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発正念をおろかにしてはならない


 文/山東大法弟子

(明慧日本)最近、発正念について周りの同修と交流したとき、2人の同修の体得が私に大きな啓発を与えてくれた。周りの同修も以前より発正念を重視するようになった。同修の勧めで私はその体得を文章にし、いままで発正念をあまり重視しない同修と交流してみたい。

 ①A同修は気功協会の下の責任者であり、縁によって法輪功の修煉に入ってきた。法輪功を修煉してからずっと法を師にし、絶えず精進しており、しかも天目が開いて修煉している。彼の話によると、発正念をするたびに たくさんの「古代武士」の様子の生命が各種の兵器を持ち自分の身体から飛び出て、主体の正念の指揮の下で邪悪を取り除いたり、魔を斬ったりする。神通を自由自在に使い、場面は非常に壮観であり、発正念が終わると、これらの武士たちは四方八方から凱旋して身体に飛び入る。ある日、1人の同修が旧勢力の邪霊の腐った鬼に病業の形で邪魔されて、起きられない。三つの事を成し遂げるのをはなはだしく妨害されている。A同修とほかの数人の弟子が正念で自分の空間場を綺麗に片付けた後、病業に迫害された同修を取り囲み、一緒に掌を立てほかの空間の大法弟子を迫害するあらゆる邪悪の生命と要素を、漏れるものがなく、含まれないものがなく、全部を徹底的に取り除くように正念を発した。A同修の天目によると、強大な正念を発するにつれ、突然一つのふわふわした黒いチンパンジー(大きな耳がついている)のようなものが同修の身体から出てきた。出てきてからまた懸命にもがいており、取り付きなおそうとしたが同修らは持続して正念を発したあと、そのものは黒い水と化した。この空間に現れたのは同修の病症が消え、身体が回復し、精神状態が戻ったことである。この発正念に参与したすべての同修は正念の威力をみてから発正念をより重視するようになった。

 ②B同修は年とった古い学習者であり、大法を証明する前半にずっと三つのことを成し遂げることを精進しており、その後、種々の妨害により、三つのことを成し遂げる精進の意志をおろかにするようになった。ある日の夜12時、全世界の大法弟子が同時に発正念時間になる直前に彼女は睡魔に妨害されて安逸心が起き、一回の発正念を抜いてもたいしたことがないと思って寝てしまった。夢に「前功尽棄」(これまでの努力や成果が無駄になる)の四文字がはっきり目の前に出てきた。この同修は学歴が低いため、この言葉の意味が分からず、発音だけを覚えている。翌日、周りの同修に聞いてからはじめて「前功尽棄」はこれまでの努力や成果が無駄になることであると分かった。師父がこのよう形で発正念を重視しない同修にヒントを与えていると彼女は悟った。

 師父は数回にわたって発正念の重要性を説かれている。最近の『2007年ニューヨーク法会での説法』で「全世界の大法弟子が同じ時間帯で正念を発するときの力量は計り知れないものです。ですから、すべての人は強い正念でこのことに対処し、最初からしっかり行うことができれば、邪悪は今なくなっているかもしれません」と説かれた。

 発正念は大法を証明する中でなくてはならないことであり、その重要性がより分かるようになった。以上の2人の同修の体得は再びわれわれに注意している:真相を伝え、衆生を救い済度する法を正す修煉の中、最後になればなるほど精進すべきで、発正念をおろかにしてはならない。

 2007年5月2日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/5/1/153907.html