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脱党センターのボランティアに嫌がらせ:中国共産党のスパイ行為を調査(写真)

(明慧日本)西オーストラリア・パース(PERTH)共産党脱党センターが成立してから、常に正体不明の人物に遠距離から写真を撮られ、顔を覆い隠した者から写真を撮られた。普段の情況は盗撮者が犯行をした後、すぐ逃げるのがいつものことである。しかし、センターの付近で真相資料を配布しているボランティアはこれらの嫌がらせに一向影響されなかっただけでなく、人々に中国共産党及びそのあらゆる組織を離脱するためのサービスもしている。

 2007年6月11日、観光客らしき2人の女性がそれぞれにカメラを持ちながら、脱党センターに向けてシャッターを押しっぱなしにしていた。ボランティアも真正面から写真を撮られたが、それは通常と違ったやりかたである。

 ボランティアの1人が彼女たちに真相を伝えようとしたとき、2人の中の1人に面識があり、その後よく考えると中国共産悪党の大使館関係の「華人科学家協会」によって2007年5月5日西澳大学で開催された「漢語橋」テスト活動を運営するメンバーの1人であることを思い出した。

「顔を覆い隠した」盗撮者

ボランティアたちは盗撮者に真相を伝えた

 中国共産党の脱党を宣言した元シドニー中国領事館官員の陳用林さんはカナダで中国政府が海外にまで浸透し干渉工作をしている実態を語った。その中には、特に中国政府に操られた専業協会、連合会、同郷会などが扇子型系統と呼ばれる中国スパイ活動に利用されていることを暴露した。共産党はこれらの協会を操り、現地でスパイや盗撮者などのメンバーを募集して法輪功への迫害を進めているという。

 最近中国の深センで数人の香港法輪功学習者が逮捕された事件が起きた。逮捕された人たちは共通して普段は公開の活動に参加しない人たちであるが、つい最近の請願パレードに参加した時に中国スパイにカメラとかビデオとかで盗撮されたために、その対象として特定されて逮捕された。だからこそ、起こり続けている近距離盗撮事件は中国政府の情報収集工作であり、海外の法輪功学習者を恫喝するためでもある。それを踏まえて中共はオリンピック前に別の法輪功への迫害計画を進めているという。

 法輪功は平和的な修煉団体である。中国共産党の高圧な迫害の下で平和的な迫害停止請願を8年続けている。今まで法輪功は一度も共産党に打倒されたことがなく、中国のスパイ行為からの影響にすこしも作用されていないと学習者が話した。

 また、ボランティアも、いまだに海外で中国共産邪党の下で法輪功迫害向けのスパイ活動を行っている人に、東ドイツが崩壊したあの時代にも当時アメリカに潜伏していた何万人ものスパイは逃げ場がなくて捕まえられた歴史の教訓を知らせたいと言った。現在、オーストラリアは中国共産邪党とよい関係を築いて、スパイ行為によって卑劣な悪事をしまくっているように見えるが、近い将来に中国共産党が天に滅される時がきたら、中共のために尽くしているすべての悪人は必ず自分の罪を償わなければならない。

 この2人の盗撮を行った「工作者」に対して、中の1名の身分は確かに中国共産党の関係機関で仕事している人間だということが証明されたため、これに関する資料や証拠物などをオーストラリアの連邦安全機構に提出することによって、彼らの容疑を調査中である。

 2007年7月6日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/6/12/156759.html