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8年間も監禁されてきた、李冬青さんの救援を呼びかける(写真)

(明慧日本)瀋陽の法輪功学習者・李冬青さんは、法輪功のために事実を話し、陳情に行ったため、1999年9月から今まで邪党に不法に監禁されていた。初めは不法に、3年間労働教養所に送られて、悪名高い馬三家労働教養所に拘禁された。それから3年が経ち満期を迎えたが、またさらに5年間の刑罰を下され、遼寧省の女子刑務所に送られた。8年の間、李冬青さんは、凶悪な警察に苦しめられ虐待を受けた。小屋に閉じ込められて、めった打ちにされ、電気椅子で拷問され、人身の侮辱などの迫害を受けた。その内の1年半の間の97パーセントの時間は、ほとんど小屋に閉じ込められて、体はいつも傷だらけだった。かつて迫害されたとき、精神がぼんやりとしたこともあった。

 2007年8月22日は、李冬青さんが不法に拘禁されてから満期を迎える日なので、学習者達に正念で加持してもらい、積極的に彼女を救援するようお願いします。

李冬青さん

 李冬青さん(1962年生まれの女性)は、身長が170センチで体つきが良く、綺麗な顔つきで、心優しい人である。かつては、瀋陽市和平区遂川路に居住し、瀋陽新城子の化学製品工場で、化学検査の仕事をしていたが、90年代に会社の経営がよくないため失業した。

 李冬青さんは、法輪功を修煉するまでは病気だらけだった。腎臓炎、むくみ、胃病、四肢感覚麻痺、手足は冷たくて、歩行や階段を上がるのが困難だった。高額な薬代と、そのうえ失業が重なり、給与収入がなかった彼女の家庭生活を、とても困難にさせた。1996年、李冬青さんは法輪功の修煉を始めてから、いつの間にか、自然に全身の疾病がなくなっていた。それからは生活も好転に向かい始めた。

 1999年「7.20」、中共邪党が、法輪功を迫害し始めた。デマと誹謗中傷が天地を覆いつくすかのようにやってきた。李冬青さんは、大法を修煉した後、自分が受益した事実をもって、北京へ陳情に行った。しかしまだ陳情局に着かないうちに、警察に瀋陽駐北京事務所へ連れて行かれ、不法に拘禁された。翌日遂川派出所から来た人に、瀋陽(地元)に連れて帰られ、直接留置所に入れられて不法に15日間拘留された。15日間の後、また3年の労働再教育を言い渡されて、直接馬三家労働教養所に移された。その期間中のことは、家族には知らされていなかった。

 馬三家労働教養所の中で、李冬青さんはいつも凶悪な警察と、真相が分からない受刑者に、法輪大法の真実の情況を教え、警察の学習者に対する理不尽な要求と規定に対して抗議した。そのため、女性二所の所長・蘇境をはじめとした凶悪な警察らは、わざと困らせる、体罰や、侮りと、ののしり、めった打ち、人格の侮辱などの迫害を受けた。2001年10月〜2002年5月の間、ほとんどの時間は、小屋に閉じ込められて過ごした。法輪功学習者がどのような暴力の抑圧の下で、侮辱に満ちた恐怖の環境の中で毎日を過ごしたかは、正常な生活をする人々には永遠に想像できないことである。

 2002年9月、3年間の不法な労働による再教育は満期になった。しかし馬三家労働教養所は、彼女を釈放するどころか、また罪名をでっちあげて陥れ、不法に李冬青さんを起訴した。8月22日、瀋陽市邪党中級裁判所、検察院は、直接馬三家労働教養所まできて、いわゆる審判を行った。李冬青さんは、不法に5年間の懲役を下され、弁護、申し立て、上訴を許されず、家族にも知らせなかった。その日は、李冬青さんと一緒に不法に刑罰を下された法輪功学習者・李黎明さん、孫彩虹さんもいた。彼女達3人が瀋陽大北女子刑務所まで送り込まれるまでに、瀋陽市留置場で1カ月以上(住所:瀋陽市城南蘇家屯区王士村)拘禁された。その時3人はずっと断食で抗議した。

 2002年12月末、李冬青さんは、大北女子刑務所で急性肝炎を患った。伝染性があったため、大北女子刑務所の関係者は、冬青さんを、服役中重病のため一時出所させたかったが、和平区遂川派出所は、「この人が帰って来ても、私達には管理できない」という理由で受け入れを拒否した。それによって冬青さんは、引き続き今日まで拘禁され迫害を受けてきた。

 2003年の初めに、冬青さんは断食をして迫害に抗議した。彼女は、自分が有罪だと承認出来ないため、囚人服を着ることも、刑務所の布団を使うことも、刑務所の食事を食べることも拒んだことがある。(食べたのは家族の預金で買ってきた食事だった)毎日繰り返し「法輪大法の名誉回復を返せ」、「師父の名誉回復を」、「法輪大法は正法である」と話した。刑務所の中では、2〜4人の受刑者が彼女を監視した。冬青さんは、理不尽な規定に対して従わないため、いつも殴られ、ののしられ、電気棒で電撃された。刑務所の中の人は、冬青さんが、現在、精神異常者だと思っている。そのうえ、彼女の健康状態はとても悪く、むくみを伴っていて、良い時と悪い時がある。近年、外部から彼女の情報をあまり得ることが出来ない。

 聞くところによると、両親は3年前にすでに80歳の高齢になった。冬青さんの娘さんは、1999年9月に、母親が連行された時にはまだ幼かったが、この長い8年の間、ずっと母親のいない環境下で成長した。

 私達は、全世界の法輪功学習者と善良な世間の人々が、緊急に冬青さんを救援し、彼女を早く正常な生活の中に帰らせるようにと呼びかけます。

 2007年8月8日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/8/7/160383.html