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また一人善良な人がこの世を去りました

——学習者の李恩英さんを偲んで

(明慧日本)河北省唐山市唐海県五農場の法輪功学習者である李恩英さんが法輪功の修煉を諦めず、「真善忍」を唱える法輪功を信仰し続けたため、7月20日に石家荘労働教養所304中隊にて、迫害によりこの世を去りました。享年53でした。

李恩英さん生前の写真

 このニュースを知る学習者が皆、深い悲しみと怒りを覚えています。しかし、真相が分からず迫害に参加した人のことを気の毒だと思います。なぜなら、彼らは目を覚まさず、このまま悪党に追随していると、将来、悪党の解体とともに淘汰されてしまうからです。

 李恩英さんを知っている人はみな、彼がいい人だと言います。1997年に法輪功を修煉し始めてから、体が健康になり、心も優しくなり、周りの人に気を遣い、たくさんの人に大法の素晴らしさを感じさせました。その人たちも相次ぎ、大法を修煉し始めました。今、多くの人も知っているように、法輪功の修煉者は誠実で善良ないい人です。今日の人々は自分の利益ばかり追求して、自分だけが損しないように計算高くなっており、誰も本心を語らず、人間関係が希薄になっています。ですから、大法学習者の誠実で誰にも優しく、他人を優先させる人柄が多くの人に共感を得ています。

 1999年7月20日以降、江沢民をリーダーとする邪悪集団が中国全土で法輪功を迫害し、大法の学習者を逮捕しました。一夜のうちに虚言が天地を覆い隠すかのような勢いで宣伝されました。それからの8年間、李恩英さんは4回も強制連行され、看守所でひどく殴打されました。その上、唐海県の警官に十数万円の現金を強要されました

 再び連行されることを避けるために、李恩英さんが住所を転々としていました。今年の2月唐山市公安局の警察が外地でアルバイトをしていた李恩英を不法に強制連行し、石家荘労働教養所に入れました。

 労働教養所では他の囚人と同じ場所に入れられ、半年足らずにして、李恩英が迫害により、命の危機に晒されてしまいました。責任を負いたくないため、今年の7月に家族に迎えに来るようにと知らせました。家族が状況を聞いても明確に答えてくれませんでした。

 家族が労働教養所に駆けつけると、点滴を終えたばかりの李恩英がそこにいました。李恩英が家に着いたとき、すでに危篤状態で、全身が腫れており、呼吸すら困難で、食べることも難しく、咳が止まらなく、横になると呼吸もできなくなりました。その13日後の7月29日に彼はこの世を去りました。その後、家族が彼の耳の後ろと背後の大面積に血が異常にたまってできた充血を発見しました。亡くなるまでの13日間に彼は断続的に労働教養所での境遇を語りました。修煉をやめなければ、寝ることも許されなかったり、長時間にわたって石板に正座させられたり、警官の指図で他の犯人に殴られたりしました。死因が不明なため、家族が提訴しています。

 法輪功を修煉することで心身ともに非常に健康な人がこのように迫害されて死に至りました。これは悪党が悪い人を利用して、善良な人を迫害していることの一例に過ぎません。人の命は何より大事です。これで終わりになることはありません。1999年7月20日の迫害が始まってから、李恩英さんに対する迫害に参加した人、さらにその迫害活動に関わっていた各組織や個人にも逃れることのできない責任があります。修煉者を迫害することは許されることではありません。時がくれば、倍にして返さなければなりません。

 学習者の李恩英さんが亡くなりました。しかし、彼は「真善忍」の宇宙大法を信じることにより、命が昇華したに違いありません。近い将来、人々は彼の偉大さに気づくようになり、罪を犯した人たちも必ず応報に遭います。

 善悪にそれなりの将来があります。ここで、心をこめて、唐海県でいまだに悪党の邪悪な政策に従っている各部門の皆さんに、今すぐにそのような行為をやめるようにお願いしたいと思います。学習者が命の危険を冒して、配布している「共産党についての九つの論評」を読めば、共産党の本当の姿が見えます。その悪党は西洋からやってきた邪悪で、中国に入ってから八千万の中国人を死亡させました。この数字は二回の世界大戦で亡くなった人の総数よりも多いです。この悪党は今「真善忍」を信仰する善良な人たちを迫害しているため、神に解体され、淘汰されるに違いありません。

 早く悪党から脱退しましょう!それで本当の未来への扉が開かれます。

 2007年8月8日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/8/7/160381.html