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ドイツ公民は国際オリンピック委員会に書簡を提出

(明慧日本)ドイツのNehringさん夫婦は2007年8月25日にルール地方(Ruhrgebiet)から、ミュンヘンで行われている人権聖火リレーの儀式に参加した。Nehringさん夫婦はこの活動に参加する前に、国際オリンピック委員会宛に、中国で起きている人権侵害、特に中国の法輪功学習者に対する迫害に抗議する書簡を送った。

 Nehringさんは書簡の中で次のように書いた。

 「私はオリンピック精神が今後も引き続き存続されることを願い、国際オリンピック委員会に対して、以下の通り呼びかけます。

 一、公式に中国が法輪功学習者の臓器を摘出する迫害を譴責すること。

 二、中共に対して、臓器狩りと関係のある病院または強制収容所を閉鎖するよう求めること。

 三、中共に対して、すべての610弁公室およびその他の法輪功学習者を迫害するために設立された施設を閉鎖させ、そこで拘禁されている法輪功学習者に自由を与えるように求めること。

 四、中共に対して、法輪功学習者・姜仁政さん一家を釈放し、ドイツに帰国させることを求めること。

 五、中共に対して、ドイツの法輪功学習者・張震タンさんの妻である王暁燕さんをドイツに帰国させるよう求めること。

 ドイツの憲法第一章では、以下のように記されている。

 第一項 個人の尊厳は不可侵である。それを尊重し、保護することは国家権力すべての義務である。

 第二項 ドイツ国民は故に、各々の人間社会、世界における友好および正義の基礎としての、不可侵かつ譲り渡すことのできない人権を支持することを表明する。

 私はここにおいて、すべての中国で迫害されている人のために祈ります。オリンピックは、2012年にバンクーバーまたはロンドンで続けて開催されることを祈ります。」

 2007年8月27日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/8/25/161508.html