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香港政府の暴力による強制送還事件に、台湾の議員が政府に重視するよう呼びかけた(写真)

(明慧日本)2007年6月27日と28日の2日間に起きた香港政府による強制送還事件の被害者となった一部の台南地区の法輪功学習者は30日に台南県帰仁郷にある、李俊毅議員の事務所へ事件について陳情した。李氏は、法輪功学習者が香港で非人道的な強制送還に遭ったという事実を受け止め、香港政府が中国共産党の指示に屈し、暴力という不法行為でもって台湾の旅客を送還したことを譴責したほか、必ず外交部を通じて、国家レベル的な抗議を行ない、香港政府の謝罪を求めると表明した。

李俊毅議員は、香港政府に暴力送還された法輪功学習者の陳情書を引き受けた

 暴力送還事件に遭った中の1人で、学習者の林坤秀さんは「われわれが香港に行く目的は、より多くの人に中国共産悪党が法輪功を迫害している事や、生体から臓器を摘出する残酷な事件を知って欲しいからです。それでも100人以上の武装警察を配置して暴力で、平和的な法輪功学習者を鎮圧するのですか?」と表明した。

 李氏は、国家レベル的な厳正抗議を行ない、香港政府の謝罪を求めると共に、将来このような事件が起きないように約束してもらいたいということを含め、法輪功学習者もわれわれ台湾の国民であり、このような理不尽な待遇をされた事に対して、政府は人民のために正すべきだと発表した。 

李俊毅議員は、法輪功学習者の陳情を真剣に受け止めた

 李氏は、20人以上の法輪功学習者の陳情を聞き入れたあと、共産党の悪勢力を恐れることなく、きちんと自信を持つということは最大な資源だと示した。学習者たちは、中国共産悪党の不法暴力による強制送還事件に対して政府が重視するよう、さらに今後、香港政府が基本法を守るように呼びかけた。

 2007年7月23日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/7/6/158356.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2007/7/9/87508.html