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定興県公安局と610オフィスは多数の法輪功学習者を迫害

(明慧日本)今年の5月28日から現在まで、定興県公安局国保大隊および610オフィスの職員らは、同県20数人の法輪功学習者を強制連行し、同県内の全ての地区に波及した。学習者は不法に家宅捜査、罰金、監禁、拷問を強いられている。現在楊村、北田、北河、北連、中連等地区の学習者たちは拘置所に監禁されている。

 7月17日夜8時、定興県公安局の警察は数台の警察車両で西江村の学習者・王徳福さんの自宅に押し掛け、妻の沈樹梅さんを強制連行し、また、隣で仕事中の王徳福さんも連行した。隣人の許建華さんは誠実な農民で法輪功を修煉していないが、王さんのために弁解したため、連行された。

 王さんは煉功する前に、事故で重傷を負い、6本の肋骨と肩の骨が折れた。保定の病院で長期にわたり治療を行ったが回復しなかった。自宅に戻っても一人で日常生活ができず、仕事もできない体の不自由な人となった。

 1996年、王さんは法輪功を勧められて、煉功してから、奇跡的に健康を取り戻した。国から給付された身体障害者手当てを他にもっと必要な人に支給するようにと民政局に戻した。

 しかし、定興県公安局および610オフィスの職員らは、王さんを拘置所に強制連行して拷問し、「真・善・忍」の信仰を放棄させるよう迫害を加えた。王さんは現在、尚定興県拘置所に監禁されており、家族との面会も許されていない。

 7月22日、定興県公安局および610オフィスの職員らは西江村の学習者・韓雪蓮さん一家4人を強制連行した。警官らは不法に家宅捜査し、パソコン、プリンタおよび衛星パラボラアンテナ、法輪功関連書籍などを押収した。のち、韓さんの義理の母・任金鳳さん、学習者でない夫の鹿鉄強さん、夫の妹・鹿文杰さんを同じ拘置所に監禁した。韓さんは1週間前に強制労働教養所に送られ、健診の際、妊娠していることが分かったため、入所拒否された。

 しかし、定興県公安局は韓さんに対して、秘密裏に詭計をめぐらし、堕胎させたという。さらに数日後、韓さんおよび夫、妹は、石家荘強制労働教養所へ移送され監禁された。

 2007年8月15日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/8/13/160760.html