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遼寧省凌源市:学習者・胡艶栄さんの遺体は強行に火葬された


 文/遼寧学習者

(明慧日本)遼寧省凌源市北炉郷の学習者・胡艶栄さんは2007年8月1日に不法に強制連行され、5日に迫害によりこの世を去った。凌源市政法委員会、凌源市公安局、北炉郷派出所、北炉郷政府などの政府機関が手を組み、遺族を脅迫し、勝手に8月12日に胡艶栄さんの遺体を強行い火葬した。

胡艶栄さん生前の写真

 葬式は上記部門の監視下で行われた。不法官員や警察は現地周辺に多くの車を配置し、監視や制御をした。参列する親戚や友人に、現地の官僚が自ら身分を確認するようなこともあった。そこで、参列した友人に「人の命は大事なことですから、通りすがる人でも参列するはずなのに、身分なんて関係ありますか?」と返答されると、小さくなって逃げていった。

胡艶栄さんは無実のまま死亡

 夫は涙にくれ、2人の子供たちは立てなくなるほど泣き崩れて、それぞれ人に支えられた。参列した人たちは皆、声を失うほど泣き声をあげた。

 葬式に参列した200人以上の親友や村人が、このような場面を目にした。幸せな家庭がそこまで無惨にされてしまったことに皆が嘆いた。夫は仕事の関係で長年帰宅できず、家事も農業も胡艶栄さん一人が頼りだった。しかし、あまりにも若くしてこの世を去ってしまったため、2人の子供、高齢の母親と義理の父親の面倒を見る人がいなくなった。古稀になった2人の老人は、すでに2001年に共産党の迫害により肉親を亡くした痛みを味わったにもかかわらず(胡艶栄さんの父・胡殿新さん)、再び実の若い娘を亡くした。また、胡艶栄さんの妹や義理の妹も凌源市第二看守所へ違法に監禁されたままで、葬式に参列し姉を見送ることさえできなかった。

 2007年8月16日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2007/8/15/160880.html