日本明慧
■印刷版   

ニューヨーク州議会のシンポジウム:「中共の生体臓器摘出」を厳しく非難(写真)


 文/ニューヨークの大法弟子

(明慧日本)2007年6月5日、米国ニューヨーク州のオールバニ議会のビルで「中国で発生する生体臓器摘出行為を暴露」するシンポジウムと記者会見が行われました。シンポジウムは、下院議員マイケル・ベンジャミンさんとジョン・メエネミさんが主催し、カナダの前アジア太平洋局長・デービッド・キルガー氏と王文怡博士が講義を担当しました。上院議員、下院議員、議員の補佐要員及び各界の人士数人がシンポジウムに出席しました。

下院議員John McEnenyさんがシンポジウムを主催

下院議員マイケル・ベンジャミン、世界は中国の人権迫害に対して注目すべきだと述べる

法輪功学習者・徐海涛さんは妻が中国労教所で健康診断や血液検査を受けた経歴を述べる

参加者は真剣に中共の法輪功学習者からの生体臓器摘出に関する証拠を聴いている

 下院議員John McEnenyさんは数年来ずっと中国で起きている法輪功学習者の生体臓器摘出犯罪に対して注目していたことを言及しました。彼は今現在も中国に行って臓器移植を受けるアメリカ人は増えており、その臓器の源に対して心配していると述べました。彼は、皆さんはすでに中共が数年来ずっと犯罪者と法輪功学習者を虐待していることは知っているので、今回ここでこの問題を出して、皆さんがこの問題に対して関心を持つことを希望すると述べました。

 カナダの前アジア太平洋局長のデービッド・キルガー氏は、彼と有名な人権弁護士のデービッド・マタス氏が中国で行った「中国共産党の生体からの法輪功学習者の臓器摘出」に対する独立調査レポートを公表しました。彼は、自らは中国の民衆を尊敬する、中国は中国民衆のものであり、中国共産党政権のものではないと言及しました。

 また、中国共産党が大勢の法輪功学習者を殺害して、その臓器を摘出していることは許せない犯罪行為だと批判しました。法輪功学習者は「真・善・忍」に従って良い人間を目指しているのに、彼達を捕らえ刑務所に監禁して、長時間の労働を強制し、強制的に血液検査や他の体の検査を行っており、5年間の調査結果の少なくとも41500例の臓器の源は法輪功学習者のものであると述べました。独立調査レポートは、33種類の証拠を提供していますが、中国共産党からこれらの調査に対する応えはなく、今年の5月1日からは臓器移植を禁止すると宣言したのは、彼らが調査結果を承認したということだと述べました。

 王文怡女史は記者会見の現場でニューヨーク州政府が表に出て、この暴行を制止すべきだと呼びかけました。彼女は、人々は真剣にデービッド・キルガー氏とデービッド・マタス氏の調査レポートを読むべきで、特に臓器の源に注目すべきだと言及し、監禁されて迫害を受けている大勢の法輪功学習者がその臓器の源だと述べました。彼女は一人の医療関係者として、アメリカ政府はこの迫害に関心を持って、皆さんと共にこの非人道的な行為を制止すべきだと呼びかけました。それから政府は医者達に自らの患者が臓器移植のために中国へ行くのを止めさせるべきだと提案し、政府は中間売買人或いは紹介人が患者を中国に行かせて臓器移植を受けることを禁止する法律を制定すべきだとも述べました。

 シンポジウムは、多くのメディアの関心を引き起こし、ニューヨーク新聞、ユニオン新聞、Legislative Gazatte等が現場で取材報道を行いました。

 2007年6月7日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/6/6/156386.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2007/6/7/86544.html