日本明慧
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思惟の角度を広げ、旧勢力の按排を否定することを論ずる

(明慧日本)旧勢力の按排を全面的に否定することは師父の要求で、私たちが成し遂げなければならないことです。しかし、それに達成するためには、師父が法を正す角度から全面的に思考しなければなりません。そういう意味では、私たちの思惟を広げなければならないと思います。実は、師父は説法を通して、ずっと大法弟子の思惟を絶えず広げ、心性の度量を広げてくださっておられます。ただ私たちが悟るまでにはあまりにも時間がかかりすぎました。

 一、迫害についての認識

 迫害を言うと、昔大体の学習者は大法への迫害、大法弟子への迫害と理解していました。しかし、今、私たちははっきりと分かったのですが、大法弟子の未来は明るいもので、本当に迫害されているのは世の人々、衆生なのです。

 旧勢力の按排は本当に衆生を壊滅するためです。その按排下に壊滅する衆生の数量の甚だしさは昔の予言を見れば分かります。(貧しい人なら一万人に一千人が残り、金持ちなら、一万人に二、三人が残る)師父はこのように教えてくださいました。「大法弟子は既に衆生が救われる唯一の希望となりました。」(『正念』)法を正す過程は最後の時期に入って、大法弟子は初めて時間の緊迫性を感じ、衆生を救い済度することの緊迫性と難しさを感じるようになりました。だから、必ず旧勢力の按排したすべてを全面的に否定しなければなりません。それは別に大法弟子自身の被害を避けるのではなくて、衆生を救い済度する立場で全面的に否定するのです。

 また、昔、迫害の中身は普通の常人の次元に限られていました。例えば、大法弟子は迫害されて仕事を失うとか、さすらって身を落ち着けるところがないとか、不法に拘禁され、投獄されるとかいうようなことです。しかし、今はっきり分かったのですが、大法弟子が法を実証し、衆生を救い済度することを妨害するすべてはみな迫害なのです。今、世の人々と衆生はみな大法弟子に救われることを首を長くして待っているのに、安逸を求めさせ、ひいては邪な悟りをさせるように、旧勢力は間隔、抑制、誘惑などの手段で大法弟子の執着心を強め、常人から出られないように各方面から束縛しています。その目的は他ならぬそれらの壊滅しようとする世の人々及びそれに対応する無量の衆生を壊滅するためです。

 それから、旧勢力の按排で形成された世の中の恐怖な環境や虚言のマスコミも世の人々を壊滅するために仕掛けた罠なのです。表から見れば、大法弟子に対する迫害のように見えますが、実は世の人々を麻痺させ、自己保身させ、その目的は衆生を壊滅するためなのです。だから、全面的にそれらのすべての按排を否定しなければならないのです。

 二、いかに迫害に対処すべきか

 いかに迫害に対処すべきかというと、昔は自分自身或いは全体の漏れが邪悪に隙に乗じられたから、いかに内に向けて探すべきか、いかに救援すべきか、いかに邪悪を暴くべきかという認識に限られていました。勿論このすべては真剣に対処し、認識しなければなりません。しかし、この認識はまだ完全とは言えないのです。法を正す基点、旧勢力の按排を全面的に否定する立場から考えないと、理性上での昇華ができず、虎視眈々している邪悪な生命に妨害されて、認識は表面上の具体的な事柄に留まり、その裏にある邪悪の本当の目的を見通すことができなくなるのです。そうすると、大法によって与えられた知恵を十分に生かすことができず、常人の思惟に陥り、向上できなくなるのです。

 師父は『妨害を排除せよ』の中でおっしゃいましたが、「法はすべての執着、すべての邪悪、すべての虚言を破ることができ、法は正念を固めることができるのである」。師父が教えてくださった煉功しても功が伸びない二つの原因について、我々は内に向けて探すことは重要視していますが、高次元の法が分からなければ向上できないということを疎かにしやすいのです。それもたくさんの学習者が邪悪な環境で邪悪の悪行に立ち向かってどうすればいいか分からない消極的な状態に陥る根本的な原因ではないかと思います。

 2007年8月29日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/8/26/161463.html