日本明慧
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新しい学習者が遭遇した小さな出来事


 文/中国国内、夏香

(明慧日本)5月6日、私は夫と、息子、息子の嫁の一家4人で、ラーメン屋で食事をしていた。突然、ホール係が、誤って別のお客の冷やし料理を私の頭上でこぼし、髪の毛や、首、服が料理の汁で濡れてしまった。

 当時、店には大勢の客がいた。皆の視線が私に集まった。ホール係は恐怖のあまり、「ごめんなさい」を言うのも忘れ、店の奥に逃げ込んだ(注:中国では、大抵こういう場合、客が激怒し、店側に余分の経済補償を強請るのである)。店の当直マネージャーは私に平謝りし、飲み物と店の高い値段の料理のサービスを申し出た。

 私はその時、何事に関しても、まず他人のことを先に思いやる、という李洪志先生の説法を思い出した。私は、「大丈夫。服は汚れたけど、家に帰って、洗えば済むことよ。髪の毛も洗えば綺麗になるし、あなたたちは、あのホール係の子を困らせないでね。彼はまだ子供で、働くことで精一杯なのだから」と告げた。

 もし、私が法輪功を修煉していなかったら、本当に彼らと口論したかもしれない。幸い、私は法輪大法を学んでいたので、大変心中穏やかで、まったく怒ることはなかった。

 2007年8月27日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2007/8/18/161093.html