対して責任をもち、大法弟子の環境に対しても責任を持つべきです。ですから、この基点に立って物事を考えれば、行なうべきことなのかどうか、どのように行なうのかが分かるようになります。もし、自分を第一に置いていれば、多くのことにしっかり対処できず、問題が起きるかもしれません。本当に大法と自分の修煉に対して責任感を持っていれば、あなたは事をよく行なうことができます。

弟子:正念を発する時間に仕事もしなければならないのですが、仕事をしながら正念を発するので、効果があるのでしょうか?

師:極めて特殊な状況下で、仕事からどうしても離れることができなければ、仕事を終わらせてから正念を発してもよいのです。仕事をしながら、正念を発するのはなかなか難しいのです。常人の職場で仕事している場合、他の人に理解されないので、手の動作をしなくてもよいのです。正念を発するとき、念を使えば十分であり、静かに座っていればよいのです。仕事をしながらでは、間違いなく正念をしっかり発することができません。どうしても無理なら、仕事をすればいいのです。かまいません。後で補えばよいのです。しかし、全世界の大法弟子が同じ時間帯で正念を発するときの力量は計り知れないものです。ですから、すべての人が強い正念でこのことに対処し、最初からしっかり行なうことができれば、邪悪は今すでになくなっているかもしれません。多くの学習者は妨害されており、このことあのことで妨害されているため、しっかり行なうことができません。

弟子:今は三時三十分です。師父は二時間近く説法されましたので、水を少しお飲みください。

師:後にしましょう。(拍手)

弟子:危篤状態の大法弟子に対してどのようにすれば、彼の役に立つのでしょうか?

師:法を読んであげるのが一番です。このときに去っていくべきかどうかは、すべて本人にかかっています。さらに、私の大法弟子は迫害により死亡したにしても、この期間中に旧勢力の迫害により去っていったにしても、彼らにとっていずれも圓満成就しました。(拍手) なぜこのようになるのでしょうか? ご存知のように、全宇宙は今回の法を正すことを注目しており、三界が造られたのは法を正すためです。久しい歴史の中で待っている衆生はいずれも今回の法を正すためです。この世のすべての出来事は今日から見ればいずれも由々しき一大事です! 特に大法と直接関係のあること、法を正すことと大法弟子と直接関係があることはみな、由々しき一大事です。この迫害されている期間中に、多くの言葉は要りませんが、「法輪大法は素晴らしい」という心からのこの一言が言えれば、この人は間違いなく元の位に戻ります!(拍手) どういう意味でしょうか? この時期、邪悪の環境の中で法を実証する勇気のある人は必ず神になります。この迫害の期間中に、大法弟子のために善行を行ない、良いことをした人も必ず神になります!(拍手) これは歴史の最も肝心な時期だから、すべての生命のその思想の中のすべての念について、神は全て注視しています。宇宙の中の無数の、無量の衆生は全て、世の人々を見ています。空気のすべての粒子の中に全部、目があり、しかもぎゅうぎゅうに詰まっていて全てを注視しており、この中の生命の僅かな動きまで見ています。ここは法を正すことの焦点であり、全宇宙の衆生の未来に関係しているからです。人間の目ではこれらのことが見えないので、たいしたことがないように思います。しかし、無数の神、かつてなかったこれほど多くの神は全て、三界を注視しています。人間は本当にこれを見れば恐ろしく感じます。人間の僅かな一念、ちょっとした考えも神々の目から漏れることはありません。ですから、この期間中に人間が行なったことはすべて、自分の将来を決めています。大法弟子にとって言えば、彼は大法弟子として行なうべきことをたくさん行なったので、皆さん考えてみてください、彼はどこへ行くべきでしょうか? 彼は私の大法弟子として迫害により死亡したのではありませんか、大法弟子ではありませんか? 圓満成就するだけでなく、大法弟子として持つべきすべての栄光を得ることになります。(拍手)

 ここまで話したら、あることを思い出しました。一部の学習者ですが、スパイとは言えませんが、あなたがやっていることは本当に良くありません。あなたは修煉もしたいのですが、以前行なった間違ったことを中共に握られて脅迫されて、中共に暴露されると、大法弟子から別扱いされ、師父に別扱いされることを恐れています。実は私は随分前からあなたを知っています! あなたは、不本意ながらも邪悪から要求されたことをやっており、同時に大法弟子にもなりたいのですが、まだ絶えず良くないこともやっています。あなたにどう対処すればよいのですか? 現在あなたにとって二つの選択肢しかありません。一つは確固として真に修煉すれば、あなたは他でもなく大法弟子であり、行なったすべてはあなたの威徳になります。もし、あなたが邪悪の仲間入りするなら、あなたが行なったすべては何にもならず、自分を隠すために行なったに過ぎません。このことについて、私は非常にはっきりと話しました。しかも皆さんに教えますが、近い将来、このような人をこれ以上待たなくなります。もうすぐです! もうすぐ起こります。人間の言葉で言えば応報です。もうすぐやってきます。以前いくら言っても、一部の人は馬耳東風と聞き流しています。信じても信じなくても構いませんが、歴史のこの大事な時期はただ事ではありません。あなたは法も読んだので、どこへ行きたいのか、自分で考えて決めてください!

弟子:どのように子供が修煉するように導くのでしょうか?

師:このことについて、大法弟子としてまだ迷うことがあるのでしょうか? 子供が煉功できなければ、法を読んであげたり、子供に大法弟子の歌を教えたりすればよいのです。たくさんの大法弟子の子供は『洪吟』を暗記することができます。とても小さい子供でもたくさん暗記できています。本当に良い子です。

弟子:国内の大法弟子が邪悪に転向させられてから、邪悪を手伝って監禁されている大法弟子を身体に障害が残るまで迫害しました。被害者の家族は訴訟を起こすつもりです。どのようにこのことに対処すべきでしょうか?

師:常人なら当然、常人の対処する仕方があります。体に障害が残るほど人を迫害したので、責任を問われるのは当然のことです。修煉は人間が修煉しているので、神が修煉しているのではありません。この世で罪を犯したら、もちろん償わなければなりません。しかし、違う角度から言えば、もしこの人がまた本気に修煉を始めて、しかも確固として修煉していれば、多くのことに変化が起こるかもしれません。すでに話したように、すべてはこの法のためにやってきたので、これは第一位のことです。しかし、良く行なうことができず、しっかり行なうことができなければ、あなたはやはり常人にほかなりません。常人なら、常人のこれらの現実に向かい合わなければなりません。

弟子:サンディエゴの弟子は師父にご挨拶を申し上げます。師父にお伺いしますが、現在の中国語ブームに対して、私たちは何をすべきでしょうか? 中国語教育会を運営することは他の法を実証する仕事に影響するのでしょうか?

師:そうです。アメリカ人は中共邪党のことが分かっていないと、大法弟子は分かっています。共産邪党と長年闘ってきたにも関わらず、党文化とは何かを彼らは分かりません。中共邪党の現在の教科書はいずれも党文化のものです。中国語を習うときに中国大陸の教材を使ったら、生徒が全部邪党文化に染められるのではありませんか? 大法弟子にははっきりと分かっているので、教材を作ってアメリカの教育部門に提供しようと考えたのです。それなら、アメリカの教育機関に認可されなければなりません。でなければ、作っても役に立ちません。可能だと思えば、行なってください。無理だったらそれでも構いません。

弟子:新唐人新年祝賀祭のチケットを販売するとき、弟子らは「推票」(注:販促の意味)と略して言っていますが。「推」と「退」(注:チケットをキャンセルするという意味)が同音字なので、皆このように言うと、良くない作用があるのでしょうか?

師:これは良くない作用はありません。推票と退票、それなら言葉を変えればいいのです。「推票」をやめて、「売票」(チケットを売るという意味)にすればいいのではありませんか?(皆笑って) そうですね。推票と退票、最初私も皆さんが推票を言っているのか、退票を言っているのかはっきりと分からなかったのです。「売票」と言えば、なかなか良いのではありませんか?(皆笑って)

弟子:新唐人テレビ局、大紀元時報などのメディアは法を正す中で、計り知れない作用を果たしました。どのようにして私たちのメディアは自分で損益を負担し、経済的な悩みを解消できるのでしょうか?

師:それは皆さんがどのように行なうかにかかっています。このことを私はすでに何度も言いました。マーケットを開拓する人がいなくてはなりません。大法弟子は文章を書くことや、資料の配布、街での活動など、何でもできますが、マーケットの開拓になると、やりたくなくなるのです。

弟子:師父は以前の説法の中で、中国の文化は半神文化であるとおっしゃいましたが、今日は神が伝えた文化だとおっしゃっています。

師:そうです。神が中国人に伝えた文化であり、人間と神が半々に混じっている文化として現れています。これは矛盾ではありません。中国の文化は半神文化ですが、それは神が人間に伝えたものです。

弟子:海外に出たい国内の学習者に対して、海外の学習者はどのような態度を取るべきでしょうか? 国内にとどまるように勧めるべきでしょうか?

師:これらのことについて、私は絶対的なことを言いたくはありません。そうでなければ、私が今日何かを言うと、たくさんの人はまた極端に走ってしまいます。大法弟子は自分が行おうとすることを完成させなければなりません! どこにいても、自分が立てた願を実現させ、救い済度すべき衆生を自分で救い済度しなければなりません!

弟子:法を実証する仕事が増えたので、アメリカ政府に対して真相を伝える人が減少しており、多くのことの進み具合が遅いのです。

師:財力と物的人的資源がこれしかないのに、私たちは多くのことを行なおうとしています。それなら、何が重要か、何が重要ではないかを見て、しっかりと按排すればよいのです。

 確かに、一部の政府の表現はあまり良くないのです。なぜならば、旧勢力は各国政府に対して非常に強く抑制しているからです。なぜでしょうか? 旧勢力は知っていますが、法を正す中で大法弟子はたくさんのことを行なわなければならず、しかも多くの困難があり、その目的は大法弟子の威徳を樹立するためです。もし、ある強力な政府が何かを言えば、またはすべての政府がみな、邪党政権を非難すれば、中共邪党はあっという間におしまいになり、迫害を続けられなくなります。それなら、大法弟子を試練するこの環境はなくなってしまうのではありませんか? 彼らはどのように修煉するのでしょうか? ですから、旧勢力の各政府に対する抑制が最も強いのです。現在の状況から見れば、邪党の卑しい鬼の各政府に対するコントロールはもうすぐ崩れます。邪悪が大量に消滅されるにつれ、人間を制御する能力も急速に消滅されています。

弟子:宗教の中の多くの人は本当に修煉したいのですが、いままでの宗教の信仰により、真相を知ることが阻まれています。

師:宗教が原因で、彼らが真相を知ることが阻まれているのではなく、その宗教の中の乱神が負の作用を働いているからです。現在、この方面のものはますます少なくなり、ますます消滅されています。徐々に大きな変化が起こります。見ていてください。(拍手)

弟子:ベルギー、ニューヨークのロングアイランド、ロサンゼルスのベイエリア、フランスのブサンソン、カナダのトロント、カナダのエドモントン、南アメリカ、アイルランド、スリランカ、韓国の大法弟子は師父にご挨拶を申し上げます。

師:ありがとうございます。(拍手)

弟子:ある西洋人学習者からの質問です。師父は、現在は個人修煉ではなく、衆生を救い済度することだとおっしゃいました。もう少し詳しくお話ししていただけないでしょうか?

師:個人の向上がやはり第一位です。私が言ったのは、大法弟子が法を実証する中で、行なうべきことの中で最も重要なのが衆生を救い済度することです。今の情勢からみれば、非常に緊迫しています。大法弟子は修煉の中で全体的に幾つかの異なる時期を経てきました。一九九九年七月二十日までは、大法弟子の個人の修煉と向上が最も重要で、他は重要ではありませんでした。そのとき、多くの学習者は法を勉強し、煉功すれば、自分がロケットのように上へと進み、飛ぶように上昇し、次元の突破は非常に速く、立っていても座っていても突破しており、歩いているときも食事をするときも突破していました! あの時、法さえ勉強していれば、本当にあなたを上へ押し上げていました。時期がきたら、衆生を救い済度することができるよう、ある時間内に大法弟子を全部、位にまで押し上げなければなりません。旧勢力が本当に悪事を働き、迫害が本当に起きたら、それに抵抗できるようにするためです。

 一九九九年七月二十日以降、今回の迫害の中で本当の大法弟子になれるかどうか、この迫害の中であなたが本当の金であるかどうかが試されることになります。表に出られるかどうか、邪悪の圧力の前で修煉を続けられるかどうか。歴史上、多くの宗教はこの状況に遭ったのではありませんか? これは一目瞭然のことではありませんか? しかし、恐れる心、各種の執着心があるため、一部の人はだめになりました。これは自分の意に沿わない、あれは自分の意に沿わないなどと言っています。大法または師父が行なったことが彼の意に沿わないのではなく、彼は恐れており、口実を探しているのです! 表に出てくる勇気がなく、本を読んだり、法を修めたり、動作を煉る勇気もありません。

 現在、法を正すことと大法弟子が法を実証する中で、迫害を乗り越えて、すでに最後の段階まで近づいてきました。邪悪要素は消滅され、わずかしか残っておらず、それほど大きな圧力もなくなりました。全体の状況から見れば、大法弟子は成熟する中で圓満成就に向かうことはもう問題ではありません。現在、行なうべき最大のことはどのようにより多くの世の人々を救い済度するかです! 衆生を救い済度しましょう! これは大法弟子にとって大きなことになりました。

 今回の迫害の中で、邪悪は大法弟子を迫害しただけでなく、世の人々をも迫害しています! もし、誰かが大法に対して正しくない考え、正しくない念があれば、法を正す洪大な勢いがやってくるとき、その人は淘汰されます。なぜならば、彼が反対しているのは未来の全宇宙を造った法だからです。それなら、彼はどこへ行くのでしょうか? 未来に行きたくなければ、解体されるしかなく、存在しなくなります。ですから、大法弟子が衆生を救い済度することは非常に重要なことです。

弟子:多くの中国人学習者はこれを聞いて、個人修煉を重視しなくなりました。このようにすべきでしょうか? (師:これは極端に走ったのです。もちろん正しくありません。) 私たちは個人修煉を絶えず向上させる上で、衆生を救い済度することをしっかり行なうべきなのでしょうか?

師:もちろんそうです。必ずそうです。個人の修煉をおろそかにしてはいけません。あなたは何を行なっても、真相を伝えるにしても、大法を実証する仕事をするにしても、まず自分を良く修めることを第一位にしてこそ、あなたが行なったことがさらに神聖になります。あなたは大法弟子なので、大法弟子が法を実証することを行なっています。常人も大法弟子が行なっていることをすることができますが、大法弟子の威徳を得ることができず、福徳しか得られず、彼は福を造っているのです。

弟子:アイルランドの弟子は偉大で慈悲深い師父にご挨拶を申し上げます。アイルランドでの法を実証する仕事は数年前、大きな魔難にぶつかりました。弟子たちの一年あまりの努力によって、ほぼ法を正す進展に追いついてきました。師父にお伺いしますが、以前の魔難は弟子が精進していなかったからなのでしょうか? それとも旧勢力の按排と邪悪の迫害なのでしょうか?

師:全部関係しています。数年前には邪悪要素が多かったのですが、今のこの時期は邪悪の要素が少なく、大法弟子はますます成熟してきました。幾つかの原因があります。もちろん、もっと大事なのは自分をしっかり修めることです。

弟子:遼寧省新賓(しんひん)市、北京市懐柔県、北京市豊台区、浙江省、重慶市梁平県、甘粛省蘭州市、金昌市、古浪県、ハルピン市、常州市、北京市通州区、佳木斯市、上海警備区、武漢軍区、成都軍区、広州軍区、中国民用航空会社と関連会社、江西省、山西省運城市、張家口市、広東省楽昌市、河北省保定市、武漢市、山西省の大法弟子は師父にご挨拶を申し上げます。(師:ありがとうございます) 安徽省阜陽市、湖北省武漢市、荊州市、広東省潮陽市、汕頭市、掲陽県、北京市朝陽区、海淀(かいでん)区、遼寧省鉄嶺市、福建省長汀県、四川省成都市、成都温江、河南省、黄岡市、山東省荷澤(かたく)市、陝西省閻良区、湛江(たんこう)市、北京市芸能界、遼寧省本渓市、大慶市、昆山市、勝利油田、東営市、広州市、河北省保定市、甘粛省蘭州市、新疆ウイグル自治区、開安市、徳陽市、綿陽市、三台市、長沙市、河北省承徳市、廊坊市香河、雲南省、清華大学、湖北省麻城、北京理工大学、泰安市、北京市順義県、重慶市、上海市楊浦区、河北省石家荘市、青島市の大法弟子は師父にご挨拶を申し上げます。(:ありがとうございます)

 ノルウェー、ドイツ、オーストリア、オーストラリアのクイーンズランド、アメリカのシアトル、カナダ、メルボルン市、ベネズエラ、アルゼンチン、ぺルー、メキシコ、チリ、ドミニカ共和国、デンマーク、オランダ、インドネシア、チェコ、スロヴァキア、日本、モントリオール、スウェーデン、フィンランド、サンディエゴ、オタワ、キューバ、ボストン、香港、マカオ、オーストラリア、ヒューストン、ニューヨーク、ラオス、ニューメキシコ、マレーシア、ニュージーランド、イスラエル、ロサンゼルス、フランス、イタリアのシチリア、ベトナム、ニューヨークのオールバニー市、インド、飛天舞踊学校のすべての教師と生徒は師父にご挨拶を申し上げます。

師:ありがとうございます。(拍手)

弟子:高校生の子供は法も勉強していますが、小さいときのように精進していません。子供が常人社会の良くないものと接触しているとき、私は非常に心配しています。

師:そうです。大法弟子の子供は自分で世話をしているときは、毎日法の暗記や煉功を教えたりして、非常に良かったのです。いったん、子供が学校に入ると変わってしまいます。子供に対するこの社会の影響は確かに大きいのです。社会全体の道徳まで滑落しているので、子供には対抗する能力がありません。社会に入ると、染物がめに入ってしまいます。もし、以前のように、法を勉強し、煉功するようにと子供を促すことができれば、社会にしたがって落ちにくくなります。多くの大法小弟子は大きくなったら、かえって悪くなりました。これが原因です。

弟子:一つのプロジェクトをより良く行なうことと多くのプロジェクトを展開することとの関係についてご教示願います。

師:これは皆さん自身がどのように協調するかにかかっています。皆さんで按排すればよいのです。一つのプロジェクトを良くするには、必ず多くの力が投入されます。さらに新しいプロジェクトを開拓すると、時間は必ず厳しくなります。往々にしてこのようになります。これらのことはどのように按排するのでしょうか? 多くの大法弟子は幾つかのプロジェクトに関わっており、確かに難しいのです。皆さんの困難は師父に分かっています。将来、皆さんの困難を中国大陸の大法弟子に教えます。皆さんがどのような困難な状況下で法を実証し、彼らに対する邪悪の迫害を抑制しているのかを彼らにも知ってもらいたいと思います。

弟子:大法弟子は人手が足りない状況下で、多くのことを行ないましたが、一部のプロジェクトの結果は満足のいかないものでした。一部のプロジェクトに関して、私たちはもっと専門的に行なってはじめて、より良い発展を遂げることができます。

師:そうです。新年祝賀祭の公演のように、数年来、大法弟子は非常に努力しましたが、専門性が不十分なため、効果は限られていました。専門化されてから、効果は違ってきました。

弟子:大紀元のシリーズ『党文化を解体する』は党文化を透徹に分析しましたが、はっきりとした答えを出しませんでした。大法弟子が法を実証することを通じて答えを出すのでしょうか?

師:回答は中国の五千年の文明の中にあります。中国の五千年の文化は正統な人類の文化です。これが即ち答えです。

弟子:法を正すことの中で、「真善忍国際美術展」の意義についてご教示願います。

師:ご存知のように、人類社会の滑落には、いくつかのものが前衛的作用を働いています。一つは文芸の創作、もう一つは美術の創作です。人間に最も直接影響し、人間の思想と人間の感覚器官に最も大きく影響しているのはこれらのものです。これらは直接的に人間の道徳観念に影響して変化させており、最も早く直接的に人間を堕落させるものです。ですから、現代派の芸術と文化、現代派の文芸形式などは前衛的作用をしています。人類は神が人間に教えた正統な美術創作方式を捨てて、現代派の、魔性の強いものを作り出しました。神が人間に伝えたものを否定し、神が人間に伝えた正統な美術創作の方式を価値のないものにしてしまいました。

 大法弟子はみな知っていますが、人類の文化は神が人間に伝えたもので、神を信じないことが、人類の道徳を滑落させる根本的な原因です。ですから、大法弟子は人間の道徳が滑落した後の基準をもって物事を見てはいけません。大法弟子が作り出したものは、神が人間に与えたものに還元しなければなりません。ですから、皆さんが行なったこのことは堕落の要素を抑制することができ、道徳を回復するための引導の作用をすることもできます。間違いなくこのようになります。ですから、美術展自体は迫害を暴露していますが、美術展の創作手法は人間を元の道に戻るように導いており、人間を人間の道に戻るように促しており、人間が元に戻るように補助する作用を発揮しています。

 美術を創作するとき、人間は神が人間に教えた創作手法を捨てました。その最大の問題点は、人間は自分の創作意識、自分の考えを第一位にして、物体を正確に表現するという神が人間に教えた原則を捨てたというところにあります。美術を創作するとき、物体を正確に表現することは第一位のことであり、変えてはいけないのです。なぜならば、これは神が伝えたことで、芸術家の技法のレベルを実証するための基準でもあります。これを変えてしまえば、原則もなく好き勝手にやってしまうことになります。これが現代派の作品が現れた原因です。物体の真実を正確に反映することを創作の際の最も重要なことにすることができなければ、描かれたものはでたらめなものであり、美術ではなくなります。人間が悪くなり、道徳が堕落したため、人間に正念がなければ、神は人間を見捨ててしまいます。そして人間の歩む道はますます乱れて、ますます危険になります。

弟子:取材中に、大陸の有名な弁護士、人権擁護活動家、常人が何回も師父にご挨拶を申し上げたいと言っています。彼らは中国の将来は大法弟子に頼るしかないと思っています。

師:この話は間違ってはいませんが、大法弟子は常人の政権に興味がなく、常人のことにも参与しないのです。私たちはただ迫害に反対し、人を救っているだけです。常人が人間の政権を大事に思うのは間違っていません。将来どういう政権になるのかは社会にとって確かに非常に重要なことです。大法弟子は修煉者です。中共邪党を解体することは、根本から迫害を止めさせるための方法であり、中共邪党の罪悪を暴露するのは、邪党に毒害された衆生を救い済度するためです。三界さえ今日の大法弟子の修煉と衆生を救い済度するために用意されたもので、大法弟子のことこそ最大のことです。将来、法がこの世を正すときに、人類に新しい状態が現れます。つまり、将来は将来のことであり、大法弟子は行なうべきことだけを行なえばよいのです。近い将来、神まで人類社会で現れ、人間が信じていないすべても残された人の前に現れます。人類の状態は本当の人間の道に戻ります。

弟子:湖北省麻城市の大法弟子はとても師父に会いたがっています。彼らから師父にご挨拶を申し上げるようにと言われました。(師:麻城の大法弟子に感謝いたします) 昨日明慧ネットを見て、大陸の学習者は明慧ラジオにしたがって全国で統一して煉功しており、効果が非常に良いと書かれています。海外の大法弟子はどのようにすればよいのでしょうか?

師:これは良いことだと言えます。私はまだ観察しており、最後の効果がどうなるのかを見ています。

弟子:最近、数人の国内から来た、自称大法弟子の人を世話しています。旧勢力がこれらの学習者の隙に乗じていると私に分かっています。彼らは同じ地方から来ており、アメリカに来て師父の法を正すことを手伝うと言っています。しかし、彼らと接触する中で、自分の在留資格のことや仕事のことを一生懸命にやっている以外、大法弟子が行なうべきことをあまり行なっておらず、状態も良くないと感じています。

師:そうですね。私は今言いたくはなく、結論も下したくはありません。私が何かを言うと、彼らの修煉に困難をきたすからです。できるかどうかは、彼が修煉するかどうかを見るだけでなく、この生命が救われ済度されるかどうかも見なければなりません。海外に出てきたにしても、国内にいるにしても、いずれにせよ、自分を本当に大法弟子と見なさなければなりません。でなければ、どこにいても同じです。

弟子:一家全員が大法弟子ですが、長期に解決できないトラブルがあり、非常に困惑していると同時に、非常に苦しんでいます。

師:大法弟子の修煉の中に必ずトラブルが現れます。もし誰も内に向けて探すことができなければ、家族の間でも学習者の間でも、トラブルは絶えず増幅されます。時間が長く経っても乗り越えることができません。どのように解決するのでしょうか? 皆、内に向けて探すべきです。誰かが先にこのようにすることができれば、トラブルが和らぎます。すべての人がこのようにすることができれば、トラブルは解決されます。

 多くの大法弟子は家族の人に次のような態度をとっています。つまり、相手が私の家族で、家族に有益なことは全部自分で決めてしまいます。家族のためだと思って、一部のことを家族の代わりにやってしまいます。そうではありません。皆さんがいったん修煉したら、皆さんは同じ修煉者になり、それぞれ自分の天国に戻ります。修煉の良くできた人だけが元に戻れます。誰も相手の代わりになることができません。常人の中で官職に就いたら、家族全員に利益をもたらしたいと思いますが、それは構いません。それは常人のことです。常人の状態を超えることなら、あなたにはできません。修煉する人が得ることになり、修煉しない人は得られず、誰も他人の代わりに修煉することはできません。それなら、お互いに現れるトラブルと問題に厳粛に対処すべきです。常人のように思うままに対応してはいけません。修煉のことにおいて、本当に家族の人を大法弟子、同じ修煉者として見なすことができれば、トラブルはきっと解決されると思います。

弟子:大陸の大法弟子が釈迦牟尼と観音の形象で多くのお守りを作りました。師父が「全面的に三界内の法を正すことを妨害することに参与したすべての乱神を解体する」と発表されたあと、それらの神の形象でお守りを作るのは適切ではないと思う弟子がいます。師父にご教示願います。

師:もちろん適切ではありません。当時人を護る作用があったのも、師父は皆さんが人を救っているのを見て手伝っているからです。しかし、このことは適切ではありません。大法弟子が実証しているのは大法であり、なぜほかの神を実証するのでしょうか? その人がいったい誰によって救われたのか、これは大きな問題ではありませんか? これは、法を正す中で大法に対して態度を表明しなければならない神を、人間に信じさせているのではありませんか? 彼らが残れるかどうかも彼らの表れを見なければなりません。お守り自体は作用しておらず、師父が手伝って作用させているのです。法を実証することは大法弟子のことで、決してそれらの神のことではありません。皆さんはこのことをはっきりと分からなければなりません。

弟子:最近、多くの学習者は情の試練に遭っているようです。

師:そうですね。中共邪党は人類社会を壊滅させようとしており、用いたのはこの方法です。汚職と腐敗はたいしたことではありません。角度を変えてお話しましょう。ある人は腐敗して汚職していますが、彼が横領したのは中共邪党のお金で、中共邪党を腐敗させ死滅させたら、彼は良いことをしたことになります。(皆笑って、拍手) これは問題ではありません。最大の問題は中共邪党が人間の道徳を壊滅させていることです。邪党は、法輪功が「真善忍」を唱え、人々に良い人になるように教えているのを見て、人々に悪い人になるように教えています。特に男女関係の問題において突出しています。中国社会はすでにどれほどの問題になったのか、皆さんご存知ですか? 乱倫、全社会的な乱倫です。純粋な女の子、無垢の女の子を見つけるのはなかなか難しいことです。邪党はなぜここまで悪事をするのですか? 人間を壊滅させたいのではありませんか? 大法弟子は元に戻れるように修めているのではありませんか? なぜこのことに対して気をつけないのでしょうか? 社会の現状と中共邪党について行って堕落したいのですか? これは非常に厳粛な問題ではありませんか?! この点から見れば、中国大陸の人はまだ人間の状態なのでしょうか? 問題は深刻ではありませんか?! 大法弟子は社会の気風の堕落を阻止すべきです! 人類の堕落を阻止する役をしているのに、なぜ自分はこのことをなかなか乗り越えられないのでしょうか? このことをくれぐれも注意してください。

 いずれにせよ、大法弟子はこのことにおいて、もうこれ以上問題を起こさないでください。皆さんにこの方面で問題を起こしてほしくはありません。芸術団の学生に対して、普段男女を勝手に接触させないようにしています。まだ幼い年齢で、男女の付き合いはなおさら禁止されています。他の大法弟子もこれらのことに気をつけるべきです。もしこの学校でこの問題が起きたら、問題を起こした人を全部退学させます。必ずそうなります。大法弟子は自分がしっかり行なうことができなければ、衆生を救い済度することができません。自分がしっかり行なうことができなければ、どのように衆生を救い済度するのでしょうか? あなたが発した念は全部、正しくないもので、どのように衆生を救い済度することを行なうのでしょうか? 邪悪を手伝っているのと同じです。

弟子:私は法を得て一年にもなっていないのですが、ずっと三つのことをしっかり行ない、法を正す勢いについていけるように努力しています。最近法を得た弟子に何かアドバイスがあるでしょうか?

師:これはなかなか良い質問です。法を得たばかりの弟子はあまりに幸運です。どのような団体に入ったのかご存知でしょうか? 彼らは厳しい試練を経て今日まで歩んできました。もちろん、この迫害はまだ終わっておらず、ただ邪悪がもうそれほど多くはなく、それほどはびこっておらず、圧力もそれほど大きくなくなりました。しかし、あなたは入ってきたばかりだからと言って、修煉の基準をあなたのために下げることはありえません。ですから、修煉の中で必ず努力して大法弟子が行なうべき三つのことをしっかり行なってください。同時に、衆生を救い済度し、大法弟子としての作用を発揮してください。これらのことをしっかり行なうために、法を良く勉強しなければなりません。しっかり法を勉強すれば、法を正す進展についてくることができ、正々堂々と法を正す時期の、正真正銘の大法弟子になることができます。

 このくらいにしましょう。(拍手)

 皆さんにお会いして、師父は本当に嬉しいのです(熱烈な拍手)。今日は特に嬉しいのです。(拍手) この迫害を乗り越えてきた大法弟子は素晴らしいです。(拍手) 未来のすべて、大法弟子が得るべき栄光は皆さんが得ることになります。(拍手) 最も厳しく、最も困難な時期を乗り越えてきました。最後の限られた時間の中で、大法弟子は今までより良く行ない、立派に行ない、歴史の使命を全うすべきです!(長時間の拍手)

 
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/4/19/153101.html)