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アテネ:人権聖火リレーを支援

(明慧日本)各国の法輪功迫害真相調査連盟(以下、CIPFG)のメンバーと支持者は2007年8月7日、オリンピック発祥地であるアテネに集結した。メンバーたちは、8月9日の夜、アテネで人権聖火が点されることを記したチラシを人々に配布した。アテネの人々は、オリンピックに関連するすべての出来事に関心を寄せている。

 ある女性は、チラシを読んで非常に驚き、「生きている人の臓器を摘出するなんて、何と恐ろしいことだわ。私も人権聖火リレーに参加したい」と話した。また、ある年配者はチラシを受け取り、ポケットから拡大鏡を取り出し、資料をゆっくりと読み始めた。そして、「これまでに、中国の人権の状況は良くないと聞いていましたが、まさかこれほど残酷だとは思いませんでした。あなた達はすばらしいことをしています。アテネの人々はあなた達を支持します」と話した。

 二人のスポーツ選手も、人権聖火の文字を見てから真相資料を受け取り、「あなた達の活動に参加し、支援します」と話した。

 CIPFGのメンバーは、Left-side newspaper、OLOGOS、APOGEVMATINIなど、アテネの地元メディアに真相を伝え、メディア関係者たちも、グローバル人権聖火リレーを支持すると述べた。あるメディアの編集者は、「あなた達は意義のあることをしています。中国のためだけではなく、人類のためにしていると思います」と話した。

 背景説明

 昨年12月、300人の有識者から成る「法輪功迫害真相調査連盟(略称、CIPFG)が結成され、中国政府に対し、北京オリンピック開催一年前に当たる今年8月8日までに、不法に身柄を拘束している法輪功学習者を釈放するなど、三つの条件を実行しなかった場合、全世界規模で2008年の北京五輪を反対する活動を行う、と宣言した。

 しかし、8月7日現在、中国はいかなる回答もせず、CIPFGのメンバーの中国入国を拒絶したため、CIPFGのメンバーたちは8月9日からグローバル人権聖火リレーを行い、「人道に反する罪を犯しながら、オリンピックを同時に行うことは、決して許されない」と呼びかける。

 2007年8月9日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2007/8/9/160492.html