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法輪功学習者・胡長安さん、ハルピン強制労働教養所にて迫害され死亡

(明慧日本)黒龍江省ハルピン市の法輪功学習者・胡長安さんは、2005年非合法的に連行され、ハルピン長林子強制労働教養所五大隊に監禁された。2006年12月27日、肉体的および精神的に重圧の下、痩せこけた胡さんは、時間限定にて外部治療のために解放された。2ヶ月間闘病生活の後、2007年旧正月9日にこの世を去った。

 胡さん(50歳台)は、ハルピン鉄道専門学校の講師を務め、ハルピン市南崗区沙曼小区に在住。胡さんは強制労働教養所で各種の肉体的な拷問を受けた。

 胡さんは五大隊へ連行された当時、悪辣な警官・趙爽が大隊長を務めていた。五大隊の迫害手段は極めて残虐である。学習者には毎日の労働時間を超過させ、殴られることも罵声を浴びさせられることも日常茶飯事であった。悪辣な警察は胡さんに対して、「打盤児」(極めて疲れる労働であり、束になった爪楊枝をゴムで板に縛りつける準備段階の仕事)の労働を強いた。数十人分を2人でまかなうため、毎日疲れ果てて、他の人より寝るのも遅い上罵られるという。この仕事の衛生条件が悪く、毎日大量の木屑や埃を大量に吸入するために、暫く経って、胡さんの体に爛れが生じ、終いには全身至る所そのようになったという。後に、胡さんの両足も広範囲にわたり爛れが生じ、ひどいときには赤く腫れあがって、綿製のズボンも履けないほど、爛れたところから膿みが血とまみれて流れてくるという。また、パンツは膿みや血とくっ付いてしまい、脱ぐに脱げずに、結局びっこを引くように歩くという。

 しかし、胡さんの足が爛れたことに対して、悪辣な警察・趙爽は何度も罵声を浴びさせたという。後に、悪辣な警察は、胡さんに対して、「打包」の仕事をさせた。すなわち、胡さん1人で数十人が仕上げた爪楊枝を箱詰め、梱包する仕事である。胡さんは朝から晩まで働き続け、皆が部屋へ戻り、寝ている時でも、胡さんは、足の爛れた部分に触れないように、ズボンの裾を上へ巻き夜中まで労働させられたという。胡さんは、毎晩部屋へ戻っても、トイレの時間および顔を洗う時間が全て最後になっている。しかし、トイレを管理する刑事犯は、時間が遅いことを口実に、胡さんのトイレの使用を禁じ又は、トイレを使用中に罵ったりしたという。

 2006年8月初旬、長林子強制労働教養所に監禁された全ての法輪功学習者が、迫害に対して抗議するために集団断食を行った。悪辣な警察は、胡さんの文化教養が高いとみて、胡さんに対して圧力を掛け、集団断食を止めさせるように強いた。

 元々健康な胡さんは、種々の脅迫、虐待を受けてから、2006年10月末に急激に痩せ始め、最後には食事をするのも困難な状態に陥り、排便もできなくなった。胡さんは長林胡五大隊に非合法的に監禁されてから、劣悪な境遇によって消化および排泄系統が日に日に異常をきたした。家族および本人が度重なる申し込みを受けた長林子強制労働教養所は、胡さんに対して「司法鑑定」を行い、重度の腸道疾病に罹ったことが確認されたことから、ようやく外部での治療を許可した。しかし、治療を受ける時間は数ヶ月と制限された。

 胡さんは長期にわたり、非人道的な迫害を受け、全身病気だらけの体で強制労働教養所を出た。2007年2月26日(旧正月9日)にこの世を去った。長林子強制労働教養所で迫害を受けた又1人の法輪功学習者の犠牲者である。

 2007年5月25日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/5/24/155482.html